ずん
「降下訓練始め」で空挺降下が中止って、看板に偽りありすぎなのだ!これ詐欺じゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
これは自然災害みたいなもんでやんす。風速15メートルの中で降下したら、隊員が民家の屋根に突っ込んで、正月早々「空の宅配便」になってしまうでやんすよ。
やきう
ワイ、去年も見に行ったんやけど、今年は犬型ロボットが見れるって聞いて楽しみにしとったのに、これかい。
でぇじょうぶ博士
あの四足歩行ロボットは、米ボストン・ダイナミクス社の「Spot」の系譜でやんすね。偵察や物資運搬に使えると期待されてるでやんす。
ずん
でも風で転んだんでしょ?ダメダメロボットじゃないのだ。
やきう
せやな。瞬間風速15メートルで倒れるって、ワイの立ちションレベルやん。使えんわ。
でぇじょうぶ博士
いやいや、試験段階だからこその貴重なデータでやんす。実戦配備前に弱点を把握できるのは重要でやんすよ。
でぇじょうぶ博士
将来的には爆発物処理や危険地域の偵察に使えるでやんす。ただし、現状では「高価な電動おもちゃ」の域を出ないでやんすけどね。
やきう
つまり税金の無駄遣いってことやろ?ワイらの血税がロボット犬のコケ芸に消えとるんか。
でぇじょうぶ博士
むむむ、そう言われると反論できないでやんす。ただ、技術革新には失敗がつきものでやんすからね。
ずん
でもさ、普天間より住宅密集地ってヤバすぎなのだ。なんでそんなとこで訓練してるのだ?
でぇじょうぶ博士
習志野演習場は戦前からある歴史的な場所でやんす。演習場が先にあって、後から住宅が増えたんでやんすよ。
やきう
要は、軍隊の隣に勝手に住み始めた奴らが文句言うとるだけやろ?自業自得やん。
でぇじょうぶ博士
まあ、そういう面もあるでやんすが、今や演習場の幅500メートルしかないでやんすからね。パラシュート降下には狭すぎるでやんす。
ずん
じゃあもっと広いとこでやればいいじゃないのだ!
でぇじょうぶ博士
それができれば苦労しないでやんす。広大な演習場を都心近郊に確保するのは、砂漠で氷を作るくらい難しいでやんすよ。
やきう
結局、見世物としての「降下訓練始め」が成立せんくなってきとるってことやな。もう終わりやん。
でぇじょうぶ博士
そうでやんすねぇ。住宅問題、気候変動、技術の過渡期...全部が絡み合って、伝統行事が存続の危機でやんす。
ずん
でも一番の問題は、あの犬型ロボットが風で転んだことなのだ!あれ見て誰が安心できるのだ!
やきう
ほんまそれな。敵が攻めてきたら「ちょっと風強いんで戦えません」って言うんか?
でぇじょうぶ博士
実際、悪天候は軍事作戦の大敵でやんす。ノルマンディー上陸作戦も天候待ちでしたし...
ずん
つまり、ロボット兵器の現在地は「風に弱い犬」ってことでいいのだ?
でぇじょうぶ博士
まあ、そう言われると反論できないでやんすね。ただ、この失敗から学んで改良するのが技術開発でやんすから...
やきう
改良する前に予算切られるパターンやろ。ワイ、このロボット犬、来年はメルカリで売られとると思うで。
ずん
それよりボク気になるのだ。「空の神兵」が流れなかったって、それ一番の問題じゃないのだ?
でぇじょうぶ博士
確かに、テーマソングなしのイベントは、BGMのない映画みたいなもんでやんすね。盛り上がりに欠けるでやんす。
やきう
つまり今年の降下訓練始めは、降下なし、テーマソングなし、ロボット転倒ありの三重苦やったってことか。
ずん
最悪なのだ!でもある意味、現代日本の自衛隊の現状を如実に表してるってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
鋭い指摘でやんす。予算削減、人員不足、装備の旧式化...全部が詰まってるでやんすね。
やきう
で、その状況で「ロボット兵器で解決や!」って導入したら風で転ぶと。笑えんわ。
ずん
でもさ、考えたらこのロボット犬、風で転んでも死なないから人間より優秀なのだ!これ大発見じゃないのだ?