**ずん
** 「194キロって新幹線並みなのだ!これで危険運転じゃないって、裁判所は目が腐ってるのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあまあ、ずん君。法律ってのは、感情じゃなくて要件で判断するでやんす。今回の争点は『進行を制御することが困難な高速度』に該当するかどうかでやんす。」
**やきう
** 「つまり、直線でふらつかんかったら何キロ出してもセーフってことやんけ。ワイも今度高速で300キロ出したろかな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「そんなわけないでやんす!高裁は『日常用語としての危険な運転』とは認めてるでやんす。ただ、法律の条文に当てはまらんかったってだけでやんす。」
**ずん
** 「じゃあ法律がおかしいってことなのだ!194キロで人を殺して懲役4年半って、コンビニ強盗より軽いじゃないのだ!」
**やきう
** 「せやな。これが日本の司法や。金持ちが高級車で人轢いても『過失』で済むんやで。庶民が万引きしたら即逮捕やのにな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「うーん、それは少し違うでやんす。高裁が指摘したのは、『同様のケースで過失運転致死傷罪を適用する裁判例が定着している』という点でやんす。つまり、判例の一貫性を重視したわけでやんす。」
**ずん
** 「判例の一貫性って...前例がクソなら、今回もクソってことなのだ?それって司法の怠慢じゃないのだ?」
**やきう
** 「ほんまそれ。裁判官も面倒臭いから前例踏襲しとるだけやろ。『被告に対してのみ特異な判断を維持できない』って、要はビビっとるんや。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ、確かに司法には保守性があるでやんす。でも、一審が走行実験のプロドライバーの証言を採用したのに対し、高裁は『車種が違うから証拠価値に乏しい』と否定したでやんす。科学的立証のハードルが高すぎるって批判もあるでやんすね。」
**ずん
** 「じゃあ、検察は被告と同じ車種で実験すればよかったってことなのだ?そんなの無理ゲーなのだ!」
**やきう
** 「検察も無能やな。194キロ出してる時点で『制御困難』やろ。ワイでもそう思うで。つーか、『妨害目的』でも立件しようとしてたんやろ?それも却下されとるやん。」
**でぇじょうぶ博士
** 「そうでやんす。検察は『妨害目的で接近し重大な危険を生じさせる速度』という別の類型でも主張してたでやんすが、これも認められなかったでやんす。要は、被害者の車が対向車線から右折してきたから、『妨害目的』は無理筋だったでやんすね。」
**ずん
** 「じゃあ、被害者が悪いって言いたいのだ?ふざけんなのだ!194キロで突っ込んでくる車なんて予測できるわけないのだ!」
**やきう
** 「せやで。これが『被害者にも過失がある』論法や。日本の裁判はいっつもこれや。レイプ被害者に『露出の多い服着てたから』とか言うのと同じやで。」
**でぇじょうぶ博士
** 「いやいや、高裁はそんなこと言ってないでやんす。ただ、危険運転致死罪の成立要件が厳格すぎて、極端な速度超過でも『過失』扱いになってしまう構造的問題があるでやんす。これは立法の不備でやんすね。」
**ずん
** 「じゃあ、国会議員が悪いってことなのだ?でも、あいつら自分たちも車乗るから、厳しくしたくないんじゃないのだ?」
**やきう
** 「それな。政治家も金持ちも、厳罰化されたら困るんや。だから法律がザルなんやで。庶民は電車で我慢しとけってことや。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ、確かに危険運転致死傷罪が制定されたのは2001年でやんすが、当初から『要件が厳しすぎる』って批判はあったでやんす。その後、2013年に『アルコール・薬物影響』や『病気影響』の類型が追加されたでやんすが、速度超過の扱いは曖昧なままでやんす。」
**ずん
** 「じゃあ、今後どうなるのだ?このまま194キロでも『過失』で済むのだ?」
**やきう
** 「多分な。遺族がいくら怒っても、裁判所は前例踏襲するだけや。『司法と国民の感覚が違う』って記事にもあるやろ?要は裁判所が国民舐めとるんや。」
**でぇじょうぶ博士
** 「うーん、ただ最高裁まで争えば、また違う判断が出る可能性もあるでやんす。あと、世論が高まれば法改正の機運も出てくるかもしれんでやんす。2013年の改正も、飲酒運転の悪質事故が社会問題化したからでやんすし。」
**ずん
** 「じゃあ、もっと事故が起きて騒ぎにならないと変わらないってことなのだ?それって、また誰かが死ぬまで待てってことなのだ?」
**やきう
** 「せやで。日本の司法は常に後手後手や。痴漢もストーカーも、被害者が何人も死んでからやっと動くんや。今回も同じやろな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ、現実問題として、法律ってのは『最大公約数』で作られるでやんすからね。感情論だけで厳罰化すると、冤罪のリスクも増えるでやんす。バランスが難しいでやんす。」
**ずん
** 「バランスって...194キロで人殺して懲役4年半のどこがバランスなのだ!?博士は冷血漢なのだ!」
**やきう
** 「まあまあ、博士も所詮は頭でっかちの研究者や。現実の痛みなんて分からんのやで。ワイらも所詮は傍観者やしな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「いやいや、おいらだって遺族の気持ちは分かるでやんす。ただ、感情だけで法律動かしたら、それこそ魔女狩りになるでやんす。難しいところでやんすね。」
**ずん
** 「じゃあ結局、僕たちには何もできないってことなのだ...?」
**やきう
** 「そらそうよ。ワイらが騒いだところで、裁判所も国会も動かんわ。せいぜい、自分が194キロ出さんように気をつけるくらいやな。」
**ずん
** 「...じゃあボク、免許取るのやめるのだ。こんな世の中で車運転したら、加害者になっても被害者になっても地獄なのだ...」