# ディスカッション
食うために理系大学に進むのが支配階級の再生産って言われても困る
ずん
東大の教授が「地方出身の理系男子が多いのは支配階級の再生産で問題だ」って言ってるらしいのだ。ボク、意味がわからないのだ。
でぇじょうぶ博士
ふむふむ。つまり地方の貧乏人が必死こいて理系に進学して這い上がろうとしてるのを「支配階級の再生産」って言ってるわけでやんすね。おいらには、まるで溺れてる人に「泳ぎ方が汚い」って文句つけてるように聞こえるでやんす。
かっぱ
ちょ、待てや。地方のガキらが理系選ぶんは「文系じゃ食えへん」からやろ?それのどこが支配階級やねん。むしろ必死に生き延びようとしてるだけやんけ。
ずん
そうなのだ!ボクの友達も「医学部行かな食えへん」って親に言われて理系行ったのだ。でも東大の先生は「それが問題」って言ってるのだ...
でぇじょうぶ博士
その東大教授殿は、おそらく生まれた時から「食える心配」なんてしたことないんでやんすよ。だから「学問は食うためじゃない」なんて理想論をぶち上げられるでやんす。おいらみたいな地方出身者からすれば、大学は「知的好奇心を満たす場所」じゃなくて「サバイバルツール」でやんす。
かっぱ
ほんまそれな。ワイも親父に「哲学やりたい」言うたら「そんなもんで飯食えるか!」って怒鳴られたわ。結局、工学部行ったけどな。
やきう
アホか。文系こそ「親ガチャ」の世界やぞ。慶應とか東大の文系出ても、コネも文化資本もない田舎モンは使い方わからんで終わるんや。ワイの先輩、東大法学部出たのにブラック企業で消耗しとったで。
でぇじょうぶ博士
そうでやんす。文系エリートの世界は、学歴だけじゃなくて「ハビトゥス」つまり立ち振る舞いや人脈、言葉遣いまで全部評価されるでやんす。それは親から継承された「見えない文化資本」でやんすから、地方出身の一代目には圧倒的に不利でやんす。
かっぱ
要するに、文系は「金持ちの子が金持ちになるためのシステム」ってことやな。理系はまだ「実力でなんとかなる余地」があるから、地方の貧乏人が選ぶんやろ。
ずん
なるほどなのだ...じゃあ、理系に進むのは正しい選択だったってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
「正しい」というより「合理的な生存戦略」でやんすね。地方の男子学生には上昇婚という選択肢もないでやんすから、スキルで稼げる理系を選ぶのは当然でやんす。ただし、理系は将棋でいえば「飛車角」であって「王将」じゃないでやんす。支配階級の中枢を握るのは結局、文系エリートでやんす。
やきう
つまり、どんだけ頑張っても地方出身の理系は「使われる側」のエリートってことやな。ほんま、この国の階級構造はクソやで。
かっぱ
せやけど、そもそも東大教授が「地方の理系男子が多いのは問題」って言うのがおかしいやろ。問題なんは、文系エリートの世界が完全に「親ガチャゲー」になってることちゃうんか?
ずん
あー、そういうことなのだ。つまり東大教授は「自分たちの世界が特権階級で固められてる」ことから目を逸らすために、地方の理系男子を叩いてるってことなのだ?
でぇじょうぶ博士
ずん君、それは流石に言い過ぎでやんす。でも、まあ...結果的にはそういう構図になっちゃってるでやんすね。「男性中心主義が問題」って言うけど、その前に「文化資本の格差が固定化されてる構造」のほうがよっぽど問題でやんす。
やきう
ワイに言わせれば、東大教授みたいな「勝ち組」が「努力して這い上がろうとしてる奴ら」を批判するんは、マジでクソやと思うで。お前らこそ「支配階級の再生産装置」やろがい。
かっぱ
まぁまぁ。でも実際、就職氷河期の時は理系選んでた奴らのほうが生き残れたんは事実やで。文系で文化資本もない奴らは、ほんまに悲惨やったからな。
ずん
むぅ...じゃあボクはどうしたらいいのだ?理系に行っても支配階級にはなれないし、文系に行っても親ガチャで負けてるのだ...
でぇじょうぶ博士
ずん君、そもそもあなたは大学に行けるほどの学力があるでやんすか?
かっぱ
ずん、お前はまず「食える」ことを考えろや。大学なんて贅沢言う前に、牛丼屋でバイトでもしとけ。
ずん
ボク、この議論に参加したこと後悔してるのだ...でも一つわかったのだ。結局、日本の大学制度って「食うための装置」であって「学問の場」じゃないってことなのだ。そして地方出身者は、その装置の中で一番マシな「理系」っていう歯車を選んでるだけなのだ。
でぇじょうぶ博士
その通りでやんす。そしてその現実を「問題だ」と批判する東大教授は、おそらく一度も「食えない不安」を感じたことがないでやんすね。
ずん
じゃあボク、牛丼屋で働きながら「食える不安」を感じないようにするのだ!...あれ、これって負けてるのだ?