ずん
「選挙で自民が勝ったら株価爆上げじゃないのだ?なのに大荒れって、どういうことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ふっふっふ。それが相場の面白いところでやんすよ。『噂で買って事実で売る』という格言があるでやんす。選挙前に期待で買われた株は、結果が出た瞬間に売られるのが常でやんす」
やきう
「ワイ、すでにポジション解消したで。お前ら養分になるんやろなぁ」
ずん
「ちょ、待つのだ!じゃあ株価が上がりすぎてるから下がるってこと?単純すぎないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「単純でやんすが、それが真理でやんす。3日に大幅高したことで、株価は天井を突き抜けてしまったでやんす。ゴム紐を引っ張りすぎると、手を離した瞬間に勢いよく戻るのと同じでやんすね」
やきう
「つまりお前ら、高値掴みさせられたってことやな。ご愁傷様やで」
ずん
「む、むむむ...でも円安になれば輸出企業は儲かるし、株価も上がるはずなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そこが落とし穴でやんす。今回は『株・債券・為替のトリプル安』という悪夢のシナリオが現実味を帯びているでやんす。円安が進めば債券価格は下落し、金利は上昇。そうなると株式市場からも資金が逃げ出すでやんす」
やきう
「しかも円高に振れたら振れたで、海外勢がドルベースで計算して逃げるんやろ?詰んでるやんけ」
ずん
「じゃ、じゃあ上がっても下がっても株価は下落するってことなのだ?どっちに転んでも負けじゃないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。為替市場は完全に板挟み状態でやんす。介入すれば円高、放置すれば円安。どちらに転んでも株式市場にとっては悪材料でやんすね」
やきう
「高市はん、『円安誘導』発言しとったけど、あれ完全に地雷やったな。為替介入おびえとる市場に火に油注いどるで」
ずん
「うぅ...じゃあボクの投資信託はどうなっちゃうのだ...」
でぇじょうぶ博士
「債券市場も悲観一色でやんすからね。昨年末から今年初めにかけて大暴落し、小康状態とはいえ好転の兆しはゼロでやんす。つまり、爆弾が3つも仕掛けられているようなものでやんす」
やきう
「材料出尽くし、上がりすぎ、他市場悲観。トリプル役満やんけ。こんなん勝てるわけないわ」
ずん
「じゃ、じゃあみんな損するだけってことなのだ?誰が得するのだ?」
でぇじょうぶ博士
「空売りしてる連中でやんすね。株価が下がれば下がるほど儲かるでやんす。まるで火事場泥棒のようなものでやんすが、これも相場の一面でやんす」
やきう
「てか、高市政権になっても積極財政180度転換とか言うとるけど、そもそも財政出動する余力あるんか?」
でぇじょうぶ博士
「そこでやんすよ。市場が大荒れになれば、どんな積極財政も吹き飛んでしまうでやんす。政策どころか、市場の暴落を止めるので精一杯になるでやんす」
ずん
「政治も経済も全部グダグダってことなのだ...」
やきう
「まあ、結局誰が首相になっても一緒やろ。市場の前では無力や」
ずん
「じゃあボク、株なんて買わずに全部タンス預金にしておけばよかったのだ...」
でぇじょうぶ博士
「タンス預金も円安でやんす価値が目減りするでやんすけどね。インフレと円安のダブルパンチでやんす」
やきう
「何しても負けるんやったら、もう働かん方がマシやな」
ずん
「そ、それだ!ボク、選挙も株も全部無視して寝てるのが一番の勝ち組なのだ!...あれ、それってニートじゃないのだ?」