# 著作権ディスカッション
「みんなやってる」は免罪符にならないのだ
ずん
「著作権ってさ、結局みんな無視してるから意味ないんじゃないのだ?SNS見てみろよ、アニメのスクショだらけなのだ。」
やきう
「ほんまそれな。ワイも推しのライブ動画バンバン上げとるけど、誰も文句言うてこんわ。法律なんて飾りやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それは大きな勘違いでやんす。著作権は『黙認』と『公認』を混同しているから生まれる誤解でやんすよ。」
ずん
「は?黙認されてるなら問題ないじゃん。結果オーライなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「黙認というのは、言ってみれば『今は見逃してやる』という温情でやんす。いつ怒られても文句は言えない状態でやんすね。まるで万引きしても店員が追いかけてこないから合法だと思い込むようなものでやんす。」
やきう
「おい待てや。ワイは万引きなんかしてへんぞ。ただファン活動しとるだけやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「ファン活動だろうが何だろうが、他人の著作物を無断でネットに公開するのは原則アウトでやんす。学校の授業や家族内での利用なら例外が認められるでやんすが、SNSは『公の場』でやんすからね。」
ずん
「じゃあボクたちは何もできないってことなのだ?推しを応援することすら犯罪者扱いされるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうじゃないでやんす。クリエイターが公開しているガイドラインに従えば堂々と利用できるでやんす。問題なのは『みんなやってるから』という思考停止でやんすね。」
やきう
「ガイドライン?そんなもん読むやつおるんか。長文読むの面倒やし、大体似たようなこと書いとるやろ。」
ずん
「そうだそうだ!長いガイドライン読むくらいなら、その時間で推しの動画もう一本見るのだ。」
でぇじょうぶ博士
「...おいらの計算では、ガイドライン読むのに約3分、訴訟対応に約3年かかるでやんす。どっちが効率的か、算数ができれば分かるでやんすよね。」
やきう
「うるさいわ。そもそも訴えられるわけないやろ。ワイみたいな底辺を相手にする暇なんか、クリエイター様にはないはずや。」
でぇじょうぶ博士
「それこそが最大の落とし穴でやんす。AIによる自動検知技術が発達した今、『底辺だから見逃される』なんて甘い考えは通用しないでやんす。まるでネズミが『猫は俺なんか相手にしない』と高を括っているようなものでやんすね。」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ!もう何もできないじゃないか!」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。①ガイドラインを確認する、②クリエイターをリスペクトする、③適切な対価を払う。この三つを守れば、堂々とファン活動ができるでやんす。」
やきう
「対価?金払えってことか。結局カネかよ。クソ資本主義め。」
でぇじょうぶ博士
「対価は金だけじゃないでやんす。適切な引用、出典の明記、改変の禁止なども立派な『対価』でやんす。むしろ、タダで使おうとする精神こそが問題でやんすね。」
ずん
「でもさ、ボクがInstagramに猫の写真上げるのも著作権が発生するって本当なのだ?そんな大層なもんじゃないと思うんだけど。」
でぇじょうぶ博士
「プロもアマも関係ないでやんす。創作した瞬間に著作権は自動発生するでやんす。ずんの猫写真も立派な著作物でやんすよ。」
やきう
「ってことは、ワイがずんの猫写真勝手に使ったら訴えられるんか?」
ずん
「当たり前なのだ!ボクの可愛い猫ちゃんを勝手に使うなんて許さないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...今まで散々他人の著作物を無断使用していたずんが、自分の権利になると途端に主張し始めるでやんすね。これぞダブルスタンダードの見本でやんす。」
やきう
「ブーメランで草。お前、自分の都合だけで生きとるな。」
ずん
「う、うるさいのだ!...でも確かに、自分が創作する側になると見え方が変わるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。コンテンツの利用者も、いつかは創作者になる可能性があるでやんす。著作権のバトンをつなげていくことが、文化を育てることになるでやんすね。」
やきう
「まあ、言いたいことは分からんでもないわ。でも正直めんどくさいねん。」
ずん
「そうなのだ。結局、著作権って面倒くさいだけなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「面倒なのは理解でやんす。でもルールを知らずにトラブルになる方がもっと面倒でやんすよ。予防接種みたいなもんでやんす。ちょっとの痛みで大病を防げるでやんすからね。」
やきう
「予防接種か...。ワイ、注射嫌いやねんけどな。」
ずん
「ボクも嫌いなのだ!痛いし、腫れるし、でも後で病気になるよりはマシなのだ。...あれ?もしかして著作権って、実は僕たちを守るためのものなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「やっと理解したでやんすか。著作権は『規制』ではなく『保護』なんでやんす。クリエイターを守り、文化を守り、最終的にはコンテンツを楽しむ私たち全員を守る仕組みでやんすよ。」
やきう
「ほーん。まあ、ちょっとだけ理解できたわ。でもやっぱりワイは面倒やから、もう何も投稿せんとこ。」
ずん
「それは極端すぎるのだ!要するに、ルールを守れば堂々と楽しめるってことなのだ。ボクは賢いエリートだから、これからはちゃんとガイドライン読んで、推し活するのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その意気でやんす。ちなみにずん、あなた昨日上げたアニメのスクショ、まだ消してないでやんすよね?」