ずん
「アメリカの大統領を呼び捨てってマジなのだ!?日本の経営者がそんなことしていいのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、これは単なる失言ではないでやんす。戦略的な『ケンカ外交』でやんすね。」
やきう
「ワイ、この橋本会長の会見見たで。マジでビビったわ。日本の経営者があんなん言うの初めて見たで。」
ずん
「でもさ、アメリカ怒らせたら終わりじゃないのだ?トランプさんに睨まれたら怖いのだ。」
でぇじょうぶ博士
「むしろ逆でやんす。ここで頭を下げたら、永遠に対等なビジネスパートナーとして認められないでやんす。」
やきう
「せやな。ナメられたら終わりや。ビジネスも喧嘩も一緒やで。」
ずん
「でも結局『黄金株』ってなんなのだ?アメリカ政府に株を渡すって、それ買収じゃなくね?」
でぇじょうぶ博士
「鋭いでやんす!黄金株というのは、拒否権付きの特別な株でやんす。つまり重要な決定には政府の許可が必要になるでやんす。」
やきう
「要するに『形だけアメリカのメンツ立てたろか』ってことやろ?実質的には日本製鉄が経営するんやから。」
ずん
「なるほどなのだ!喧嘩して殴り合った後に『まあ、顔は立てたるわ』って握手したってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まさにそうでやんす。この交渉術は『譲れないものは譲らず、譲れるものは大きく見せて譲る』という典型例でやんすね。」
やきう
「しかしUSスチールも落ちぶれたもんやな。カーネギーとJPモルガンが作った会社やろ?あの伝説の二人が泣いとるで。」
ずん
「えっ、そんなすごい人たちが作った会社だったのだ!?それを日本企業が買うって、時代は変わったのだ...」
でぇじょうぶ博士
「やんす。1901年創業の名門企業でやんす。アメリカにとっては『鉄鋼産業の象徴』でやんすから、感情的になるのも理解できるでやんす。」
やきう
「ただの企業買収やないんやな。これアメリカのプライドズタズタやん。第二次大戦で負けた日本に、アメリカの象徴買われるとか屈辱やろ。」
ずん
「でも経営苦しいなら仕方ないのだ。プライドで飯は食えないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「ずんが珍しくまともなことを言ったでやんす...!」
やきう
「せやけど、この橋本会長って本当にケンカ強いんか?株価10倍とか、杉村太蔵の言うことどこまで信じてええんや?」
でぇじょうぶ博士
「杉村太蔵氏の予測は『骨太の方針』ベースでやんす。政府の政策に乗っかる企業を選ぶという、ある意味『官製相場狙い』でやんすね。」
ずん
「つまり政府が応援する会社に投資するってことなのだ?それってズルくね?」
やきう
「ズルもクソもあるかい。相場なんて情報戦やで。政府の方針読めん奴が負けるんや。」
でぇじょうぶ博士
「ただし、10年で10倍というのは相当な強気予測でやんす。鉄鋼業は成熟産業でやんすから、そこまでの成長は...まあ、無理でやんすね。」
ずん
「えっ、じゃあ杉村太蔵氏は嘘ついてるのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「嘘というより『超楽観的シナリオ』でやんす。すべてが完璧にうまくいった場合の話でやんすよ。まるで『明日から本気出す』と言い続けるニートみたいなもんでやんす。」
やきう
「草。でも日本製鉄がUSスチール買収成功させたら、世界的に影響デカいやろな。これ日本の鉄鋼業復活のシンボルになるで。」
ずん
「そうなのだ!日本すごいのだ!でもボクが株買っても10倍にならない気がするのだ...」
でぇじょうぶ博士
「それは、ずんが買った瞬間に暴落する『ずんショック』が発生するからでやんす。おいらの計算では99.9%の確率で起こるでやんす。」
やきう
「ずん一人で市場動かせるとか、もはや伝説の投資家やんけ。逆にすごいわ。」