ずん

えっ、勇者が最初の村から旅立てないってどういうことなのだ？魔王討伐どころか、RPGのチュートリアルで詰んでる感じなのだ？

でぇじょうぶ博士

そうでやんすねぇ。「おちR」は異世界転生モノのテンプレを逆手に取った作品でやんす。主人公が「また俺、ヤっちゃいました…」と自己嫌悪するくらい、村人たちとの濃厚な人間関係に絡み取られているでやんす。

やきう

草。勇者って聞くとカッコいいけど、こいつただの村八分回避マンやないか。魔王より先に村長に討伐されそうやな。

ずん

でもさ、それなら最初から「勇者」じゃなくて「農民」とか名乗ればいいのでは？そしたら誰も期待しないのだ！

でぇじょうぶ博士

むむむ、それは違うでやんすよ！この作品は、「勇者」という肩書きがあるからこそ、そのギャップが面白いのでやんす。しかも、コミックス第3巻には描き下ろしエピソードまでついてるという豪華仕様！これぞ読者サービス精神全開でやんす！

やきう

描き下ろしとか言われてもなぁ…。どうせまた村人AとかBとイチャイチャしてるだけちゃうか？ワイならその時間でスライム100匹狩っとるわ。

ずん

スライム狩りよりも大事なことがあるってことなのだ！例えば…えーっと…友情とか愛情とか？

でぇじょうぶ博士

その通りでやんす！この物語は単なる冒険譚ではなく、人間関係を深掘りすることで新しい視点を提供しているのでやんす。ただし、第35話公開まで待つ必要があるという焦らしプレイも含めて楽しむべきポイントなのでやんす。

ずん

焦らしプレイってなんかいやらしい響きなのだ…。でもボク、この主人公には共感できる気がするのだ。旅立たない理由？それはただ面倒だからなのだ！