ずん
「漫画家って夢のある職業だと思ってたけど、これ完全にブラック企業より酷いのだ!妊娠発覚でクビとか、令和の時代にあり得ないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。しかも竹夫さんの方は、ネーム送ったら知らん間に別の漫画家が連載開始とか、まるで自分の恋人が勝手に他の男と結婚してたようなもんでやんす。」
やきう
「ワイもネタパクられたことあるわ。ネットに投稿したアイデアが翌月には大手企業の広告になっとったで。クソが。」
でぇじょうぶ博士
「創作業界というのは、才能の搾取工場でやんす。特に原作モノなんて、出版社からすれば『絵が描ける奴なんていくらでもいる』って考えでやんすからね。竹夫さんみたいなアイデアマンは使い捨てられる運命でやんす。」
かっぱ
「でも原作者の権利って法律で守られとるんちゃうんか?著作権とかあるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「建前上はそうでやんす。でも実際は、編集者に『このネーム、ちょっと預からせてもらいますね』って言われた時点で詰んでるでやんす。口約束なんて証拠にならないでやんすからね。」
ずん
「じゃあ、契約書とか交わさないとダメってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!でも新人漫画家が『契約書ください』なんて言ったら、『こいつ面倒くさいな』って思われて仕事来なくなるでやんす。まさにチキンレースでやんすよ。」
やきう
「結局、泣き寝入りするしかないんやな。ワイみたいな一般人でもそうなんやから、漫画家なんて奴隷やん。」
かっぱ
「長谷川の方も酷いわ。妊娠させたらクビって、昭和かよ。今どき労働基準法違反バリバリやろ。」
でぇじょうぶ博士
「ところがどっこい、おそらく長谷川はユイの父親の会社で非正規雇用だったと推測できるでやんす。非正規なら『契約更新しない』って言われたら終わりでやんすからね。法的にはグレーゾーンでやんす。」
ずん
「むむむ...なんか日本の労働環境って、ボクが思ってたよりヤバいのだ。」
やきう
「当たり前やろ。お前みたいなニートには関係ない話やけどな。ワイは毎日この地獄を生きとるんやで。」
でぇじょうぶ博士
「やきうさんは引きこもりニートでやんすよね?」
やきう
「...うるさいわ。ワイは在宅ワークしとるんや(小声)」
かっぱ
「で、結局このユイって子はどうなるんや?シングルマザーになるんか?」
でぇじょうぶ博士
「物語的には、長谷川とユイの間に『言葉の行き違い』があったと書かれてるでやんす。おそらくコミュニケーション不足が原因で、お互いの本心が伝わってないパターンでやんすね。」
ずん
「あー!ボクもよくあるのだ!LINEで『了解』って送ったら、相手が『冷たい』って怒り出すやつなのだ!」
やきう
「お前、それ以前に返信する相手おらんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、創作者というのは言葉で生計を立ててるはずなのに、プライベートではコミュニケーション下手って人が多いでやんす。おいらもその一人でやんすけどね。」
かっぱ
「竹夫の方はこれからどうするんやろな。別の出版社行くんか?」
でぇじょうぶ博士
「それが難しいでやんす。出版業界は横のつながりが強いでやんすから、『あいつは揉めた』って噂が広まったら、どこも使ってくれないでやんす。ブラックリスト入りでやんすね。」
ずん
「えええ!?じゃあもう漫画家として終わりってことなのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「いや、最近はネットで個人で発表できる時代でやんすからね。pixivとかTwitterとかで作品を発表して、ファンを獲得すれば、出版社を通さなくても食っていけるでやんす。」
やきう
「でもそれって結局、収益化までクソ時間かかるやんけ。その間どうやって生活すんねん。」
でぇじょうぶ博士
「だから多くの漫画家は副業してるでやんす。コンビニバイトしながら漫画描いてる人なんてザラでやんすよ。夢を追うってのは、そういう地獄を受け入れることでやんす。」
かっぱ
「ほんま、創作で食うって大変やな。ワイは河童やから水さえあれば生きていけるけど。」
ずん
「そういえばタイトルに『虐待だぞ!』って叫んだって書いてあったけど、何の虐待なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ああ、それは記事の内容から推測すると、おそらく子供の名前に関する話でやんす。漫画家は変わった名前をつけがちでやんすからね。『衝撃的すぎるネーミング』ってのがキーワードでやんす。」
やきう
「キラキラネームってやつか。ワイの知り合いに『騎士(ないと)』って名前の子がおったわ。親がDQNすぎて草。」
かっぱ
「でも、それって虐待にはならんやろ。変な名前つけただけで虐待とか、言いすぎちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「法律的には虐待にならないでやんすが、子供の将来を考えない名付けは『精神的虐待』と言えなくもないでやんす。就職活動で『光宙(ぴかちゅう)』とか書類に書いたら、まず書類選考で落とされるでやんすからね。」
ずん
「ボクも変な名前だったら嫌なのだ...。でも、漫画家って変わった名前好きそうなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは偏見でやんすよ、ずんさん。ただ、創作活動してると現実とフィクションの境界が曖昧になるのは事実でやんす。漫画の中では『竜牙(りゅうが)』とか『紅蓮(ぐれん)』とかカッコいい名前が許されるでやんすが、現実でやると子供が地獄を見るでやんす。」
やきう
「結局、この漫画って何が言いたいんや?創作者は不幸になれってメッセージか?」
でぇじょうぶ博士
「いや、むしろ逆でやんす。『ゲットバック』ってタイトルからして、『奪い返す』って意味でやんすからね。失ったものを取り戻す物語になると予想できるでやんす。」
かっぱ
「なるほどな。じゃあ竹夫も長谷川も、最終的には幸せになるんやな?」
でぇじょうぶ博士
「それは作者次第でやんすが、おいらの予想では、彼らは『創作者としての尊厳』を取り戻す戦いをするでやんす。業界の理不尽さに立ち向かう姿が描かれるはずでやんす。」
ずん
「うーん、でもボクは戦いたくないのだ。平和に暮らしたいのだ。」
やきう
「お前みたいな奴が一番搾取されるんやで。何も主張せん奴は、永遠に奴隷のままや。」
でぇじょうぶ博士
「やきうさんの言う通りでやんす。創作者に限らず、労働者全員が直面してる問題でやんすね。『黙って働け』って空気が、ブラック企業を生み出してるでやんす。」
かっぱ
「でも、声を上げたら干されるんやろ?結局どうしようもないやん。」
でぇじょうぶ博士
「だからこそ、こういう漫画が重要でやんす。フィクションを通じて社会問題を提起することで、読者に考えさせるでやんす。『これっておかしくない?』って気づかせるのが、創作の力でやんすよ。」
ずん
「なるほどなのだ...。じゃあ、ボクもこの漫画読んで、社会のことを勉強するのだ!」
やきう
「お前、どうせ無料で読む方法探すんやろ?漫画村みたいなサイトで。」
ずん
「ち、違うのだ!ボクはちゃんと買うのだ!...Kindle版が安くなったら、なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...それじゃあ漫画家は食えないでやんす。『タダで読ませろ』『安くしろ』って言う読者が増えたから、出版業界が衰退してるんでやんすよ。」
かっぱ
「ほんまやな。音楽業界もそうやけど、デジタル化で『情報はタダ』って思ってる奴多すぎやわ。」
やきう
「でも実際、ネットにいくらでも無料コンテンツ転がっとるやん。金払う奴が馬鹿に見えるわ。」
でぇじょうぶ博士
「それは盗人の理論でやんす。クリエイターに金が入らなければ、次の作品は生まれないでやんす。おいらみたいな研究者も同じでやんすよ。研究費がなければ、科学は進歩しないでやんす。」
ずん
「むむむ...じゃあ、ボクが漫画を買うことで、世界が救われるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「大袈裟でやんすが、まあそういうことでやんす。一人一人の消費行動が、業界全体を支えてるでやんすからね。」
かっぱ
「で、結局この漫画は面白いんか?2025年12月16日発売ってことは、まだ読めへんのやろ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。でも連載は文春オンラインで読めるでやんすから、気になる人はチェックしてほしいでやんすね。おいら的には、リアルな業界描写が興味深いでやんす。」
ずん
「ボクは子供の名前が気になるのだ!『虐待だぞ!』って叫ぶほどの名前って、いったい何なのだ!?」
やきう
「お前、そこかよ。どうせ『悪魔(あくま)』とか『王子様(おうじさま)』みたいな実際にあったやつやろ。」
でぇじょうぶ博士
「実はその二つ、両方とも実在した名前でやんす。『悪魔』は役所が受理を拒否して裁判になったでやんすし、『王子様』は後に改名してるでやんす。」
かっぱ
「マジかよ...親は何考えとるんや。子供の気持ち考えたれや。」
ずん
「でも、普通の名前って退屈なのだ。ボクも『ずん』じゃなくて、もっとカッコいい名前が良かったのだ!」
やきう
「お前の本名知らんけど、絶対今の方がマシやと思うで。」
でぇじょうぶ博士
「名前というのは、親から子への最初のプレゼントでやんす。でも、それが呪いになることもあるでやんす。キラキラネームで苦しんでる人は、実際に多いでやんすからね。」
でぇじょうぶ博士
「家庭裁判所に申し立てれば可能でやんすが、『社会生活上著しい支障がある』と認められないと難しいでやんす。つまり、『恥ずかしい』程度じゃダメでやんす。」
ずん
「じゃあ、キラキラネームでイジメられたとか、就職で落とされたとか、証拠が必要なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。日本の法律は保守的でやんすから、簡単には変えさせてくれないでやんす。一度つけられた名前は、ほぼ一生背負うことになるでやんすよ。」
やきう
「だから親はちゃんと考えなアカンのやな。ワイもし子供できたら、絶対まともな名前つけるわ。」
ずん
「結局、この漫画の教訓は『ちゃんと考えて行動しろ』ってことなのだ?つまんないのだ。ボクは何も考えずに生きていきたいのだ!」