**ずん
** 「なあ博士、本より先に音声が出るって、これ本末転倒じゃないっすか?本が『ブック』なのに音が先って、もう意味わかんないのだ」
**でぇじょうぶ博士
** 「むしろ理にかなってるでやんす。現代人は文字を読むより耳で聞く方が楽でやんすからね。目は疲れるけど、耳は24時間働けるでやんす」
**かっぱ
** 「待てや。それって要するに、みんな文字読むのめんどくさなっとるだけやろ。退化しとるやんけ」
**ずん
** 「いや、でも早見沙織さんの声で聞けるなら、ボクは喜んで退化するのだ!むしろ進化なのだ!」
**でぇじょうぶ博士
** 「それは進化じゃなくて性欲でやんす」
**かっぱ
** 「正直でええやん。で、このオーディオファーストって儲かるんか?」
**でぇじょうぶ博士
** 「Amazonは本気でやんすよ。書籍出版より先に音声を出すということは、出版業界のビジネスモデルを根底から覆そうとしてるでやんす。まるで革命でやんすね」
**ずん
** 「じゃあ作家さんたちは、もう文章書かなくていいってことなのだ?ラクできるじゃん!」
**でぇじょうぶ博士
** 「逆でやんす。音声用に最適化された台本を書かなきゃいけないでやんす。しかも声優の演技力に左右されるから、作家のプライドはズタズタでやんすよ」
**かっぱ
** 「ほんまやな。小説家が『俺の作品は文字で読んでこそ価値がある!』って怒っとるやろな」
**ずん
** 「でもさ、本って重いし場所取るし、ボク的にはデータの方が嬉しいのだ。引っ越しのとき超ラクだし」
**でぇじょうぶ博士
** 「ずんは引っ越す予定あるんでやんすか?」
**ずん
** 「...ないけど、仮にあったらの話なのだ」
**かっぱ
** 「仮定の話で生きとるんか。お前の人生そのものが仮定やな」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ、オーディブルの戦略は賢いでやんすよ。通勤時間や家事の間に『ながら聴き』できるでやんすからね。本を読む時間がない現代人には最適でやんす」
**ずん
** 「それって、つまり本当は本を読みたくないってことなのだ?正直になろうよ、みんな」
**でぇじょうぶ博士
** 「実は脳科学的には、読書と聴書では使う脳の領域が違うでやんす。どちらが優れてるとかじゃなくて、別物でやんすね」
**ずん
** 「じゃあボク、両方やらなくていいってことなのだ!どっちも脳使うなら面倒だし」
**かっぱ
** 「両方やらんのかい。お前、脳使うことそのものを拒否しとるやんけ」
**でぇじょうぶ博士
** 「しかし105億円の市場規模って、おいらの年収の...計算したくないでやんす」
**ずん
** 「博士の年収って、オーディブルの無料体験期間より短いんじゃないっすか?」
**でぇじょうぶ博士
** 「...話を戻すでやんすが、オーディオファーストは出版不況の救世主になる可能性があるでやんす。印刷コストがゼロでやんすからね」
**ずん
** 「でも声優さんのギャラは?高いんじゃないの?」
**でぇじょうぶ博士
** 「そこが問題でやんす。人気声優を起用すればコストは跳ね上がるでやんす。でもそれが売上に直結するから、結局ペイするでやんすね」
**かっぱ
** 「要するに、声優ファンから金巻き上げるビジネスやんけ。えげつないな」
**ずん
** 「いや、それは違うのだ!これは文化の新しい形なのだ!芸術なのだ!」
**かっぱ
** 「お前、さっき性欲って言われとったやん」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ、audiobook.jpも参入してるし、競争が激化してるでやんす。消費者にとってはいい時代でやんすね」
**ずん
** 「競争って、結局値下げ合戦になって、最後は声優さんのギャラが削られるパターンなのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「...鋭いでやんすね、ずん。資本主義の本質を突いてるでやんす」
**かっぱ
** 「たまにはまともなこと言うやん。でも結局、お前は聴かんのやろ?」
**ずん
** 「当たり前なのだ!ボクはもっと革新的なことを考えてるのだ。オーディブルを1.5倍速で聴いて、さらにその要約をAIに作らせて、その要約すら読まないという完璧な戦略なのだ!」