ずん
「はかせ!竹島で韓国が訓練やってるのだ!これ戦争になっちゃうんじゃないのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、落ち着くでやんす。これは『やって当たり前』vs『やるなんて信じられない』という、まるで夫婦喧嘩のような話でやんすよ。」
やきう
「またこのパターンかいな。ワイの予想では100%こじれるで。」
ずん
「でも韓国は『年間計画に入ってるから当然なのだ』って言ってるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。韓国軍にとっては、竹島周辺は指定訓練空域。まるで自分の家の庭で草むしりするような感覚でやんすな。でも日本側からすれば、『隣の家が勝手にうちの庭で草むしりしてる』わけでやんす。」
やきう
「草むしりちゃうやろ、曲芸飛行やぞ。しかも首脳会談の直前にやるとか、空気読めなさすぎて草も生えへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「そう単純でもないでやんす。韓国側は『ドバイエアショーに向けた性能試験も兼ねてた』と言ってるでやんす。T50練習機は輸出の稼ぎ頭でやんすからね。」
やきう
「つまり営業活動やんけ。首脳会談より金儲けが大事ってことやな。資本主義の鑑やで。」
ずん
「でも日本も対抗して給油中止したり、韓国も軍楽隊の派遣やめたりして、なんかもう子供の喧嘩みたいなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まさにそうでやんす。『お前が誕生日会に来ないなら、おいらもお前のパーティーに行かないでやんす!』という、幼稚園児レベルの報復合戦でやんすよ。」
やきう
「ワイ思うんやけど、両国とも政治判断を仰いでへんのがヤバいやろ。軍が勝手に動いとるんか?」
でぇじょうぶ博士
「そこがポイントでやんす。日本側は『政治的に敏感な空域なのに政治判断なしとか信じられない』と驚いてるでやんす。でも韓国軍は司令と飛行隊長の協議だけで決めたでやんすからね。」
ずん
「えっ、それって軍隊が暴走してるってことなのだ?怖いのだ!」
やきう
「暴走というか、単にお互いの『常識』が違うだけやろ。日本は何でも上に報告する文化、韓国は現場判断重視。どっちが正しいとかないで。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。これが第2のレーダー照射事件になる可能性があるのは、両国の『当たり前』が違いすぎるからでやんす。2018年のレーダー照射も、認識のズレが原因でやんしたからね。」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ?このまま防衛交流が全部なくなっちゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「理想を言えば、両国で『敏感な空域』のリストを共有して、そこで訓練する時は事前通告を義務化するとかでやんすかね。でも今の雰囲気じゃ難しいでやんす。」
やきう
「無理やろな。どっちも『自分の領土』って主張してんのに、『敏感な空域』なんて認めたら負けやと思ってるやろし。」
ずん
「ムムム...じゃあこのまま関係が悪化していくしかないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「悲しいことに、そうなる可能性が高いでやんす。両国とも国内世論があるでやんすから、簡単に譲歩できないでやんす。まるで崖っぷちでチキンレースしてるようなもんでやんすよ。」
やきう
「ワイ的には、もう竹島で共同訓練すればええやんって思うけどな。お互い『ここは俺の領土や!』って叫びながら飛べばええやん。」
ずん
「それ解決になってないのだ!でもボク、一つ疑問があるのだ。韓国の軍楽隊が来なかったら、自衛隊音楽まつりはどうなったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「当然、韓国軍楽隊のパートは抜きで開催されたでやんす。観客からすれば、『あれ?韓国いないの?』程度の話でやんすけどね。」
やきう
「音楽まつりすら政治の道具にされるとか、音楽家が可哀想すぎるやろ。クラシックコンサート行ったら急に外交問題に巻き込まれるとか、チケット代返せレベルやで。」
ずん
「結局、大人が意地張ってるだけで、何も解決してないのだ!ボクでも『ごめんね』って言えるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君が謝罪するのは、大抵バレた後だけでやんすけどね...。でも、その『ごめんね』が言えない大人たちが世界を動かしてるのが現実でやんす。」
やきう
「ワイらみたいな庶民は、上が喧嘩してても飯食って寝るだけやからな。でも防衛交流が止まるのはマジでヤバいで。有事の時に連絡取れへんかったらどうすんねん。」
ずん
「そうなのだ!もし本当に危ない時が来たら、『あの時の訓練の件で...』とか言ってる場合じゃないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。でも政治ってのは、そういう『いざという時』よりも『今の面子』の方が大事になりがちでやんす。まるで火事の最中に『誰が最初に火をつけたか』で喧嘩してるようなもんでやんすよ。」
ずん
「ちょっと待つのだ!ボク、いいこと思いついたのだ!竹島を曲芸飛行の国際大会会場にすればいいのだ!そうすれば世界中のパイロットが来て、領土問題どころじゃなくなるのだ!天才なのだ!」