ずん
「死刑判決出たのに病死って、逃げ得じゃねえかこれ!」
やきう
「ワイもそう思うで。被害者11人やぞ?税金で病院のベッドで死ねるとか、ふざけんなって話や。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、感情論は置いといて、司法取引の闇について話すでやんす。」
ずん
「司法取引で16年ってマジかよ!11人殺して20年経たずにシャバかよ!」
かっぱ
「しかも事務職に就いて普通に生きとるんやろ?被害者の遺族はたまったもんやないわ。」
でぇじょうぶ博士
「司法取引というのは、犯罪者に餌をやって真実を吐かせる、合法的な密告推奨制度でやんすからね。」
やきう
「こいつ刑務所で心理学勉強して『私も被害者』とか言うてるらしいやん。クソオスのせいにして草。」
ずん
「いや待てよ、でもこいつ自分も被害者って言ってんだろ?それって…」
かっぱ
「あほか。2年間も一緒に11人殺しといて被害者面とか、メンタル強すぎやろ。」
でぇじょうぶ博士
「心理学的には『強制された共犯者』という概念があるでやんすが、2年も続けば立派な自発的犯罪でやんすよ。」
やきう
「つーか両親が通報したんやろ?娘が連続殺人犯とか、親も地獄やな。」
ずん
「でもさ、結局この女68歳まで生きてるわけでしょ?被害者は10代20代で死んでるのに不公平すぎるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「不公平でやんすねぇ。でも司法制度ってのは正義じゃなくて、証拠集めのゲームでやんすから。」
かっぱ
「ゲームて…お前な、人の命がかかっとんねんぞ。」
やきう
「まあでも旦那は刑務所で癌で死んだんやろ?それはそれで地獄やったんちゃうか。」
ずん
「え、むしろ病院で手厚い看護受けて死ねたってことだろ?被害者は拷問されて殺されたのに?」
でぇじょうぶ博士
「アメリカの死刑囚は平均20年以上収監されるでやんす。執行前に病死する例も珍しくないでやんすよ。」
やきう
「つーか司法取引で減刑って、日本でも導入されたんやろ?これヤバいんちゃうか。」
ずん
「ボク知ってるのだ!共犯者が先にチクった方が得するシステムでしょ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。早い者勝ちの密告大会でやんすね。真実より取引の早さが重要になるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「偽証罪はあるでやんすが、実際は証拠がなければ証明できないでやんす。冤罪製造機とも言えるでやんすね。」
やきう
「この女も旦那に全部罪なすりつけた可能性あるってことか?」
ずん
「いやいや、でも被害者11人は事実なんだからさ…どっちが主犯とか関係なくね?」
でぇじょうぶ博士
「でも法律上は『主犯』と『従犯』で刑が変わるでやんす。まるで殺人にも格差があるかのようでやんすね。」
やきう
「結局金持ちが良い弁護士雇って司法取引するゲームなんやろ?貧乏人は死刑、金持ちは減刑や。」
でぇじょうぶ博士
「ずんみたいな貧乏人は即死刑でやんす。」
かっぱ
「おい待て、なんでそんな前提で話しとんねん。」
ずん
「ボク殺人なんてしないのだ!でももし冤罪で捕まったら、誰かチクって減刑してもらえばいいってこと!?」
でぇじょうぶ博士
「冤罪の場合は司法取引する相手がいないでやんす。むしろ誰かがずんを売った結果が冤罪でやんすよ。」
やきう
「つまりこの女みたいに、先に売った方が勝ちってわけや。正直者がバカを見るシステムやな。」
かっぱ
「ほんまクソみたいな制度やで。でもこれ、遺族はどう思っとるんやろな。」
ずん
「そりゃ怒ってるに決まってるでしょ!11人殺して16年とか、1人あたり1年半じゃん!」
でぇじょうぶ博士
「計算上は正しいでやんすが、そういう風に割り算するのはどうかと思うでやんす…。」
やきう
「でもそう考えたら、マジでふざけてるよな。しかもこいつ普通に働いて生きとるんやろ?」
かっぱ
「職場の人間はこいつが元連続殺人犯って知っとんのかな。知らんかったら怖すぎやろ。」
ずん
「ボク絶対そんな奴と働きたくないのだ!履歴書に『連続殺人経験あり』って書いてないでしょ!?」
でぇじょうぶ博士
「アメリカには前科者の情報を公開する制度があるでやんすが、旧姓使えば分からない場合もあるでやんすね。」
やきう
「つまり隣の席の人が元殺人犯でも分からんってことか。ホラーやん。」
かっぱ
「お前ら、もう少し建設的な話できんのか。で、結局この事件から何を学べばええんや。」
ずん
「学ぶことなんてあるのだ?ただのバケモノカップルの話じゃん!」
でぇじょうぶ博士
「司法制度の限界と、性犯罪者の更生不可能性について考えさせられるでやんすね。」
やきう
「更生とか無理やろ。こんなん一生檻に入れとくべきや。」
ずん
「でも女の方は出てきちゃったんでしょ?今も普通に生きてるって怖すぎるのだ…」
かっぱ
「まあ、刑期終えたら釈放されるのが法律やからな。感情論では納得できんけど。」
でぇじょうぶ博士
「そもそも司法取引自体が感情を排除したシステムでやんすからね。真実より実利、正義より効率でやんす。」
やきう
「効率優先で11人の命が軽くなるとか、ほんまクソやな。まあワイには関係ないけど。」
ずん
「関係ないって…お前もいつ巻き込まれるか分からないじゃん!」
やきう
「ワイは部屋から出えへんから大丈夫や。むしろ外出てる奴らの方が危険やで。」
でぇじょうぶ博士
「統計的には引きこもりの方が殺人被害に遭う確率は低いでやんすが…それはそれで別の問題でやんすね。」
ずん
「ねえねえ、結局この女って今どこに住んでんの?まさか被害者の遺族の近くとかじゃないよね?」
やきう
「そんなん公開されてへんやろ。つーか知ってどうすんねん。」
ずん
「だって怖いじゃん!もしボクの隣に引っ越してきたら…」
かっぱ
「お前が心配せんでも、そんな奴はお前みたいなクズには興味ないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「性犯罪者は特定の嗜好があるでやんすから、ずんはターゲット外でやんすよ。」
ずん
「それ安心していいのか悪いのか分かんないのだ!でもさ、こんな奴が普通に生きてるって、やっぱ世の中おかしくね?」
やきう
「おかしいに決まっとるやろ。でも法律がそうなっとんねんから仕方ないわ。文句あるなら法律変えるしかないで。」
やきう
「行く意味ないやん。どうせ何も変わらへんし。」
ずん
「あーもうこの話重すぎるのだ!ボク寝よ!司法制度とか知らんわ!どうせボクには関係ないし!」