ずん
「はかせ、都市部のマンションで機械式駐車場がガラガラで大変なことになってるらしいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。若者の車離れが進んで、機械式駐車場は空きだらけ。でもメンテナンス費用は年間数百万円もかかる金食い虫でやんす。」
やきう
「ワイの住んでるマンションもそうや。誰も使わんのに維持費だけバカ高い。こんなん詐欺やろ。」
ずん
「えっ、使わないのにお金取られるのだ?そんなのおかしいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「機械式駐車場は精密機械でやんすからね。動かさなくても定期点検やら部品交換やらで金がかかるでやんす。まるで寝たきりの高齢者を介護してるようなもんでやんす。」
やきう
「で、取り壊すにも金かかるんやろ?もう詰んどるやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「それは危険でやんす。放置すれば故障して事故が起きるかもしれないでやんす。そうなったら管理組合の責任問題になるでやんすよ。」
やきう
「つまり、どう転んでも地獄ってわけか。ワイら住民はただのATMやな。」
ずん
「うぅ...じゃあ、外部に貸し出せばいいのだ!近所の人に貸して儲ければ万事解決なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それが記事で言う"秘策"でやんすね。でも制度の壁があるでやんす。多くのマンションの管理規約では、外部への貸し出しが禁止されてるでやんす。」
やきう
「ルール変えたらええやんけ。何が壁やねん。」
でぇじょうぶ博士
「管理規約の変更には住民の4分の3以上の賛成が必要でやんす。高齢者が多いマンションでは、変化を嫌がる人も多くて合意形成が難しいでやんすよ。」
ずん
「なんだか民主主義って面倒なのだ...独裁政治のほうが効率的じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、民主主義は最悪を避けるシステムであって、最善を生むシステムではないでやんすからね。でも独裁よりはマシでやんす。」
ずん
「じゃあもう、機械式駐車場を全部撤去して、そこに何か別のもの作ればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「撤去費用は1基あたり数百万円でやんす。30台分あれば億単位でやんすよ。そんな金、どこから出すでやんすか?」
やきう
「修繕積立金から出すんやろ?でもそんなことしたら、他の修繕ができんくなるやんけ。」
ずん
「むぅ...じゃあクラウドファンディングで集めるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「誰が『うちのマンションの駐車場撤去に協力してください』なんてプロジェクトに出資するでやんすか。おいらでも出さないでやんす。」
やきう
「ワイもや。他人のマンションの問題なんか知らんわ。」
ずん
「じゃあ、駐車場を改造してトランクルームにするのだ!これなら需要あるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「おお、それは面白い発想でやんすね。実際、一部のマンションではトランクルームやシェアサイクル置き場に転用してるでやんす。」
やきう
「でも結局、改造費用かかるんやろ?元取れるんか?」
でぇじょうぶ博士
「トランクルームの需要は都市部では高いでやんすが、初期投資を回収するには10年以上かかることもあるでやんす。その間に建物が老朽化したらどうするでやんすか?」
ずん
「もう何もかも面倒なのだ...ボク、マンションなんて買わないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「実はこの問題、日本の都市計画の失敗でもあるでやんす。バブル期に『車は一家に一台』という前提で建てられたマンションが、今になって時代遅れになってるでやんすよ。」
やきう
「つまり、当時の役人と業者が無責任やったってことやな。ツケは全部住民に回ってくるんや。」
ずん
「なんだか日本全体がそんな感じがするのだ...年金も借金も全部ツケ回しなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんすね。日本は『問題の先送り』が国技みたいなもんでやんすから。」
でぇじょうぶ博士
「おそらく、維持費が払えなくなったマンションから順番に廃墟化していくでやんす。そして最終的には行政が税金で処理することになるでやんすよ。」
ずん
「えっ、それってボクたちの税金で尻拭いするってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。マンション住民だけの問題じゃなく、最終的には社会全体のコストになるでやんす。」
やきう
「ふざけんなや。ワイは一軒家やから関係ないと思っとったのに。」
ずん
「じゃあボクたちにできることって何があるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「個人レベルでは、マンション購入時に駐車場の空き率や管理状況をチェックすることでやんすね。あとは管理組合の議論に積極的に参加することでやんす。」
やきう
「めんどくさ。ワイ、そういうの嫌いやねん。」
でぇじょうぶ博士
「そうやって無関心でいると、気づいたときには手遅れになってるでやんすよ。まるで茹でガエルでやんす。」
ずん
「うーん、でもボクは賃貸派だから関係ないのだ!」
やきう
「賃貸も結局、大家がマンション持っとったら家賃に影響するやろ。お前、ホンマにアホやな。」
ずん
「ぐぬぬ...じゃあ、もう車社会をやめて、みんな自転車で生活すればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それはそれで極端でやんすが、実際にシェアサイクルや公共交通機関の充実で車が不要になってきてるのは事実でやんすね。」
やきう
「でもな、田舎じゃ車ないと生活できんで。都市部だけの話やろ。」
でぇじょうぶ博士
「田舎は平置き駐車場が主流でやんすから、機械式駐車場問題はほぼないでやんす。これは都市部特有の問題でやんすね。」
ずん
「なんだ、じゃあボクが将来田舎に引っ越せば問題解決なのだ!」
やきう
「お前、田舎で何して生きるつもりやねん。仕事あらへんで。」
ずん
「えっ...じゃあボク、どこで生きればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは人生の根本的な問いでやんすね。でも機械式駐車場問題とは関係ないでやんす。」
ずん
「つまり、機械式駐車場問題は結局、日本の縮図みたいなものなのだ。バブル期の遺産を処理できずに、みんなで困ってるってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。まさに"負の遺産"でやんすね。」
やきう
「で、誰も責任取らんと。いつもの日本やな。」
ずん
「ボク、やっぱり車買わないことにしたのだ。駐車場問題に巻き込まれたくないのだ!あ、でも免許も持ってなかったのだ!」