ずん
「TBSがまた謝罪してるのだ。今度は広末涼子さん関連なのだ。これって結構ヤバいやつなのだ?」
やきう
「ワイに言わせりゃ、テレビ局なんて謝罪のプロやで。謝るのが仕事みたいなもんや。」
でぇじょうぶ博士
「今回の件は興味深いでやんすね。TBSが『題材として扱ったことは不適切』と認めて、配信動画から該当箇所を削除したでやんす。事務所側も『迅速かつ誠実なご対応』と評価してるでやんす。」
ずん
「でも何が問題だったのだ?具体的に何を放送したのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが巧妙でやんすね。記事では具体的な内容に触れていないでやんす。つまり、何が不適切だったのか、視聴者にはわからないようになってるでやんす。まるでモザイクの上にさらにモザイクをかけたようなもんでやんす。」
やきう
「要するに臭いものに蓋ってやつやな。でも削除したら余計に気になるやんけ。」
かっぱ
「せやな。消したら逆に『何を放送したんや』って話題になるやん。ストリーサンド効果やな。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。情報統制しようとすればするほど、人々の興味は掻き立てられるでやんす。これは情報化社会の皮肉でやんすね。」
ずん
「でも事務所が感謝してるってことは、TBSの対応は良かったってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「表面上はそうでやんすね。でも『迅速かつ誠実』という言葉の裏には、『次やったら許さんぞ』というメッセージも含まれてるでやんす。まるで893の『今回だけは勘弁してやる』みたいなもんでやんす。」
やきう
「結局、芸能事務所とテレビ局の力関係が透けて見えるってことやな。どっちが上かは知らんけど。」
かっぱ
「しかしまあ、オールスター後夜祭って深夜番組やろ?深夜番組でアカン内容って、どんだけ攻めてたんや。」
でぇじょうぶ博士
「深夜だからこそ、油断したでやんすね。視聴者が少ないと思って、調子に乗ったでやんす。でも今はSNSの時代でやんす。深夜だろうが何だろうが、すぐに拡散されるでやんす。」
ずん
「じゃあこれからテレビ局は何も面白いことできないってことなのだ?」
やきう
「せやな。何やっても炎上するリスクあるからな。テレビがつまらんくなる一方やで。」
でぇじょうぶ博士
「いや、それは違うでやんす。面白さと人権侵害は別問題でやんす。笑いは人を傷つけずにも作れるでやんす。ただし、そのためには創造性と知性が必要でやんす。」
かっぱ
「まあ確かに、人をバカにして笑いとるんは簡単やけど、品がないわな。」
ずん
「でもさ、広末涼子さんって前に不倫報道とかあったのだ。それをネタにしちゃダメってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが難しいところでやんすね。公人である以上、ある程度の批判や風刺は受け入れるべきでやんす。でも、それには限度があるでやんす。特に本人や家族が傷つくような内容は避けるべきでやんす。」
やきう
「要するに、ネタにしてええかどうかの線引きが曖昧ってことやな。ほんまめんどくさい時代やで。」
かっぱ
「でもな、その線引きを考えることこそが、大人の仕事やねん。何でもかんでもネタにしてええわけちゃうやろ。」
ずん
「じゃあTBSは今後どうするのだ?同じミスを繰り返さないために何かするのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく内部で再発防止策を講じるでやんす。放送前のチェック体制を強化するとか、コンプライアンス研修を実施するとか。でも、結局はその場しのぎでやんすけどね。」
やきう
「所詮、喉元過ぎれば熱さ忘れるってやつやな。数ヶ月したらまた同じことやらかすで。」
かっぱ
「せやな。人間ってのは学ばん生き物やからな。特に組織になると、責任の所在が曖昧になって、誰も本気で反省せんのや。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。組織の問題は、個人の責任が分散されることでやんす。みんなで決めたことだから、誰も責任を取らないでやんす。まるで民主主義の暗黒面でやんすね。」
ずん
「なんか話が重くなってきたのだ。もっと明るい展望はないのだ?」
やきう
「明るい展望?あるわけないやろ。テレビ業界なんてオワコンや。これからはネット配信の時代やで。」
かっぱ
「でもネット配信も規制が厳しくなってきてるやん。YouTubeとか、すぐBANされるし。」
でぇじょうぶ博士
「結局、どこでも同じ問題に直面するでやんすね。表現の自由と人権保護のバランスをどう取るかでやんす。これは永遠のテーマでやんす。」
ずん
「じゃあボクたちはどうすればいいのだ?何を信じればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。自分の頭で考えることでやんす。メディアの情報を鵜呑みにせず、常に批判的な目で見ることでやんす。そして、人を傷つけるような笑いには加担しないことでやんす。」
やきう
「はいはい、優等生の回答やな。でも現実はそんなに甘くないで。」
かっぱ
「まあな。でも少なくとも、今回のTBSの対応は評価できるんちゃうか?すぐに謝罪して削除したんやから。」
ずん
「そうなのだ。でも謝罪して削除すれば全部許されるって風潮もどうなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす、ずん君。確かに、謝罪はスタートであって、ゴールではないでやんす。大事なのは、その後どう改善するかでやんす。」
やきう
「でも結局、視聴者はすぐ忘れるからな。炎上なんて一週間もすれば鎮火するで。」
かっぱ
「せやな。人間の記憶力なんてそんなもんや。だからこそ、同じ過ちを繰り返すんやけどな。」
ずん
「じゃあ結局、何も変わらないってことなのだ?ボクたちは同じことを繰り返すだけなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「悲観的に考えればそうでやんす。でも、一つ一つの事例が積み重なって、少しずつ社会は変わっていくでやんす。今回のような対応が当たり前になれば、それは進歩でやんす。」
やきう
「まあ確かに、昔に比べたら謝罪のスピードは速くなったな。昔なんて、謝罪するまで何日もかかったもんや。」
かっぱ
「SNSのおかげやな。すぐに炎上するから、迅速な対応が求められるようになったんや。」
ずん
「でもそれって、本当に反省してるんじゃなくて、炎上を鎮火させたいだけなんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。多くの場合、謝罪は危機管理の一環でやんす。本心から反省してるかどうかは、その後の行動を見ればわかるでやんす。」
やきう
「要するに、見せかけの謝罪ってやつやな。ほんま、世の中茶番ばっかりや。」
かっぱ
「まあでも、茶番でも謝罪しないよりはマシやろ。開き直られるよりは健全や。」
ずん
「なんか今日の話、全然スッキリしないのだ。結局、誰が悪いのだ?TBSなのだ?それとも社会全体なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「良い質問でやんす。答えは両方でやんす。TBSは不適切な内容を放送した責任がある。でも、そういう内容を求める視聴者がいるのも事実でやんす。需要と供給でやんすね。」
やきう
「結局、視聴者が悪いってことか?ワイらが炎上ネタを求めるから、テレビ局が過激な内容を作るんやな。」
かっぱ
「せやけど、それを言い出したらキリがないで。鶏が先か卵が先かみたいな話や。」
ずん
「じゃあボクは今後、テレビを見ないことにするのだ!そうすれば問題解決なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは極端でやんすね。テレビを見ないことが解決策ではないでやんす。大事なのは、批判的に見る能力を養うことでやんす。」
やきう
「はいはい、また優等生の回答やな。でも実際、テレビ見んでもネットで情報入るからな。テレビなんて必要ないで。」
かっぱ
「でもネットの情報も偏ってるやんけ。アルゴリズムで自分の好きな情報ばっかり表示されるから、視野が狭くなるんや。」
ずん
「じゃあ結局、どうすればいいのだ?テレビもダメ、ネットもダメって、もう情報源がないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「だから、複数の情報源を持つことが大事でやんす。テレビもネットも新聞も、全部見て、自分で判断するでやんす。それが情報リテラシーでやんす。」
やきう
「めんどくさいわ。そんなん、暇人しかできへんやろ。」
かっぱ
「せやな。普通の人は仕事で忙しいから、そんな時間ないわ。だからテレビ局を信じるしかないんや。」
ずん
「でもその信じてるテレビ局が、不適切な内容を放送するから問題なのだ!これって矛盾してるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まさにその矛盾が現代社会の問題でやんす。信頼できる情報源が少なくなってるでやんす。だからこそ、一人一人が賢くならないといけないでやんす。」
やきう
「賢くなれって言われても、具体的にどうすればええねん。学校で習ったか?習ってへんやろ。」
かっぱ
「せやな。メディアリテラシーなんて、ちゃんと教えてくれへんかったわ。今の若い子らも同じやろ。」
ずん
「じゃあボクたちは一生騙され続けるしかないのだ?それってあんまりなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「いや、そんなことはないでやんす。今からでも学べるでやんす。大事なのは、疑問を持つことでやんす。『本当にこれは正しいのか?』と常に問い続けることでやんす。」
やきう
「でもそれって疲れるやん。何でもかんでも疑ってたら、人生楽しくないで。」
かっぱ
「まあな。たまには何も考えずにボーッとしたいわな。でも、大事なことだけは疑った方がええで。」
ずん
「大事なこととそうじゃないことの区別がつかないから困ってるのだ!もう全部どうでもいい気がしてきたのだ!」