ずん
「AI教習車って、もしかしてボク教官いらずで免許取れちゃうってことなのだ?これは革命なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、確かに福岡発のAI教習車が全国から注目されてるでやんすね。でも完全無人じゃなくて、AIと人の相乗効果を狙ってるでやんすよ。」
やきう
「ワイ思うんやけど、AIに運転教えられるとか、もう人間の教官いらんやんけ。どうせクソみたいな説教垂れ流すだけやし。」
でぇじょうぶ博士
「そこが面白いところでやんす。人手不足を補うためにAIを導入するんでやんすが、完全に人を排除するわけじゃないでやんす。むしろAIが基礎を教えて、人間の教官がより高度な指導に専念できるでやんすね。」
ずん
「でもさぁ、AI相手だと緊張しなくていいから、ボクみたいな人見知りには最高なのだ!」
やきう
「お前みたいなコミュ障には朗報やな。でもな、AIって結局プログラムやろ?想定外の事態に対応できるんか?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。確かにAIは膨大なデータから学習するでやんすが、路上では予測不可能な事態が起きるでやんす。だからこそ人間とのハイブリッドが必要なんでやんすよ。」
ずん
「じゃあさ、AIが『右折してください』って言ってる時に、対向車が突っ込んできたらどうするのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その場合、おそらくAIはリアルタイムで状況を判断して『待機してください』に指示を変えるでやんす。ただし、最終的な判断は教習生と人間の教官に委ねられるでやんすね。」
やきう
「つまり責任の所在が曖昧になるってことやんけ。事故ったら誰のせいになるんや?AI?教官?それとも教習生?」
でぇじょうぶ博士
「法的にはまだグレーゾーンでやんすね。ただ、教習段階では教官が同乗してるはずでやんすから、最終責任は人間が負うことになるでやんす。AIはあくまで補助ツールでやんす。」
ずん
「でもさ、これって結局コスト削減のためでしょ?人件費ケチりたいだけなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「半分正解でやんすね。確かに人手不足対策という側面はあるでやんすが、同時にサービスの質を上げる狙いもあるでやんす。AIなら感情的にならないし、常に客観的な評価ができるでやんすからね。」
やきう
「感情的にならへんって...それ逆にコワイやろ。『お前、センスないわ』とか『もう辞めたら?』とか容赦なく言われそうやん。」
ずん
「それは困るのだ!ボクの繊細なハートが傷ついちゃうのだ!」
でぇじょうぶ博士
「安心するでやんす。AIは統計的に最適な指導方法を選ぶでやんすから、感情的な暴言は吐かないでやんすよ。むしろ『この操作は78%の確率で改善が必要です』みたいな、冷静すぎて逆に怖いフィードバックをするでやんす。」
やきう
「数字で突きつけられる方がダメージでかいわ。『お前の運転、偏差値32や』とか言われたら立ち直れへんで。」
ずん
「じゃあさ、このAI教習車って具体的にどんな機能があるのだ?カメラとかセンサーとか付いてるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「詳細は記事に書かれてないでやんすが、おそらく車両の挙動を監視するセンサー、周囲の状況を把握するカメラ、そして音声でリアルタイムに指示を出すシステムが搭載されてるでやんす。まるでカーナビの超進化版でやんすね。」
やきう
「つまりワイの運転、全部記録されるってことやな。プライバシーもクソもあったもんやないわ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、教習ってそういうもんでやんす。むしろ記録されることで、後から自分の運転を客観的に振り返れるでやんすよ。ドライブレコーダーの教習版でやんすね。」
ずん
「でもさ、AIって結局パターン学習でしょ?変なクセとか教え込まれたら、みんな同じような運転になっちゃうんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。確かにAIは膨大なデータから『最適解』を導き出すでやんすが、それが必ずしも個人に合った運転スタイルとは限らないでやんす。だからこそ、人間の教官が個別のアドバイスをする必要があるでやんすね。」
やきう
「結局、人間も必要ってことやんけ。AIだけじゃ完結せえへんのか。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。AIは効率化のツールであって、人間を完全に置き換えるものじゃないでやんす。むしろAIが定型的な部分を担当することで、人間はより創造的で柔軟な指導に集中できるでやんすよ。」
ずん
「じゃあさ、このAI教習車が全国に普及したら、教習所の料金って安くなるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「理論的には人件費が削減されるでやんすから、料金も下がる可能性はあるでやんす。でも、初期投資やメンテナンスコストを考えると、すぐには難しいかもしれないでやんすね。」
やきう
「結局、消費者には還元されへんってことやな。企業の懐が潤うだけや。」
ずん
「むぅ...でもボク、AI教習車で免許取りたいかも。人間の教官って怖いイメージあるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「気持ちはわかるでやんすが、運転ってコミュニケーション能力も重要でやんすよ。他のドライバーとの意思疎通、歩行者への配慮...AIだけじゃ学べない部分もあるでやんす。」
やきう
「そもそもお前、車持ってへんやろ。免許取ってもペーパードライバーになるだけやで。」
ずん
「うっ...それを言われると辛いのだ。でもいつか役立つかもしれないじゃないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、備えあれば憂いなしでやんすね。ただし、ペーパードライバーが増えるのも社会問題でやんす。免許は取ったけど運転しない人が増えると、交通インフラの意味がなくなるでやんすからね。」
やきう
「それよりワイが気になるんは、このAI教習車、暴走せえへんのかってことや。AIバグったら教習生ごと事故るやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「安全装置は当然備わってるでやんす。緊急ブレーキシステムとか、人間がいつでも制御を取り戻せる仕組みがあるでやんすよ。AIに全幅の信頼を置くほど、開発者も無責任じゃないでやんす。」
ずん
「じゃあさ、将来的には完全自動運転の教習車とか出てくるのだ?もう教習生が何もしなくていいやつ!」
でぇじょうぶ博士
「それはもはや教習じゃなくて遊園地のアトラクションでやんす。運転免許の意味が完全に失われるでやんすよ。」
やきう
「でも考えたら、完全自動運転が普及したら免許自体いらんくなるんちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「その未来は確かに来るかもしれないでやんすが、まだまだ先の話でやんす。法整備も追いついてないし、倫理的な問題も山積みでやんすからね。」
ずん
「じゃあボク、自動運転が完璧になるまで免許取るの待つのだ!その方が楽なのだ!」