ずん
「結婚相談所が公取委に怒られたのだ!婚活で幸せになろうとしてる人たちを支えてるのに、なんでバチられるのだ?」
やきう
「支える?笑わせんなや。婚活パーティーの司会134人に条件すら書かんかったんやろ。ブラック企業やんけ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。フリーランス法違反で勧告を受けたんでやんすね。報酬額や業務内容を明示しないなんて、まるで目隠しして崖を歩かせるようなもんでやんす。」
ずん
「でも、司会なんて誰でもできるし、そんなに厳しくしなくてもいいんじゃないのだ?」
やきう
「お前、それ自分が司会やる側になっても同じこと言えんのか?報酬わからんまま働けって言われてもええんか?」
でぇじょうぶ博士
「やきう君の言う通りでやんす。フリーランスというのは、会社員と違って守ってくれる組織がないでやんす。だからこそ、取引条件の明示は生命線なんでやんすよ。」
ずん
「むむむ...じゃあツヴァイは意図的に隠してたってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく悪意というより、管理がずさんだったんでやんすね。でもそれこそが問題でやんす。134人分の契約を適当に扱うなんて、まるで婚活パーティーで全員に『誰でもいいから結婚して』って言ってるようなもんでやんす。」
やきう
「ワイ思うんやけど、結婚相談所が人の幸せ扱ってるくせに、働く人を大事にせんってどういうことやねん。矛盾しとるやろ。」
ずん
「確かにそうなのだ...でも、これからどうなるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「2026年1月から下請法が『取適法』に変わるでやんす。委託取引のルールが厳格化されて、こういう違反はもっと厳しく取り締まられるでやんすよ。」
やきう
「ほー。じゃあこれからはフリーランスも少しはマシな扱い受けるんか?」
でぇじょうぶ博士
「理論上はそうでやんす。でも実際には、法律があっても守らない企業は後を絶たないでやんすからね。まるで交通標識があっても信号無視する車みたいなもんでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「意味がないわけじゃないでやんす。今回みたいに勧告を受けることで、他の企業への見せしめにもなるでやんすからね。」
やきう
「見せしめなぁ...でもツヴァイ側は『うっかりミス』とか言うて逃げるんやろ?」
でぇじょうぶ博士
「可能性は高いでやんすね。でも134人分を『うっかり』で済ませられるほど、世間は甘くないでやんすよ。まるで浮気を134回して『うっかり』って言い訳するようなもんでやんす。」
ずん
「134回も浮気したら、もはや本命が誰かわからないのだ!」
やきう
「お前そこ食いつくんかい。でも確かに、結婚相談所が契約ガバガバって、シャレにならんわ。」
でぇじょうぶ博士
「本当にそうでやんすね。結婚というのは契約の最たるものでやんすから、契約を軽視する姿勢は致命的でやんす。」
ずん
「でもさ、フリーランスって自由だから、そういうリスクも込みなんじゃないのだ?」
やきう
「お前ほんまアホやな。自由と搾取は別もんやぞ。フリーランスは自由に働く権利があるけど、不当に扱われていい理由にはならんのや。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。むしろフリーランスだからこそ、契約条件の明示は必須なんでやんす。会社員なら就業規則がありますが、フリーランスにはそれがないでやんすからね。」
ずん
「なるほどなのだ...じゃあボクもフリーランスになったら気をつけないとなのだ。」
やきう
「お前、会社クビになったからって、すぐフリーランス名乗るなよ。ただのニートやぞ。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、やきう君。それはさておき、今回の件で重要なのは、企業側がフリーランスを『安く使える便利な労働力』としか見てない現実が浮き彫りになったことでやんす。」
やきう
「せやな。『結婚の幸せをサポート』とか言うてる裏で、働いとる人間は幸せちゃうんやから、説得力ゼロやわ。」
ずん
「でもこれ、他の業界でも起きてることなんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす、ずん君。実際、フリーランス法違反は今後もっと表面化するでやんすよ。特にIT業界やクリエイティブ業界では日常茶飯事でやんすからね。」
やきう
「ワイの知り合いのデザイナーも、条件曖昧なまま仕事受けて、後から『予算ないから半額で』とか言われとったわ。」
でぇじょうぶ博士
「典型的な違反事例でやんすね。そういうケースこそ、新しい法律で守られるべきなんでやんす。まるで雨の日に傘を持たずに歩いてた人が、やっと傘を手に入れたようなもんでやんすよ。」
ずん
「じゃあこれからはフリーランス天国になるのだ!?」
やきう
「天国とか夢見んなや。法律できたぐらいで世の中そんな変わるかいな。結局、立場の弱い奴が泣き寝入りする構造は変わらんで。」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、やきう君の言う通りかもしれないでやんす。でも、少なくとも今回のツヴァイみたいに、あからさまな違反は減るはずでやんす。」
ずん
「ボク、この件でひとつ学んだのだ。婚活パーティーの司会って、意外と大変な仕事なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあでも、ずん君の言うことも一理あるでやんす。司会者は参加者の緊張をほぐし、良い雰囲気を作る重要な役割でやんすからね。その人たちを大事にしない企業は、結局サービスの質も落ちるでやんすよ。」
ずん
「そうなのだ!だからツヴァイは今後、司会者に報酬3倍払うべきなのだ!」
やきう
「3倍は言い過ぎやろ。お前、適当すぎるわ。」
ずん
「じゃあボク、結婚相談所の司会になって大金持ちになる夢は諦めるのだ...」