ずん
「なんか落合信彦が亡くなったらしいのだ。でもこれ、息子が書いたやつ、めちゃくちゃ長いのだ。」
やきう
「ワイも読んだで。泣けるわこんなん。お前みたいなクソニートには一生わからん世界やろな。」
ずん
「ちょっと待つのだ!ボクだって感動くらいするのだ!でも、なんでサウジアラビア行けなくなったのが神の采配みたいになってんのだ?」
でぇじょうぶ博士
「おいら的には、統計学的に見ても偶然の一致にしてはあまりにも出来すぎているでやんす。本来なら海外にいるはずだったのに、直前で予定が変わって父親の最期に立ち会えたでやんすからね。」
やきう
「ほんで友人が来て『ゴルフ行きましょう!』って声かけたとこで泣いたんやろ?ワイもそこグッときたわ。」
ずん
「え、でもそれって不謹慎じゃないのだ?死にかけてる人にゴルフ誘うとか...」
でぇじょうぶ博士
「むしろ逆でやんす。それこそが最高の弔いでやんすよ。死の床を『特別な場所』にせず、いつもの日常の延長として扱う。これぞハードボイルドな友情でやんす。」
やきう
「せやな。『お疲れ様でした』とか『安らかに』とか、そんなん誰でも言えるわ。『ゴルフ行こう』って言える関係性が尊いんや。」
ずん
「なるほどなのだ...でも8時8分に亡くなるとか、なんかゾロ目すぎて怖いのだ。」
でぎじょうぶ博士
「むむむ、ずん君は本質を見誤っているでやんす。時刻なんてものは人間が後から意味づけしているに過ぎないでやんす。大事なのは、家族と友人に囲まれて逝けたという事実でやんすよ。」
やきう
「それにしても陽一、文章うまいな。『明確に終わりがある肉親の命がそこにある感覚』とか、普通そんな冷静に書けへんやろ。」
ずん
「それなのだ!なんか他人事みたいに書きすぎじゃないのだ?本当に悲しんでるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは違うでやんす。おいらの分析では、陽一氏は研究者的な観察眼で自分の感情すら客体化できる人物でやんす。むしろその冷静さこそが、父親譲りのハードボイルドさでやんすね。」
やきう
「まあ確かに。『死は一つのオプションにしか過ぎない』って親父の言葉引用してるあたり、かっこよすぎやろ。ワイの親父なんて『パチンコ行ってくる』しか言わんで。」
ずん
「でも結局、葬式は身内だけでやるんでしょ?なんか冷たくないのだ?ファンとか読者とか置いてけぼりなのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それも本人の遺志でやんす。2000万部売れた作家でも、最期は静かに逝きたかったでやんすよ。むしろ『お別れの会』を後日やるあたり、ちゃんと読者への敬意も払っているでやんす。」
やきう
「せやな。お前みたいに『ボク悲しいのだ〜』ってSNSで騒ぐやつより、よっぽど誠実やわ。」
ずん
「むぅ...じゃあボクも死ぬ時は『ゲーセン行こうぜ!』って言ってもらえる友達作るのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...しかも、ずん君がゲーセン行ってる姿を想像すると、UFOキャッチャーで500円溶かして泣いてる姿しか浮かばないでやんす。」
ずん
「ひどいのだ!でもまあ、この記事読んで思ったのだ。人生って結局、誰と過ごすかが全てなのだな。」
ずん
「だからボクは今日から引きこもって、誰とも会わない人生を選ぶのだ!」
ずん
「だって人と会うと別れが辛いじゃん。最初から会わなければ悲しくないのだ!これ完璧な理論なのだ!」