ずん
「ねぇねぇ、竜馬の漫画で誰かが斬られてるらしいのだ!土佐の独眼竜って誰なのだ?カッコいい名前なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ふむふむ、土佐の独眼竜といえば、おそらく岡田以蔵のことでやんすね。人斬り以蔵として恐れられた剣客でやんす。」
やきう
「人斬りって...ワイらの時代なら即逮捕案件やん。幕末って無法地帯すぎひんか?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、時代が時代でやんすからね。彼は武市半平太の命令で要人を次々と暗殺していたでやんす。まさに土佐勤王党の刃でやんしたよ。」
ずん
「でもプライドが踏みにじられたって、何されたのだ?まさか給料未払いとか?」
やきう
「お前アホか。そんなブラック企業案件ちゃうわ。」
でぇじょうぶ博士
「以蔵は武士としてのプライドが高かったでやんすが、実は郷士という下級武士の出身でやんした。上士からは常に見下されていたでやんす。」
ずん
「えぇ...じゃあ、めちゃくちゃ仕事できるのに、学歴で差別されるみたいな感じなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす!さらに、武市半平太が捕まった後、以蔵も捕縛されて拷問を受けたでやんす。そして仲間の名前を全部吐かされたでやんすよ。」
やきう
「草。結局ゲロったんかい。プライド高い設定どこいったんや。」
でぇじょうぶ博士
「拷問は石抱きという、重い石を膝に乗せられる地獄の苦しみでやんした。人間、限界を超えると何でも話すでやんすよ。」
ずん
「うわぁ...ボクなら拷問される前に自白するのだ。」
やきう
「お前は拷問以前に、LINEの既読無視で全部喋りそうやな。」
でぇじょうぶ博士
「以蔵の悲劇は、剣の腕は一流でも身分が低いために、最後まで武士として扱われなかったことでやんす。まさに使い捨ての駒だったでやんすね。」
ずん
「じゃあ、斬殺の場面って、以蔵が処刑される時のことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その可能性が高いでやんすね。以蔵は1865年に打ち首にされたでやんす。享年27歳という若さでやんした。」
やきう
「27歳で死刑って...ワイと同い年やんけ。人生ハードモードすぎやろ。」
ずん
「でも、コウノドリの作者が描いてるんでしょ?赤ちゃん取り上げる漫画から、いきなり人斬りの話って振り幅すごいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「たしかに、命の誕生から命を奪う話への転換は興味深いでやんすね。鈴ノ木ユウ先生の画力なら、以蔵の悲哀も見事に描けるでやんしょう。」
やきう
「てか、15巻も出てるって、どんだけ長いねん。司馬遼太郎の原作も長いけど、まだ半分も行ってへんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「原作は全8巻でやんすが、漫画は丁寧に描いているでやんすからね。完結まであと10年はかかりそうでやんす。」
ずん
「10年!?その頃にはボク、立派な大人になってるのだ!...たぶん。」
やきう
「無理やろ。お前10年後も同じこと言うてるわ。」
でぇじょうぶ博士
「しかし、隔週連載とは作者も読者も忍耐が試されるでやんすね。まるでマラソンのようでやんす。」
ずん
「でも気になるのだ!以蔵って結局、後悔したのかな?自分の人生を。」
でぇじょうぶ博士
「史実によれば、以蔵は処刑前に「武市先生に騙された」と恨み言を言ったとされるでやんす。プライドを捨てて生き延びるか、プライドを守って死ぬか...究極の選択でやんしたね。」
やきう
「どっちにしろ詰んでて草。人生イージーモードなんて存在せえへんのやな。」
ずん
「ボクなら、プライドより命を選ぶのだ!だって生きてればまたチャンスあるし...って、それがダメなパターンなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、現代ならずんの選択が正解でやんすよ。でも幕末の武士道精神では、それは恥とされたでやんす。時代が違えば価値観も変わるでやんすね。」
やきう
「結局、以蔵は時代の犠牲者ってことか。身分制度とかいうクソシステムのせいやな。」
ずん
「じゃあ今の時代に生まれてたら、以蔵はYouTuberとかになって成功してたのだ!『人斬りチャンネル』とか...あ、これダメなやつなのだ。」