ずん
「えっ、100円って...今152円なのに、そんなに円高になるのだ!?ボクのドル預金が爆死するのだ!!」
やきう
「お前、ドル預金なんて持ってへんやろ。持ってるのはせいぜいドルチ○のポイントカードくらいやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。ゴールドマンの予測は10年後の話でやんす。つまり2035年でやんすね。そのころずんは40代の中年でやんす。」
ずん
「いやそっちの方が絶望的なのだ!ボクの青春が終わってしまうのだ!」
かっぱ
「青春なんてとっくに終わっとるやろ。毎日コンビニ弁当食うてゲームしとるだけやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「話を戻すでやんすが、この予測の肝は『金融政策の正常化』でやんす。日銀がYCCという異次元緩和をやめて、普通の中央銀行に戻るということでやんすね。」
やきう
「つまりワイらの生活が地獄になるってことやな。金利上がったら住宅ローンも上がるし、企業の借金も膨らむで。」
ずん
「でも円高になったら輸入品が安くなるのだ!iPhoneが安く買えるのだ!」
かっぱ
「お前、今使ってるのAndroidの型落ちやんけ。iPhone買う金あるんか?」
でぇじょうぶ博士
「確かに円高は輸入品を安くするでやんすが、日本は輸出大国でもあるでやんす。円高で輸出企業が苦しむと、結局は給料が減る可能性もあるでやんすよ。」
やきう
「結局、庶民は詰んでるってことやな。円安でも地獄、円高でも地獄。もう終わりやこの国。」
かっぱ
「お前、英語喋られへんやろ。『This is a pen』しか言われへんやつが海外行ってどないすんねん。」
でぇじょうぶ博士
「それに10年かけて徐々に動くという予測でやんすからね。いきなりドカンと100円になるわけじゃないでやんす。市場は既にその可能性を織り込み始めているでやんすよ。」
やきう
「ゴールドマンの予測なんて当たったためしないけどな。こいつら自分らのポジショントークしてるだけやろ。」
でぇじょうぶ博士
「完全に信じる必要はないでやんすが、方向性としては理にかなってるでやんす。日本の金利が上がれば、円を持つメリットが増えるでやんすからね。今は金利差で円が売られまくってるでやんす。」
かっぱ
「つまり日銀が利上げしたら円高になるってことやな。でも日銀は利上げできるんか?借金まみれの日本政府が金利上昇に耐えられるんか?」
やきう
「無理やろな。利上げしたら国債の利払いだけで財政破綻するわ。結局、日銀は動けへんのちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「そこが難しいところでやんすね。高市首相は『アベノミクスの継承』を掲げてるでやんすが、同時にインフレは国民に不人気でやんす。板挟みでやんすね。」
やきう
「まあワイの予想やと、日銀は超スローペースで利上げして、10年後も120円くらいで終わりやと思うで。100円は夢物語や。」
でぇじょうぶ博士
「可能性としてはあり得るでやんすね。ゴールドマンの予測はあくまで『政策が正常化した場合』の話でやんすから。」
かっぱ
「お前、何も理解してへんかったんかい。最初から聞いとる意味ないやんけ。」
やきう
「まあ要するに、10年後の為替なんて誰にもわからんってことや。占い師の予言と同じレベルやで。」
ずん
「じゃあボクは今から10年間、毎日神社でお祈りするのだ!『円安でありますように』って!」
かっぱ
「お前の願いなんて神様も聞きたくないやろな...」
やきう
「つーか、お前が祈ったら逆に円高なるんちゃうか。疫病神やし。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、個人としてできることは限られてるでやんす。多様な資産を持つこと、つまり分散投資が大事でやんすね。円だけ、ドルだけ、株だけ、というのは危険でやんす。」
ずん
「なるほどなのだ!じゃあボクは円もドルもユーロも持つのだ!全部50円ずつ!」
やきう
「合計150円て。お前、子供の小遣いレベルやんけ。それで分散投資とか笑わせんな。」
でぇじょうぶ博士
「まあずんらしいでやんすね...。とにかく、10年後の為替は不確実でやんすが、金融政策の方向性は徐々に変わっていくでやんす。それに備えて知識をつけることが大事でやんす。」
ずん
「わかったのだ!じゃあボクは今から10年間、ゴールドマンのレポートを毎日読むのだ!...って無料で読めるのだ?」
やきう
「読まれへんわボケ。Bloomberg端末で年間数百万円かかるんやぞ。お前には一生縁のない世界や。」
ずん
「じゃあボクは10年後に向けて、まず年間数百万円稼げるようになるのだ!そのためには...まず今日はゆっくり寝るのだ!明日から本気出すのだ!」