**ずん
** 「藤井聡太が負けたのだ!これは日本の終わりの始まりなのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ落ち着くでやんす。王座戦で敗れて七冠から六冠になっただけでやんす。」
**かっぱ
** 「六冠『も』持っとるやんけ。普通の人間は一個も持ってへんのに。」
**ずん
** 「でも、完全無欠の藤井神話が崩れたってことなのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「神話も何も、人間でやんすからね。むしろ23歳で六冠保持とか、おいらから見たら宇宙人でやんす。」
**かっぱ
** 「お前は30過ぎて童貞やもんな。比較対象がおかしいわ。」
**やきう
** 「ワイが気になるんは、これで藤井ブームも終わりやないかってことやな。視聴率ガタ落ちちゃうか?」
**でぇじょうぶ博士
** 「それはないでやんす。むしろ『藤井聡太を倒せるのは誰だ!?』という新しい物語が始まるでやんす。」
**ずん
** 「なるほど…つまりボスキャラが一回倒されて、続編が始まったってことなのだ。」
**かっぱ
** 「お前の例えゲームしかないんか。外出ろや。」
**やきう
** 「しかしな、将棋界も大変やで。藤井一強体制が崩れたら、誰が客呼ぶねん。」
**でぇじょうぶ博士
** 「いやいや、むしろ群雄割拠の時代の方が面白いでやんす。戦国時代みたいなもんでやんすよ。」
**ずん
** 「じゃあボクも将棋始めれば、タイトル取れるチャンスなのだ?」
**かっぱ
** 「お前、駒の動かし方も知らんやろ。王将と玉将の区別ついてへんやろ。」
**やきう
** 「ていうか、藤井が負けたっちゅうことは、相手めっちゃ強いってことやんな?誰に負けたんや?」
**でぇじょうぶ博士
** 「記事には挑戦者の名前が書いてないでやんすが、王座戦の挑戦者ですから相当な実力者でやんす。」
**ずん
** 「名前すら書かれてない…これは黒幕の陰謀なのだ!」
**かっぱ
** 「陰謀論好きやな。単純にNHKの記事が雑なだけやろ。」
**やきう
** 「でも考えてみ?七冠全部持っとる状態って、逆にプレッシャーえげつないやろな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「その通りでやんす。防衛戦ばかりで攻める楽しみがなくなるでやんす。ある意味、一つ手放して楽になったかもしれないでやんすね。」
**ずん
** 「なるほど…つまり藤井聡太は戦略的に負けたってことなのだ!」
**かっぱ
** 「そういう屁理屈やめろ。普通に負けただけや。」
**やきう
** 「しかしこれで他の棋士もチャンス出てきたやろ。『藤井から奪取』とか実績になるしな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「でやんすね。まるで『ドラゴンスレイヤー』の称号を得るようなもんでやんす。履歴書に書けるレベルでやんす。」
**ずん
** 「ちょっと待つのだ。じゃあ今後藤井聡太が全タイトル失ったら、どうなるのだ?」
**かっぱ
** 「まだ六つもあるのに、何言うてんねん。お前の貯金額より多いやろ。」
**やきう
** 「というか、六冠でも十分化け物やろ。ワイら凡人が心配することちゃうわ。」
**でぇじょうぶ博士
** 「そうでやんす。むしろこれで将棋界全体が活性化して、新しいスター誕生のチャンスでやんすよ。」
**ずん
** 「そっか…じゃあボクも今から将棋始めて、10年後には七冠目指すのだ!」
**かっぱ
** 「10年後、お前は部屋から出られるようになっとるかの心配が先やろ。」
**やきう
** 「ていうか、藤井が六冠に減ったニュースより、大谷が2ホームラン打ったニュースの方が扱い大きいんちゃうか?」
**でぇじょうぶ博士
** 「それはメディアの判断でやんすが、確かに野球の方が視聴者は多いでやんすね。」
**ずん
** 「つまり、将棋より野球の方が偉いってことなのだ?」
**かっぱ
** 「偉いも何も、お前そういう単純比較する癖やめろや。」
**やきう
** 「でも正直、『七冠から六冠』より『ゼロ本塁打から2本塁打』の方がインパクトあるわな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「統計学的には、増加率で言えば無限大でやんすからね。ゼロから何かが生まれる方が奇跡的でやんす。」
**ずん
** 「じゃあボクも今日から何か始めれば、無限の成長率を記録できるのだ!」
**かっぱ
** 「お前が今日始めるんは、せいぜいスマホゲーの新作やろ。成長率もクソもないわ。」
**やきう
** 「結局のところ、藤井の今後はどうなるんや?また七冠復帰すんのか?」
**でぇじょうぶ博士
** 「それは誰にもわからないでやんす。ただ、彼の実力なら十分可能性はあるでやんすよ。」
**ずん
** 「よし、じゃあボクが予言するのだ!藤井聡太は来年、八冠になるのだ!」