ずん
「ペンギンがクビになったのだ!これは労働問題なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「クビじゃないでやんす。25年も働いたんでやんすから、むしろ円満退職でやんすよ。」
やきう
「25年て...ワイより社会人歴長いやんけ。ペンギンに負けとるわ。」
ずん
「でも、なんでペンギンだったのだ?Suicaってスイカだからメロン熊とかの方が良かったのでは?」
でぇじょうぶ博士
「それを言うなら西瓜だから赤い果肉の何かでやんすけどね。ペンギンが選ばれたのは、氷上をスイスイ滑る姿が改札をスムーズに通過するイメージと重なったからでやんす。」
やきう
「つまりただの語呂合わせやんけ。適当すぎて草。」
ずん
「じゃあ次のキャラは何がいいのだ?ボクは断然、納豆を推すのだ!」
でぇじょうぶ博士
「なぜ納豆でやんすか...まあ確かに粘り強くサービスを続けるという意味では悪くないでやんすが。」
やきう
「納豆とか臭すぎやろ。それよりワイは『タッチするカバ』を推すで。略してタッチバや。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、どんなキャラが来ても、最初は批判されるでやんすよ。人間は変化を嫌う生き物でやんすからね。ペンギンだって最初は『なんでペンギン?』って言われてたはずでやんす。」
やきう
「せやな。で、25年かけて洗脳されたんやな。恐ろしいわ、企業マーケティングって。」
ずん
「洗脳って...でも確かに、ボクもペンギン見るとSuica思い出すのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それがブランディングの成功でやんす。記号と感情を結びつける、まるで条件反射を作り出すパブロフの犬みたいなもんでやんすね。」
ずん
「じゃあ新キャラも25年後にはみんな愛してるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあそうなる可能性は高いでやんす。ただし、SNS時代の今は批判も拡散されやすいでやんすから、最初の3ヶ月が地獄でやんすね。」
やきう
「炎上マーケティングやな。わざと変なキャラ出して注目集める作戦もアリやで。」
ずん
「それは危険すぎるのだ!でも...ちょっと見てみたい気もするのだ。」
でぇじょうぶ博士
「やめるでやんす。JR東日本が潰れるでやんす。」
やきう
「てか、愛称募集するらしいけど、絶対変な名前が上位に来るやろな。『ペンギンの次だからペンギン2号』とか。」
ずん
「それ、センスなさすぎなのだ...あ!『タッチャブル田中』とかどうなのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「...それ、どこの中年サラリーマンでやんすか。」
やきう
「ワイは『IC子』を推すで。そのまんまやけど、覚えやすいやろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、結局は無難な名前に落ち着くでやんすよ。企業の偉い人たちが会議室で何時間もかけて、『これなら誰も傷つけない』っていう名前を選ぶでやんす。」
やきう
「その会議、時給換算したら何百万円やろな...税金の無駄遣いやわ。」
ずん
「でも博士、ペンギンって本当に25年間同じペンギンだったのだ?途中で別のペンギンに入れ替わってたりしないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...鋭い指摘でやんすね。実は微妙にデザインは変わってるでやんす。でも誰も気づいてないでやんす。」
やきう
「闇深すぎて草。ペンギン界のジャニーズ事務所やんけ。」
ずん
「じゃあ新キャラも定期的に入れ替わるのだ...?ボク、もう何を信じればいいのかわからないのだ!」