ずん
「準主犯格が死んだって...これ報道する意味あるのかなって話なのだ」
やきう
「ワイは逆に聞きたいんやけど、報道せん意味あるんか?社会はこいつらのこと忘れたらあかんやろ」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、難しい問題でやんすね。死者に鞭打つのは日本文化では忌避されるでやんすが、この件は単なる死亡報道とは次元が違うでやんす」
かっぱ
「何が難しいねん。クソみたいな人生送って、トイレで死んだだけやろが」
ずん
「でも取材者の山﨑さんは20年も追い続けてたのだ。その人が報道する意味に悩んでるってことは、やっぱり何か引っかかるものがあるのだ」
やきう
「そら綺麗事や。こいつ出所後も高級車買ったり好き放題しとったんやろ?被害者のことなんか一ミリも考えてへんかったってことやん」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。『人生イチから』とか言いながらローン組んで散財...まるで自分が被害者であるかのような振る舞いでやんすね」
かっぱ
「ほんで無職になって母親にたかる?どこまでクズやねん」
ずん
「...でも、これって結局『罰』としては何も解決してないってことなのだ?」
やきう
「せやな。トイレで死んで終わり。なんの償いもなし。これが日本の少年法の現実や」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、そこが取材者が悩むポイントでやんすね。死んだことを報道して何になるのか...でも報道しなければ、社会はこの事件の『その後』を知ることができないでやんす」
かっぱ
「義兄の証言も生々しいわ。『薄気味悪い』って初対面の印象...そら家族も地獄やったやろうな」
ずん
「35年経っても書籍や動画で取り上げられ続けてるって、それだけ衝撃的だったってことなのだ」
やきう
「衝撃的っちゅうか、人間がここまで残虐になれるんやっていう恐怖の記録やろ。頰と鼻の高さが同じって...想像もしとうないわ」
でぇじょうぶ博士
「東京高裁の判決文にそこまで具体的に書かれるということは、法廷でそれが証拠として提示されたということでやんす。つまり疑いようのない事実でやんすね」
かっぱ
「で、そんなことしたやつが出所して高級車乗り回してたんか。被害者の家族はどう思うんやろな」
ずん
「...それ考えると、報道する意味って十分あるような気がしてきたのだ」
やきう
「せやろ?こいつらが『その後』どうなったか知らせることも、ある種の社会正義やと思うで」
でぇじょうぶ博士
「ただし、そこには大きなジレンマがあるでやんす。報道すればするほど、被害者やその家族の傷を何度もえぐることになるでやんすからね」
かっぱ
「ほんまやな...忘れたくても忘れられへんやろうし」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ?報道する?しない?」
やきう
「そんなん、答えなんかあるわけないやろ。だからこそ取材者も20年悩んどるんや」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。正解のない問いに向き合い続けることこそが、ジャーナリズムの本質なのかもしれないでやんすね」
かっぱ
「結局、死んで楽になったんはBだけで、周りはみんな苦しんどるってことか」
ずん
「...それって、死ぬことすら逃げだったってことなのだ?」
やきう
「トイレで倒れて死ぬとか、最後まで情けない終わり方やな」
でぇじょうぶ博士
「義兄が20年ぶりに電話してきたのも、Bの死を誰かに伝えたかったからでやんすかね。会社の不正の相談はただの口実だったのかもしれないでやんす」
かっぱ
「家族も複雑やったやろうな。死んでホッとしたんか、それとも...」
ずん
「ボク思うんだけど、こういう事件って『終わらない』ってことが一番の罰なんじゃないかと思うのだ」
ずん
「だって、Bは死んだけど、事件は終わってない。被害者の苦しみも終わってない。ボクらもこうやって議論してる。永遠に『終わらない』ことが、この事件の本当の恐ろしさなのだ」