ずん
「これは...きたのだ!家系ラーメンが健康食品認定されたのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ちょっと待つでやんす。認定されたわけではないでやんす。」
やきう
「ワイ、毎日壱角屋通っとるけど、健康診断でメタボ判定食らったで。これどういうことや?」
ずん
「でも記事には医師も推奨するって書いてあるのだ!ボク、これからライス大盛りで攻めるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...記事をちゃんと読むでやんす。スープを飲み干さない、ごはんを調整する、これが前提でやんす。」
やきう
「つまり家系ラーメンの美味しいところ全部捨てろってことやんけ。それもう家系ラーメン食う意味ないやろ。」
ずん
「むむむ...じゃあ結局、体に悪いってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす。豚骨スープの白濁は主にコラーゲンの乳化でやんす。アミノ酸も豊富で、実は栄養価は高いでやんす。」
やきう
「コラーゲン?女子が喜びそうな単語出してきたな。でも家系ラーメン屋におる客、ほぼオッサンやぞ。」
ずん
「そういえば、家系ラーメン店って2014年から倍増してるのだ。ということは...」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。日本人のストレスが倍増した証拠でやんすね。濃厚スープで心を癒やしているでやんす。」
やきう
「ワイらの心の拠り所が健康食品扱いされるとか、なんか複雑やわ。」
ずん
「でも、菓子パンやカップ麺よりマシって言われてるのだ。つまり...」
でぇじょうぶ博士
「比較対象のレベルが低すぎるでやんす。『毒より薬』と言ってるようなものでやんすよ。」
やきう
「カップ麺メーカーに喧嘩売っとるやんけ、この記事。」
ずん
「じゃあ結局、何をどう食べればいいのだ?ボク混乱してきたのだ!」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。家系ラーメンは週1回程度、スープ半分残し、ライス抜き。これで健康的に楽しめるでやんす。」
やきう
「それ、もはや拷問やろ。美味いスープ残すとか、ワイには無理や。」
ずん
「むしろボクは、家系ラーメンの進撃を支えてるのが『東京チカラめし』の業態転換って方が衝撃なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすね。63店舗が一斉に家系に転換して128店舗まで増えたでやんす。まさに起死回生でやんすね。」
やきう
「チカラめし懐かしいわ。あれ潰れたと思ってたのに、豚骨スープで復活しとったんか。」
ずん
「つまり、濃厚なものは日本人の心を掴むってことなのだ!淡麗なスープより濃厚な方が売れる時代なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは違うでやんす。セントラルキッチン方式で品質を均一化したことが成功の鍵でやんす。」
やきう
「要はマクドナルドと同じ戦略やん。いつでもどこでも同じ味。日本人、不安症すぎやろ。」
ずん
「でもボク、毎回違う味の方が楽しいと思うのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは少数派でやんす。大衆は安定を求めるでやんすよ。人生に変化を求めないのと同じでやんす。」
やきう
「今、めちゃくちゃ深いこと言うたな、博士。」
ずん
「じゃあ、家系ラーメンが健康にいいかどうかより、心の安定に貢献してるってことが重要なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、そういうことでやんすね。ストレス社会の日本で、濃厚スープは心のセーフティネットでやんす。」
やきう
「それ、もう完全に依存症の理論やんけ。厚労省仕事しろや。」
ずん
「ということは、ボクは明日から家系ラーメンで心の健康を保つのだ!血管も修復されるし一石二鳥なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...だから、スープは飲み干すなと何度言えば...」
やきう
「もうええわ。こいつには何言っても無駄や。」
ずん
「あ、そうだ!ライスを玄米に変えれば完璧な健康食なのでは?これ、ボクの大発見なのだ!」