ずん
「おこめ券って、結局配るまでに数ヶ月かかるのに使用期限つけるとか、矛盾してないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。賞味期限切れ寸前の弁当を配るようなもんでやんすね。」
やきう
「ワイ、これ見て思ったんやけど、役所の連中って『早く使え』言うくせに自分らはダラダラ手続きしとるやん。ギャグか?」
かっぱ
「そもそも券配るのに数ヶ月て、亀の配達便かいな。」
ずん
「でもさ、プレミアム商品券とか電子クーポンとか、メニューが多岐にわたるって書いてあるのだ。自由度高くていいんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「自由度が高いということは、逆に言えば統一性がないということでやんす。500の自治体がそれぞれ違うルールを作ったら、まるで戦国時代の関所みたいになるでやんすよ。」
やきう
「パンやパスタも買えるかもしれへんって話やろ?もうコメ関係ないやんけ。『コメ価格高騰対策』て看板詐欺やん。」
かっぱ
「農水省の説明会が非公開ってのも気になるなぁ。やましいことでもあんのか?」
ずん
「そういえば、議会の手続き期間は使用期限に含まれるのかとか、配布後の期限なのかとか、曖昧なままなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。まるで試験問題を配る前に『制限時間は未定です』と言ってるようなもんでやんすね。受験生は困惑するでやんす。」
やきう
「ワイが自治体の職員やったら、『期限設定?知らんがな、国が勝手に決めたことやし』ってスルーするわ。」
かっぱ
「でも実際、配布まで数ヶ月かかった事例があるんやったら、その期間データ取って標準化せなアカンやろ。なんでせえへんねん。」
ずん
「政府は『早期活用を促す』って言ってるけど、早期に配れないシステムで早期活用とか、矛盾の塊なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「これはまるで、ダイエット中に『早く痩せろ』と言いながらケーキを配るようなもんでやんす。目的と手段が完全にズレてるでやんす。」
やきう
「そもそも『消費の底上げ』が目的やったら、券なんか配らんと直接金配った方が早いやろ。ワイにくれや。」
かっぱ
「まあ、直接金配ったら貯金されるから、使い道限定の券にしたいんやろな。でも結局、米買う人は元々買うし、買わん人は買わんわ。」
ずん
「じゃあ、このおこめ券って、実は米価格高騰対策じゃなくて、自治体と商店への補助金なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。実質的には地域経済の活性化策であって、コメ価格対策としての本質的効果は疑問でやんすね。看板と中身が違う詐欺弁当でやんす。」
やきう
「電子クーポンと紙の券で期限同じなん?紙は郵送に時間かかるのに、電子は即配布やろ。不公平やんけ。」
かっぱ
「あと、プレミアム商品券て何や?金額以上に買えるって、それ実質値引きやん。米屋が損するだけちゃうん?」
ずん
「結局、自治体が自由に決められるってことは、責任も自治体に丸投げってことなのだ。国は『やれ』って言うだけで、細かいことは知らんぷりなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まさに『丸投げ行政』の典型でやんす。中央政府は予算だけ決めて、実務は地方に押し付ける。失敗したら地方のせい、成功したら国の手柄でやんす。」
やきう
「ワイ、この政策考えた奴の頭の中見てみたいわ。多分、スカスカやで。」
かっぱ
「まあでも、500自治体が説明会参加して質問殺到ってことは、みんな困ってるんやろな。『どないせえっちゅうねん』て。」
ずん
「それで結局、おこめ券の行方はどうなるのだ?配られる前に制度自体が賞味期限切れになるんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「可能性は高いでやんす。補正予算確定後にまた説明会やるそうでやんすが、その頃には米価格が落ち着いてるかもしれないでやんすね。」
やきう
「つまり、対策が必要な時期に間に合わんってことやん。火事の後に消防車呼ぶようなもんやな。」
かっぱ
「そして最後に残るのは、大量の使われへん券と、無駄になった税金だけや。」
ずん
「ボク、このおこめ券もらったら、メルカリで売るのだ!期限気にせず現金化できて最高なのだ!」