ずん
「これ、ちょっとヤバすぎないっすか?日本に来る前からネパールに妻子がいたって...二重生活バレバレなのだ!」
やきう
「ワイもビックリやで。でもな、10歳で口減らしされるって、どんだけ貧乏やねん。60円盗んで逃げるとか、今の日本やったらコンビニのおにぎり1個分やぞ。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。カースト制度という巨大な壁と貧困が、彼の人格形成に深刻な影響を与えたと考えられるでやんす。最下層の鍛冶屋カーストに生まれ、土地すら持てない家庭環境...まるで生まれた瞬間から人生のスタートラインが後方100メートルに設定されてるようなもんでやんすよ。」
ずん
「でも、それと殺人は別問題なのだ!師匠も『真面目だったけど生意気になった』って言ってるし、結局金盗んで逃げてるのだ。」
やきう
「せやな。貧乏でも真っ当に生きてる奴は腐るほどおるわ。こいつはただのクズや。二股どころか二重生活って、完全に確信犯やろ。」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、しかしでやんすね。10歳で故郷を離れ、弟子として働かされた環境も見逃せないでやんす。おそらく愛情や承認を十分に受けられず、『使い捨ての労働力』として扱われ続けた結果、他者への共感能力が育たなかったと推測できるでやんす。」
ずん
「じゃあ博士は、この犯人を擁護するのだ?被害者の智江さんと赤ちゃんは何も悪くないのに!」
でぇじょうぶ博士
「擁護なんてしてないでやんす!おいらが言ってるのは『背景の理解』であって『行為の正当化』じゃないでやんす。むしろ、こういう悲劇を防ぐには、加害者がどう形成されたかを知る必要があるでやんす。」
やきう
「ほんまそれな。でも結局、日本の入管ザルすぎやろ。ネパールに妻子おるかどうかくらい調べられへんのかいな。」
ずん
「あっ!それボクも思ったのだ!国際結婚する時にネパール側の戸籍みたいなの確認しないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「残念ながら、発展途上国では戸籍制度自体が不完全な場合が多いでやんす。特に山村出身者の場合、出生届すら出されてないケースもあるでやんすよ。まるで存在しない人間として生きてるようなもんでやんす。」
やきう
「つまり、システムの穴を突いて日本に来たってことか。賢いんか悪質なんか分からんな。」
ずん
「でも師匠の証言で『酒とタバコ覚えて生意気になった』って...普通の反抗期じゃないのだ?ボクだって中学の時、超生意気だったのだ!」
やきう
「お前は今でも生意気やんけ。というか、60円盗んで逃げた時点でアウトやろ。その後の人生が全部その延長線上や。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。小さな窃盗から始まり、嘘をつき、二重生活を送り、最終的には殺人に至る...まるで犯罪のフルコース料理を食べてるようなもんでやんす。しかも、自分が被害者だと思い込んでる可能性すらあるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「貧困と差別の中で育った人間は、『世界は自分に不公平だ』という認知の歪みを持ちやすいでやんす。だから、ネパールの妻と日本の妻、どちらにも嘘をついてることすら、『生きるための当然の権利』だと思ってた可能性があるでやんす。」
やきう
「なるほどな。でも結局、智江さんはそんなクズ男に騙されて、赤ちゃんまで巻き添えにされたんやで。やりきれへんわ。」
ずん
「ボク思うんだけど、こういう事件って防げないのだ?国際結婚する時に、もっと厳しくチェックするとか...」
でぇじょうぶ博士
「理論上は可能でやんすが、それをやると今度は『人権侵害だ』『差別だ』という声が上がるでやんす。プライバシーと安全のバランスは、まるで片足で綱渡りするようなもんでやんすよ。」
やきう
「めんどくさい世の中やな。でも、ワイが一番許せへんのは、赤ちゃんまで殺したことや。生後6ヶ月って、まだ笑顔も覚えたてやろ...」
ずん
「...うん。それはボクも同じ気持ちなのだ。どんな理由があっても、赤ちゃんを殺す理由なんてないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「やんすねぇ。この事件で最も重要なのは、被害者の命が奪われたという事実でやんす。加害者の背景を理解することは必要でやんすが、それで罪が軽くなるわけじゃないでやんす。」
やきう
「せやな。結局こいつ、死刑にならんかったんやろ?無期懲役とか...ふざけんなや。」
ずん
「えっ、死刑じゃないのだ?じゃあ刑務所でずっとご飯食べて寝るだけなのだ?それって、むしろ昔の生活より快適なんじゃ...」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、それは皮肉でやんすねぇ。貧困から逃れるために日本に来て、結局刑務所で『安定した生活』を手に入れたとも言えるでやんす。被害者からしたら、こんな理不尽な話はないでやんすが...」
やきう
「いや、それは違うで。刑務所は地獄やぞ。外国人やったら余計に虐められるやろうし、一生檻の中や。それを『快適』とか言うのはおかしいわ。」
ずん
「じゃあ博士、この事件から学ぶべきことって何なのだ?『貧乏人は犯罪者予備軍』ってこと?それとも『国際結婚は危険』ってこと?」
でぇじょうぶ博士
「どちらも違うでやんす。学ぶべきは、『人間は環境の産物だが、それでも選択の自由がある』ということでやんす。シュアムは確かに過酷な環境で育ったでやんすが、同じ環境で育った人間全員が殺人犯になるわけじゃないでやんす。」
やきう
「つまり、環境のせいにすんなってことやな。最終的には本人の選択や。」
ずん
「でも、10歳で口減らしされて、師匠にこき使われて、カースト制度で差別されて...そんな人生送ってたら、ボクだってグレるのだ!」
やきう
「お前はグレる以前の問題やろ。生まれつきダメ人間やんけ。」
ずん
「ひどいのだ!でも確かに、ボクがもしネパールの最下層カーストに生まれてたら...今頃マフィアのボスになって、ネパール全土を支配してたかもしれないのだ!」