ずん
「なにこれ。メンズ服買ったら人生変わるみたいな話なのだ?ボクもメンズ服デビューしようかな...」
やきう
「お前、女装趣味あったんか。やっぱりそっち系やったんやな。」
ずん
「違うのだ!女性がメンズ服を買うって話なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「これは興味深い現象でやんす。同じ価格帯でも、メンズ服の方が生地が厚手で縫製が丁寧という報告が多数あるでやんす。」
かっぱ
「ほんまにそんな違うんか?同じ工場で作っとるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「それが違うでやんす。メンズ服は実用性重視、レディース服はデザイン性重視という設計思想の違いがあるでやんす。」
やきう
「そらそうよ。女はファッション()に金使うからボッタくっても文句言わんのや。」
かっぱ
「お前の言い方は気に食わんが、まぁ市場原理やな。」
でぇじょうぶ博士
「特にポケット問題は深刻でやんす。レディース服はポケットが小さいか、存在しないことすらあるでやんす。」
ずん
「え?ポケットないとか意味わかんないのだ。スマホどこに入れるのだ?」
やきう
「バッグ買わせるための陰謀やろ。アパレル業界クソやな。」
かっぱ
「メンズのカーゴパンツにはコインポケットまで付いとるらしいで。」
ずん
「コインポケット!?そんな便利なもの存在してたのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「さらに、メンズのダウンは綿の密度が高く、防寒性能が段違いでやんす。『舐めるなよ』という感想が出るのも納得でやんす。」
やきう
「ワイ、GUでメンズのプルオーバー買ったけど2
かっぱ
「ワークマンのメンズは神らしいな。暖かいしポケット多いし。」
ずん
「でも萌え袖問題があるって書いてあるのだ。それは可愛いからいいんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「だから袖が絞れるタイプを選んで調整してるそうでやんす。1〜2サイズ下げれば問題ないでやんす。」
かっぱ
「しかしなんでレディース服はこんなに手抜きなんや?」
でぇじょうぶ博士
「それは消費者心理の問題でやんす。女性はデザインやトレンドを重視する傾向があるため、メーカーは機能性より見た目に投資するでやんす。」
やきう
「そういうこっちゃ。文句言いながら買うんやから、メーカーも舐めるわな。」
でぇじょうぶ博士
「実際、オーバーサイズがトレンドの今、女性がメンズ服を選ぶのは理にかなってるでやんす。」
ずん
「じゃあボクもワークマン行ってメンズの防寒着買ってくるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まぁ、インナーから下着まで全部メンズに切り替えてる女性もいるそうでやんす。コスパと機能性で圧勝でやんす。」
ずん
「下着まで!?それはさすがに...いや、でも快適なら正義なのだ!」
やきう
「ユニクロのエアリズムとかヒートテックもメンズの方がええんか?」
でぇじょうぶ博士
「2枚組で売ってることもあり、お得でやんす。デザインより機能性を求める人には最適でやんす。」
かっぱ
「しかし無印のメンズダウンが着膨れするけど着心地最高って、何の修行やねん。」
ずん
「着膨れと着心地を天秤にかけて着心地が圧勝...それって本当に勝ってるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「しかしブラウスやシャツが透けないというのは重要なポイントでやんす。レディースは無駄に透けるでやんすからね。」
かっぱ
「透けるのは男のためのサービスちゃうんか?」
ずん
「...好きだけど、それとこれとは話が別なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「結局、アパレル業界はジェンダーごとに異なる戦略を取ってるだけでやんす。メンズは実用性、レディースは装飾性でやんす。」
かっぱ
「で、女性が実用性を求めたらメンズ買うしかないと。」
ずん
「これって性差別なんじゃないのだ?女性だってポケット欲しいのだ!」
やきう
「なら買わんかったらええやん。でも買うんやろ?だから舐められるんや。」
でぇじょうぶ博士
「実際、消費者の選択が市場を変えるでやんす。メンズ服を買う女性が増えれば、レディース服も変わるでやんす。」
かっぱ
「でもレディースの市場が縮小したら、アパレル業界死ぬやろ。」
ずん
「じゃあこれからの時代、服に性別なんていらないのだ!ユニセックスの時代なのだ!」
やきう
「それ、もう何年も前から言われとるやん。進歩してへんやん。」
でぇじょうぶ博士
「まぁ、ワークマンやGUがメンズ服で女性客を獲得してる現状を見ると、変化は起きてるでやんす。」
かっぱ
「ワークマンカラーは失敗したらしいけどな。」
ずん
「『なんか根本的に違う』って書いてあったのだ。何が違ったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく、機能性を維持しつつ女性向けにアレンジしたつもりが、中途半端になったでやんす。」
やきう
「結局、本物のメンズ服買った方がええってことやな。偽物はいらんわ。」
かっぱ
「しかし男でレディースのダウン着たい奴もおるんやな。」
でぇじょうぶ博士
「シルエットが絞ってあって綺麗、アームホールも狭い、華美なファーが付いてる...そういう理由でやんす。」
やきう
「それ完全に女装やん。趣味は自由やけどな。」
ずん
「多様性の時代なのだ!誰が何を着てもいいのだ!」
かっぱ
「お前、さっきから結論コロコロ変わっとるやん。」
でぇじょうぶ博士
「結局、衣服選びは個人の自由でやんす。ただ、同じ価格で品質が違うなら、賢い選択をすべきでやんす。」
ずん
「つまりボクたちは騙されてた可能性があるってことなのだ?」
やきう
「今更気づいたんか。世の中そんなもんやぞ。」
かっぱ
「まぁでも、気づいた人から変えていくしかないわな。」
ずん
「じゃあボク、明日からメンズ服しか買わないことにするのだ!...あれ、でもボク男だから、今までもメンズ服買ってたのだ!」