**ずん**
「ビリヤニって、なんかもうコンビニでも売ってるのだ。これ、日本の食文化の終わりの始まりなのだ?」
**でぇじょうぶ博士**
「終わりでやんすか?いやいや、これは始まりでやんす!日本人の『なんでも炊き込みご飯にしちゃう病』が、ついにインド料理にまで到達したんでやんす。」
**やきう**
「炊き込みご飯病って何やねん。ワイらの先祖、縄文時代から何でも混ぜ込んどるやろが。」
**でぇじょうぶ博士**
「そうでやんす。日本人は稲作を始めた瞬間から、『これ、米と一緒に炊いたらうまいんちゃう?』って考える民族でやんす。もはやDNAレベルでやんすよ。」
**ずん**
「でもビリヤニって、本場ではすごい手間かけて作るんでしょ?それをフライパン1つってさぁ...インド人怒らないのだ?」
**やきう**
「怒るわけないやろ。インド人もカレー粉使っとるし、もう世界中で魔改造されとるわ。」
**でぇじょうぶ博士**
「まさにその通りでやんす。料理ってのは、伝播する過程で必ず変化するんでやんす。ラーメンも餃子も、もう原型留めてないでやんすからね。」
**ずん**
「じゃあボクもビリヤニ作ってみようかな...でも30分漬け込むとか、めんどくさいのだ。」
**やきう**
「お前、インスタントラーメン作るのすら3分待てへんやろ。30分とか無理やわ。」
**でぇじょうぶ博士**
「しかもバスマティライスって、普通のスーパーには売ってないでやんす。ネットで買うか、輸入食品店まで行かなきゃダメでやんす。ずんには無理でやんすね。」
**ずん**
「...え、ネットで買えばいいじゃん。ボクできるのだ。」
**やきう**
「できるわけないやろ。お前、Amazonで買い物カゴに入れて満足して、結局買わんタイプやろ。」
**でぇじょうぶ博士**
「ところでやきう君、この記事で気になったのはシナモンスティックでやんす。コーヒーや紅茶に入れるって書いてるでやんすけど、実際やってる人見たことないでやんす。」
**やきう**
「そらそうよ。意識高い系が『今日はシナモンスティック入れてみました〜♪』ってインスタに上げるためだけのアイテムやからな。」
**ずん**
「でもさ、ガラムマサラだけで作れるって書いてあるし、意外と簡単なのかもしれないのだ。」
**でぇじょうぶ博士**
「甘いでやんす。レシピには書いてないけど、フライパンに焦げ付いたビリヤニを剥がす作業が地獄でやんす。おいらの計算だと、食べる時間の3倍は洗い物に時間かかるでやんす。」
**やきう**
「結局、外食が最強ってことやな。専門店で食うビリヤニの方が絶対うまいわ。」
**ずん**
「でも専門店って高いじゃん...自分で作れば安上がりなのだ!」
**でぇじょうぶ博士**
「計算してみたでやんすか?鶏もも肉、バスマティライス、ガラムマサラ、ヨーグルト...全部揃えたら、専門店で食べるのと変わらないでやんす。しかも失敗のリスク付きでやんす。」
**やきう**
「ほんまやな。時給換算したら大赤字やわ。」
**ずん**
「じゃあ結局、コンビニのビリヤニ弁当が最強ってことなのだ?」
**でぇじょうぶ博士**
「...それを言ったら、この記事の存在意義が消えるでやんす。」
**やきう**
「でも正直、フライパン炊き込みビリヤニって、日本人の『楽したいけど本格的っぽく見せたい』欲の結晶やろ。」
**ずん**
「ボクそれでいいと思うのだ。だって、本格的に作る時間あったら、その時間でバイトして専門店で食べた方が効率的なのだ。」
**でぇじょうぶ博士**
「おや、珍しくずんがまともなこと言ったでやんす...」
**やきう**
「いや待て。お前バイトしてへんやろ。」
**ずん**
「...ボク、コンビニでビリヤニ弁当買ってくるのだ!これが真の効率化なのだ!」