ずん
「市議会議員が恐喝って、もう議員バッジが893の代紋になってるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...稲沢市議の恐喝事件でやんすか。43歳の市議が自分の店で『どれだけ払えるんだ。金をおろしてこい』って、まるでチンピラでやんすね。」
やきう
「市議がオーナーやってる店とか、もう地雷臭しかせえへんわ。ワイなら絶対入らんで。」
ずん
「でも3万円って微妙な金額なのだ。もっと取れそうなのに、なんで3万なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「恐喝する側の『相場観』があるんでやんす。高すぎると被害届出されやすいし、低すぎると割に合わないでやんすからね。犯罪にも経済学があるんでやんす。」
やきう
「ん?待てや。市議が店のオーナーって時点でアウトやろ。兼業禁止とかないんか?」
でぇじょうぶ博士
「地方議員は兼業OKでやんす。むしろ専業にすると報酬が安すぎて生活できないから、副業必須の構造でやんすよ。ただし、この副業が『恐喝業』だったのが問題でやんすけどね。」
ずん
「じゃあ市議って、昼は正義の味方で夜は悪党ってことなのだ?バットマンの逆バージョンなのだ!」
やきう
「それジョーカーやんけ。しかも稲沢市民、こんなん選んでたんやで?投票した奴ら今どんな気持ちなんやろな。」
でぇじょうぶ博士
「投票時には善人の仮面を被ってたんでやんす。政治家の裏の顔なんて、有権者には見えないでやんすからね。ただ、飲食店経営してる時点で、ある程度人柄は地域に知られてたはずでやんすが...」
ずん
「でもさ、被害者の男性も何か悪いことしたんじゃないのだ?普通に店に来ただけで3万取られないでしょ。」
でぇじょうぶ博士
「おや、ずん君。被害者を疑うとは珍しいでやんすね。確かに何かトラブルがあった可能性はあるでやんすが、だからといって『金おろしてこい』が正当化されるわけないでやんす。」
やきう
「つーかこの市議、逮捕されても議員辞職せんかったらどうなるんや?税金で給料もらい続けるんか?」
でぇじょうぶ博士
「法律上は逮捕だけでは失職しないでやんす。有罪確定まで議員の身分は続くでやんすよ。つまり、留置場から議会に意見書を送ることも理論上可能でやんす。民主主義の皮肉でやんすね。」
ずん
「えー!じゃあこの人、牢屋で『市民の皆さまのために働きます』とか言えちゃうのだ?」
やきう
「草。もうこれ、稲沢市民は市議リコールするしかないやろ。でも面倒やからやらんのやろな。日本人ってそういうとこあるし。」
でぇじょうぶ博士
「リコールには有権者の3分の1の署名が必要でやんす。稲沢市の有権者は約10万人でやんすから、3万人以上の署名が必要でやんすね。恐喝で取った3万円と奇妙な一致でやんす。」
ずん
「じゃあ被害者一人につき署名一人で、ちょうど3万人分集まるってことなのだ!」
やきう
「お前の算数どうなっとんねん。被害者一人やろが。」
でぇじょうぶ博士
「しかし稲沢市議会も頭が痛いでやんすね。この市議が所属する会派は戦々恐々でやんすよ。連帯責任を問われる可能性もあるでやんすから。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。同じ考えの議員が集まったグループでやんす。ただ、この場合『恐喝推進派』みたいな会派名だったら笑えるでやんすけどね。」
やきう
「まあでも、地方議員なんてこんなもんやろ。氷山の一角やで。表に出てないだけで、似たようなことやっとる奴おるやろな。」
ずん
「じゃあボクも市議になって、合法的に市民からお金を...」
でぇじょうぶ博士
「それは税金でやんす!しかもずん君、立候補するにも供託金30万円が必要でやんすよ。恐喝した金額の10倍でやんすね。」
ずん
「むむむ...じゃあこの市議は、供託金回収するために10人恐喝する必要があったってことなのだ!経営感覚があるのだ!」
やきう
「お前の思考回路、完全に犯罪者側やんけ。警察呼ぶで。」
でぇじょうぶ博士
「冗談はさておき、この事件の本質は地方政治の闇でやんす。議員報酬が低すぎて副業必須→副業が本業化→本業で稼ぐために手段を選ばなくなる、という構造的問題があるでやんすよ。」
やきう
「上げたら上げたで、別の問題起こすやろ。人間の欲望に上限はないんや。ワイみたいにな。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君が珍しく哲学的なことを言ったでやんす。確かに、お金の問題じゃなくて人間性の問題でやんすね。この市議は最初から『金を脅し取れる立場』を求めて議員になった可能性もあるでやんす。」
ずん
「怖すぎるのだ!じゃあボクたちは、どうやって悪い議員を見分けたらいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。飲食店を経営してる議員の店に行って、会計時に『金ないっす』って言ってみるでやんす。『金おろしてこい』と言われたら、その議員は投票してはいけないでやんす。」
やきう
「それ犯罪実証実験やんけ!お前、何考えとんねん。」
ずん
「でもさ、この市議も最初は『市民のために働こう』って思ってたんじゃないのだ?どこで道を誤ったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「権力は腐敗するでやんす。小さな権力でも同じでやんすよ。『議員バッジがあれば何でもできる』という錯覚に陥ったんでやんすね。まるで、リング・オブ・パワーを手に入れたゴラムでやんす。」
やきう
「お前、指輪物語で例えるな。わかりにくいわ。もっとシンプルに言えや。」
ずん
「じゃあボクが翻訳するのだ!つまり『バッジがあれば無敵だと勘違いした中年が、調子に乗って犯罪した』ってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、そういうことでやんす。身も蓋もないでやんすけどね。」
やきう
「しかし稲沢市民も気の毒やな。市議が犯罪者とか、どんな気持ちで選挙区歩いたらええんや。」
ずん
「大丈夫なのだ!だってボク、自分の選挙区の市議の名前すら知らないのだ!みんなそんなもんでしょ!」
でぇじょうぶ博士
「それが民主主義の危機でやんす...。無関心が腐敗を生むでやんすよ。市民が監視しないから、こういう議員が生まれるんでやんす。」
やきう
「でも監視するの面倒やし、ワイ忙しいし。誰か代わりにやってくれへんかな。」
ずん
「じゃあAIに議員やらせたらいいのだ!AIなら恐喝しないでしょ!」
でぇじょうぶ博士
「それはそれで問題があるでやんす。AIが『効率化のため市民の3割を削減します』とか言い出したらどうするでやんすか。」
やきう
「それはそれで面白いやんけ。人類補完計画やん。」
ずん
「まあでも、今回の事件で一つわかったのだ。『議員になったら何でもできる』は間違いで、『議員でも捕まる』が正しいってことなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。法の前では、議員も一般市民も平等でやんす。これが法治国家の基本でやんすね。」
やきう
「まあ、実際は上級国民は優遇されるけどな。現実見ろや。」
ずん
「じゃあ結局、この市議はどうなるのだ?刑務所行き確定なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「恐喝罪の法定刑は10年以下の懲役でやんす。ただ、初犯で金額も少ないから、執行猶予付きの判決になる可能性が高いでやんすね。つまり、刑務所には行かないかもしれないでやんす。」
やきう
「は?それおかしいやろ。3万円脅し取って無罪放免かよ。法律ガバガバやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「ダメでやんす!執行猶予は『次やったら即刑務所』という意味でやんす。再犯したら容赦なく収監されるでやんすよ。」
ずん
「むむむ...じゃあこの市議、またやる可能性あるってことなのだ?」
やきう
「お前、犯罪者の気持ちわかりすぎやろ。適性あるんちゃうか。」
でぇじょうぶ博士
「再犯率の話でやんすが、実は恐喝のような知能犯は再犯率が低いでやんす。捕まるリスクを学習するからでやんすね。ただ、この市議の場合は『議員の立場を守りたい』という動機があるから、さすがに二度目はないと思うでやんすが。」
ずん
「じゃあ教訓としては『犯罪は一回までならOK』ってことなのだ!」
やきう
「お前、マジで警察行こうか。思想が危険すぎるわ。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...ずん君の思考回路は理解不能でやんす。とにかく、この事件から学ぶべきは『権力の監視が大切』ということでやんすよ。」
ずん
「はいはい、わかったのだ。じゃあボク、これから市議会の傍聴に行って、怪しい議員がいたら『金おろしてこい』って言われる前に通報するのだ!...って、逆に不審者扱いされそうなのだ!」