ずん
「会社がヤバい時に創業者が『アイツのせいだ』って言い出すの、まるで試合に負けた後に『審判が悪い』って言うやつなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、ずん君。でもこれは単なる責任転嫁じゃないでやんす。81歳の永守氏が久々に朝礼に出てきて元社長を名指し批判とか、もはや昼ドラでやんすよ。」
やきう
「ワイ、これ見て思ったんやけど、日産から引っ張ってきた関とかいうやつ、結局1年で降格ってクソ雑魚やん。」
でぇじょうぶ博士
「そこが面白いところでやんす。日産でナンバー3だった人物が、ニデックでは全く機能しなかった。これは企業文化の違いを物語ってるでやんすね。」
ずん
「でも博士、特別注意銘柄ってヤバいやつなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ヤバいでやんす。オリンパスや東芝と同じ扱いでやんすからね。上場廃止の可能性もあるでやんす。創業以来最大の危機でやんすよ。」
やきう
「つまり、爺さんが会社私物化して好き放題やった結果、制御不能になったってことやろ?カリスマ経営者(笑)の末路やな。」
でぇじょうぶ博士
「辛辣でやんすね。でも一理あるでやんす。永守氏は『関を連れてきた頃からおかしくなった』と言ってるでやんすが、その関氏を連れてきたのは誰でやんすか?って話でやんすからね。」
やきう
「ワイの会社の上司もこんな感じやわ。自分で採用したやつが使えんかったら『人事が悪い』って言うんや。お前が面接したんやろがい。」
でぇじょうぶ博士
「まさにそれでやんす。創業者が後継者選びに失敗したのに、その後継者のせいにするという構図でやんすね。これは日本企業のカリスマ経営者が陥りがちな罠でやんす。」
でぇじょうぶ博士
「記事のタイトル通り、『永守さんが会社から出なければ再生はない』というのが中堅社員の本音でやんす。でも81歳のカリスマ経営者が自ら退くとは思えないでやんすね。」
やきう
「結局、日本企業って老害が居座り続ける地獄やん。ワイが就職せんかった理由もこれやで。」
でぇじょうぶ博士
「就職しなかったんじゃなくて、できなかったんじゃないでやんすか...?」
やきう
「うるさいわ。で、不適切会計ってどんなもんなんや?」
でぇじょうぶ博士
「詳細は記事では触れられてないでやんすが、有価証券報告書の虚偽記載や内部統制の問題でやんすね。これは組織的な問題が根深いことを示唆してるでやんす。」
ずん
「組織的って、みんなでグルになってたってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おそらく、トップダウンの強烈な圧力の中で、現場が数字を作らざるを得なくなった可能性があるでやんす。カリスマ経営者のダークサイドでやんすね。」
やきう
「ワイ、これ見て思ったんやけど、結局『すごい経営者』って持ち上げられてるやつほど、後で化けの皮剥がれるよな。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。永守氏は『永守イズム』として経営手法が持て囃されてきたでやんすが、それが硬直化して組織を蝕んでいた可能性があるでやんす。」
ずん
「でも博士、81歳まで現役でトップにいるって、それはそれですごくないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「すごいでやんすが、それが会社にとって良いことかは別問題でやんす。むしろ後継者育成に失敗し、権力を手放せない経営者の典型例でやんすね。」
やきう
「つまり、この爺さん自分が特別やと思い込んでて、自分以外に会社を任せられへんってことやろ?完全に老害やん。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、そういう見方もできるでやんすね。でも永守氏からすれば、自分が育てた会社が他人の手で壊されていくのを見るのは耐えられなかったのかもしれないでやんす。」
ずん
「それで久々に朝礼出てきて、みんなの前で『アイツのせい』って言うとか、もはや公開処刑なのだ。」
やきう
「ワイの親父も同じタイプやわ。自分の失敗は認めんと、全部人のせいにするんや。だからワイはニートになったんやで。」
でぇじょうぶ博士
「それは完全に自己責任でやんす...。」
ずん
「でもさ、記事には『経営方針を巡る対立があった』って書いてあるのだ。具体的には何で対立してたのだ?」
でぇじょうぶ博士
「詳細は書かれてないでやんすが、おそらく永守流の『超高速成長至上主義』と、関氏の『持続可能な成長路線』が衝突したと推測されるでやんす。」
やきう
「要するに、爺さんが『もっと売上上げろ!』って言うて、関が『無理っす』って言うたら喧嘩になったってことやろ?小学生の喧嘩やん。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、簡略化すればそういうことでやんすね。でも企業のトップ同士の方針の違いは、組織全体を揺るがす大問題でやんす。」
ずん
「じゃあ、この会社の社員たちはどう思ってるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「タイトルにもある通り、中堅社員は『永守さんが出なければ再生はない』と漏らしてるでやんす。これは現場の本音でやんすね。」
やきう
「そら当然やろ。81歳の爺さんがトップにおって、元社長を公開処刑するような会社、誰が働きたいねん。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。しかも特別注意銘柄に指定されて、株価はストップ安。社員のモチベーションも最低でやんすよ。」
ずん
「ボクが社員だったら、今すぐ転職活動始めちゃうのだ。」
でぇじょうぶ博士
「でもずん君、転職できるようなスキルあるんでやんすか?」
ずん
「...ボク、ニデックの社員じゃなくてよかったのだ。」