ずん
アイドルが恋愛したら襲われるって、この国どうなってんのだ?
でぇじょうぶ博士
やんすねぇ。アイドル産業というのは、まさに「恋愛を売らない商売で恋愛を売る」という矛盾の結晶でやんす。ファンは自分が選ばれる可能性がゼロだと知りながら、その幻想に金を払ってるでやんすよ。
やきう
ワイに言わせりゃ、アイドルなんて最初から商品やんけ。恋愛禁止って契約書にサインしとるんやったら、守らなアカンやろ。
でぇじょうぶ博士
確かに人権でやんす。でも、おいらたちオタクにも「幻想を守る権利」があると思ってるファンがいるのも事実でやんすねぇ。需要と供給が歪んだ結果、握手会が戦場になってしまうでやんす。
やきう
そもそもや、恋愛裁判て何を裁くんや?アイドルの恋愛か?ファンの狂気か?
でぇじょうぶ博士
両方でやんすよ。この作品は、被害者と加害者の境界線が曖昧な現代の闇を描いてるでやんす。アイドルは商品として消費され、ファンは金づるとして搾取される。まるで共依存のカップルみたいなもんでやんすねぇ。
ずん
うわぁ...重いのだ。でもさ、実際の裁判が元ネタってマジなのだ?
でぇじょうぶ博士
やんす。2014年のAKB48握手会襲撃事件なんかが記憶に新しいでやんすね。あれ以降、握手会のセキュリティは刑務所並みになったでやんすよ。
やきう
結局、金払ってるんやから客が偉いって思ってるやつが多すぎんねん。
ずん
でもファンがいなかったらアイドルも存在できないのだ。
でぇじょうぶ博士
そこが難しいところでやんすねぇ。救ってくれるのもファンなら、傷つけるのもファン。まるでナイフを持った恋人みたいなもんでやんす。おいらみたいにモテない者にはわからない世界でやんすが。
やきう
博士、それはお前が研究ばっかりして外出てへんからやろ。足速いんやったら逃げ足も速そうやな。
ずん
ちょっと待つのだ!映画公開が2026年ってことは、まだ先なのだ?
でぇじょうぶ博士
やんす。でもコミカライズが先行して公開されてるでやんす。これは映画への期待を煽る巧妙なマーケティングでやんすねぇ。消費者の購買意欲を段階的に高める手法でやんす。
やきう
要するに、金取るための前座やんけ。でもワイは読むで。無料やし。
ずん
やきうくん、それ違法サイトで読んでないよね...?
やきう
合法や!文春オンラインで読んどるわ!お前こそ、金払わずに情報だけ盗んでるニートやんけ!
でぇじょうぶ博士
やれやれ。まあ、この作品が提起してるのは「アイドルの私が恋をするのは罪ですか?」という問いでやんすが、本当の問いは「ファンである私が、幻想を押し付けるのは罪ですか?」でやんすよ。
やきう
どっちも罪やろ。契約破った方も、人襲った方も。
でぇじょうぶ博士
簡単でやんす。フィクションとして楽しむことでやんすよ。現実とフィクションの境界線を引けない人間が、握手会で凶器を振り回すでやんすからね。
やきう
まあでも、平塚まるって漫画家、うまいこと描くんちゃうか?この手の題材。
でぇじょうぶ博士
やんすねぇ。問題作を漫画化するというのは、ある意味で毒を以て毒を制すようなもんでやんす。表現の自由と倫理のバランスが問われるでやんすよ。
ずん
結局、誰が悪いのだ?アイドル?事務所?ファン?
でぇじょうぶ博士
全員でやんす。そして誰も悪くないでやんす。これが資本主義社会の構造的問題でやんすからね。需要がある限り、供給は続くでやんす。
でぇじょうぶ博士
アイドルを神格化せず、人間として見ることでやんす。そしてファンも自分が消費者であることを自覚することでやんす。まあ、おいらみたいに恋愛市場から完全撤退してれば関係ないでやんすけどね。
やきう
ワイは行かへん。どうせネットでネタバレ見るし。
でぇじょうぶ博士
おいらは研究の一環として観るでやんすよ。社会学的に非常に興味深い題材でやんすからね。ポップコーン持ち込みOKなら最高でやんす。
ずん
博士、それ普通に楽しみにしてるだけじゃないのだ?
やきう
お前ら、結局アイドルの話からズレとるやんけ。
ずん
まあいいのだ!ボクは恋愛裁判で「ずんだもちが恋をするのは罪ですか?」って問いたいのだ!
でぇじょうぶ博士
...ずんだもちに恋愛感情なんてないでやんす。