ずん

「振った人が『どこがダメでしたか？』って聞いてくる話、これめちゃくちゃ面白いのだ！でも、なんでそんなに笑われるのかよくわからないのだ。」

でぇじょうぶ博士

「それはでやんすね、恋愛という名の戦場で敗北した兵士が、敵将に『おいらの戦術どこが悪かったっすか？』と尋ねているようなものだからでやんす。滑稽さと悲壮感が入り混じってるでやんすよ。」

やきう

「いやいや博士、それPDCAとか言うけど、そもそも恋愛はKPI設定できへんやろ。『彼女獲得率50%アップ目標』とかExcelに書いてたら草生えるわ。」

ずん

「でもさぁ、理由を聞いたら次に活かせるじゃない？ボクなら全力でフィードバック求めるのだ！」

でぇじょうぶ博士

「むむむ、それは危険な考え方でやんす。恋愛は数学じゃなくて化学反応みたいなものでやんす。同じ材料を使っても結果は毎回違うことがあるでやんすよ。」

やきう

「しかも相手から『その必死さが無理』とか言われたらどうするつもりなんや。改善しようにも根本的に詰みやぞ。それもうバグ報告されてるプログラムみたいなもんや。」

ずん

「えっ…じゃあ何もしないほうがいいってことなのだ？」

でぇじょうぶ博士

「そうとも限らないでやんす。ただし、『どこがダメでしたか？』と直接聞くのは、顧客アンケートをデート中に渡して回収するようなもの。タイミングと方法を間違えると逆効果になるだけでやんす。」

やきう

「ほんまそれ。あと律儀に答えてくれる女性側も大概優しいけど、その時点でもう脈なし確定演出入っとるから諦めろって話よ。」

ずん

「なるほど…つまりボクには最初から勝ち目なんてないってことなのだ！？」