ずん
「J2降格よりヤバいことが起きてるのだ!6億円がライザップに消えたって、これ横領じゃないのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「横領とは違うでやんすが、親会社が子会社の資金を『貸し付け』という名目で吸い上げる構図でやんすね。まるで親が子供の貯金箱を勝手に開けるようなもんでやんす」
やきう
「ワイの予想通りやんけ。ライザップって会社自体が瀕死状態やし、サッカークラブから金引っ張るしかなかったんやろな」
でぇじょうぶ博士
「結果にコミットするのは顧客の体重であって、クラブの財政ではないでやんす。むしろライザップ自身が財政的にダイエットが必要な状態でやんすよ」
かっぱ
「市民から預かった金やろ?それを親会社が持ってくとか、もうメチャクチャやん」
やきう
「25年もクラブ運営してきた会長を電撃解任とか、これもうクーデターやろ。しかも元選手の社長まで辞めさせるとか、容赦ないな」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは『移籍金6億円事前計上』という会計処理でやんす。まだ入ってない金を先に計上するとか、まるで取らぬ狸の皮算用を会計帳簿に載せるようなもんでやんす」
ずん
「河野太郎も元会長だったのだ!?これ政治問題にならないのだ?」
かっぱ
「太郎ちゃんも大変やな。サッカークラブの会長やってる場合ちゃうやろ」
やきう
「でも一番の被害者はサポーターやんな。J2降格に加えて経営陣がグダグダとか、もう応援する気失せるわ」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。地域密着型のJクラブというのは、市民の支援で成り立っているでやんすからね。その信頼を裏切る行為でやんす」
ずん
「ライザップの新会長は1時間も反論したらしいけど、何て言ったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく『適法な貸し付け』『経営判断の範囲内』という論理でやんすね。でも法的に問題なくても、道義的にはどうかという話でやんす」
かっぱ
「つまり法律的にはセーフやけど、人としてアウトってことやな」
やきう
「ライザップって健康食品とかジムの会社やろ?サッカークラブ経営するノウハウあんのか?」
でぇじょうぶ博士
「それが問題でやんす。異業種からの参入は珍しくないでやんすが、本業が傾いてる会社がスポンサーだと、こういう事態になるでやんすね」
ずん
「じゃあベルマーレはこれからどうなるのだ?J2で資金も減って、親会社は頼りにならないとか、詰んでるのだ」
かっぱ
「地元企業が買い取るしかないんちゃう?湘南地域って金持ち多いやろ」
やきう
「でも6億円の穴埋めせなアカンのやろ?誰がそんな金出すねん」
でぇじょうぶ博士
「クラウドファンディングという手もあるでやんすが、6億円は厳しいでやんすね。むしろライザップに返済を求める法的措置も検討すべきでやんす」
でぇじょうぶ博士
「そこが問題でやんす。ライザップの財務状況を考えると、返ってこない可能性が高いでやんす。まるで空っぽの貯金箱に貸した金を取り返そうとするようなもんでやんす」
かっぱ
「眞壁前会長も気の毒やな。25年も頑張ってきたのに、最後にこれかいな」
やきう
「でも取締役会長として、6億円の貸し付けを止められへんかったんも事実やろ。責任はあるわな」
ずん
「じゃあ誰が悪いのだ?眞壁さん?ライザップ?」
でぇじょうぶ博士
「構造的な問題でやんすね。親会社が経営権を持ってる以上、子会社は逆らえないでやんす。まるで暴君の下で働く家臣のようなもんでやんす」
かっぱ
「サポーターはどう思ってんねやろな。怒り心頭やろ」
やきう
「SNS見たら炎上しまくっとるで。ライザップの不買運動とか始まってるし」
でぇじょうぶ博士
「ずんの場合、ライザップに行っても三日坊主で終わるでやんすから、関係ないでやんすよ」
かっぱ
「それな。問題はこれから湘南ベルマーレがどう立て直すかやな」
やきう
「J2で優勝して即復帰するしかないやろ。でも資金ないのにどうやって戦力強化すんねん」
でぇじょうぶ博士
「育成に力を入れるしかないでやんすね。ユース出身の選手を育てて、移籍金で稼ぐ。まるで貧乏商店が手作り品で勝負するようなもんでやんす」
ずん
「それって時間かかるのだ。サポーターは待てるのだ?」
かっぱ
「待つしかないやろ。他に選択肢ないんやから」
やきう
「てか、他のJクラブもこういう問題抱えてるんちゃうか?親会社が傾いたらアウトやん」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。Jリーグ全体の構造的問題でやんすよ。企業依存型のクラブ経営は、親会社の業績に左右されるでやんす」
ずん
「じゃあヨーロッパみたいに、クラブ独立させればいいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「理想論でやんすね。日本の場合、そこまでサッカー文化が根付いてないでやんす。まるで温室育ちの植物を突然外に出すようなもんでやんす」
かっぱ
「でも変わらなアカンのは事実やな。このままやと第二、第三のベルマーレが出てくるで」
やきう
「Jリーグ機構は何しとんねん。こういう時のための組織やろ」
でぇじょうぶ博士
「Jリーグにも限界があるでやんす。各クラブの経営に介入する権限は限られてるでやんすからね」
ずん
「じゃあボクがベルマーレの社長になって立て直すのだ!」
やきう
「一週間は長すぎやろ。三日で潰すわ、こいつなら」
ずん
「ひどいのだ!ボクだって真面目にやれば...やらないけど、6億円くらいすぐ稼げるのだ!パチンコで!」