ずん
「ペンギンがクビになるらしいのだ!25年も働いてきたのに、突然『新しい次元に進化する』とか言われて追い出されるなんて、完全にブラック企業なのだ!」
やきう
「ワイもそう思うで。25年勤めたベテラン社員を『時代に合わん』言うてポイ捨てや。しかも退職金の話も一切なしやろ?典型的な『お前はもう用済みや』パターンやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、そう興奮しないでやんす。ペンギンは『スイカ』だから選ばれたわけでやんすが、確かにSuicaってもはやスイカ要素ゼロでやんすからね。電車乗るのも買い物するのも全部デジタルでやんす。」
かっぱ
「せやけど、ペンギンめちゃくちゃ可愛いやんけ!あのシンプルなデザインが良かったんやろ?新キャラとか言うて、変な萌えキャラとか出されたら最悪やで。」
ずん
「そうなのだ!次は『Suicaちゃん』とか『スイカ美ちゃん』みたいなアニメキャラになったらどうするのだ!?オタク向けにグッズ展開されて、コミケで抱き枕カバーとか売られちゃうのだ!」
やきう
「それはそれで需要あるやろ。むしろJR東は商機を逃しとるわ。オタクから搾り取る絶好のチャンスやのに。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...でもJR東が『愛称募集』とか言ってる時点で、もう迷走してるでやんすよ。大衆に名前決めさせるなんて、『山崎邦正』を『月亭方正』にしたときみたいな悲劇が起こるでやんす。」
かっぱ
「確かにな。ネット民に任せたら『スイカマン太郎』とか『ペンギン2号』とか『前のやつの方が良かった』とか応募されるで絶対。」
ずん
「それよりも問題なのは、ペンギンが何も悪いことしてないのにクビになることなのだ!これって不当解雇じゃないのだ!?労働基準監督署に訴えるべきなのだ!」
やきう
「キャラクターに労働基準法は適用されへんやろ...お前アホか。でもワイが気になるんは、『新しい次元に進化』ってなんやねん。Suicaが突然メタバースに対応するんか?」
でぇじょうぶ博士
「おそらくAIとかブロックチェーンとか、そういう流行りの技術を取り入れるつもりでやんすね。でも結局『タッチして改札通る』という基本は変わらないでやんす。まるで『俺は変わったんだ』と言いながら中身は何も変わってない中年男性みたいなもんでやんす。」
ずん
「でも正直、ペンギンじゃなくなったらSuicaじゃない気がするのだ。もう『Suica』って名前も変えちゃえばいいのだ!『Densha』とか『Train Card』とかにすればいいのだ!」
やきう
「それはダサすぎやろ...お前のネーミングセンス終わっとるで。つーか、PASMOとかICOCAとか他のカードもあるのに、Suicaだけが妙に人気あるんはペンギンのおかげやったんちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!ペンギンというキャラクターが『無機質な電子マネー』を『親しみやすい存在』に変えたんでやんす。これを捨てるのは、マクドナルドがドナルドを捨てるようなもんでやんすよ。」
かっぱ
「まあでも、時代は変わるもんや。ワイも昔は髪の毛あったけど、今はツルツルやからな。そういうもんや。」
やきう
「で、結局新キャラは何になるんやろな。ワイの予想では『AI搭載のロボット』とかそういう無機質なやつやと思うで。」
でぇじょうぶ博士
「可能性は高いでやんすね。でも『親しみやすさ』とか『シンプルなデザイン』とか言ってる時点で、結局ペンギンの劣化版ができるだけでやんす。まるでジェネリック医薬品みたいに『効果は同じですが本物ではありません』状態でやんす。」
ずん
「じゃあもう、いっそのことペンギンの息子とか娘とか設定すればいいのだ!『スイカのペンギンJr.』とか!そしたら世代交代もスムーズなのだ!」
やきう
「それやったら最初から交代せんでええやろ...お前ほんまアホやな。」
かっぱ
「でもな、ワイが一番気になるんは、ペンギンが引退した後どうなるかや。まさか『過去のキャラクター』として歴史から消されるんか?」
でぇじょうぶ博士
「おそらくそうなるでやんす。企業というのは残酷でやんすからね。『新しい顔』ができたら『古い顔』は用済みでやんす。まるで芸能界の若手とベテランの関係みたいなもんでやんす。」
ずん
「それは悲しすぎるのだ...ボク、ペンギンのグッズ全部買い占めて、メルカリで高値で売るのだ!引退したら絶対プレミアつくのだ!」
やきう
「お前、さっきまで同情してたのに結局金のことしか考えてへんやんけ!クズやな!」
ずん
「だって、ペンギンが可哀想なのと、ボクが儲けるのは別の話なのだ!資本主義社会では当然の行動なのだ!」