ずん
「オルカンって居酒屋で話題になるほど流行ってるらしいのだ。ボクの周りでは誰も投資の話なんてしてないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それはずんの周りに友達がいないだけでやんす。」
やきう
「草。まあワイの周りも誰も投資の話せんけどな。みんな生活費でカツカツやし。」
でぇじょうぶ博士
「8兆円でやんすか。日本の国家予算の約7%に相当する額でやんす。もはや一つの経済圏でやんすね。」
やきう
「せやけど、みんな同じもん買うてどないすんねん。リスク分散ちゃうんか。」
でぇじょうぶ博士
「実はそこが賢いところでやんす。オルカンは全世界の株式に分散投資するファンドでやんすからね。一つの商品で究極の分散が完成するでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「...ずんの給料じゃ、金持ちになる前に寿命が尽きるでやんす。」
やきう
「辛辣で草。でも博士、なんでこんなに人気出たんや?」
でぇじょうぶ博士
「記事によると、投資家からの『作ってくれ』という熱い要望に応えた形でやんす。まるでAKB総選挙みたいに、ファンの声で商品が生まれたでやんすね。」
ずん
「へー、じゃあボクが『ずん専用ファンド作ってくれ』って言えば作ってくれるのだ?」
やきう
「お前一人の声で8兆円集まるわけないやろ。身の程わきまえろや。」
でぇじょうぶ博士
「しかもこのファンド、『業界最低水準の運用コスト』を目指してるでやんす。つまり、できるだけ手数料を取らないでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「薄利多売でやんす。一人からは少ししか取らないけど、8兆円もあれば十分儲かるでやんす。まるで100円ショップのビジネスモデルでやんすね。」
やきう
「なるほどな。でもワイ、居酒屋でオルカンの話とか絶対せんわ。キモいやん。」
ずん
「わかるのだ!飲み会で投資の話とか、モテないオーラ全開なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...おいらに刺さるからやめてほしいでやんす。」
やきう
「でも実際、新NISA始まってから投資ブームやんな。ワイの会社でも若い奴らがスマホでチャート見とるで。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんすね。積立NISAという制度設計が、投資の民主化を加速させたでやんす。まるで選挙権が拡大されたような感じでやんすね。」
ずん
「でもさ、みんなが同じファンド買ってたら、暴落したときヤバくないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。確かに8兆円が一斉に売りに出たら、市場は大混乱でやんす。まるで満員電車から全員が一斉に降りようとするようなもんでやんすね。」
やきう
「せやから、ワイは現金最強派なんや。銀行に預けとくのが一番安全やで。」
でぇじょうぶ博士
「それは時代遅れでやんす。今の金利じゃインフレに負けて実質的に目減りしてるでやんすよ。」
でぇじょうぶ博士
「記事にあるように、長期投資が基本でやんす。短期で儲けようとせず、20年30年かけてコツコツ積み立てるでやんす。」
やきう
「20年後とか、ワイ生きとるか分からんわ。今を楽しまな損やろ。」
ずん
「そうなのだ!明日世界が滅びるかもしれないのに、投資とか意味ないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...お二人は永遠に貧乏のままでやんすね。」
やきう
「うるさいわ。でも博士、この代田って人はどんな人なんや?」
でぇじょうぶ博士
「『生みの親』と呼ばれてるでやんすが、面白いのは彼自身がこの急成長に驚いてる点でやんす。まるで自分の子供が突然プロ野球選手になったような感覚でやんすね。」
ずん
「へー、じゃあこの人は大金持ちになったのだ?」
やきう
「多分そうやろな。8兆円の何パーセントかは手数料として入るんやから。」
でぇじょうぶ博士
「でも記事を見る限り、金儲けより『長期投資家のため』という理念を大事にしてるように見えるでやんすね。珍しいタイプでやんす。」
ずん
「なんか胡散臭いのだ。本当は金目当てなんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは分からないでやんすが、少なくとも『投資家の声を聞く』という姿勢は本物っぽいでやんす。ブロガーミーティングとか、普通やらないでやんすからね。」
やきう
「まあ確かに、普通の金融機関は客の声なんて聞かんもんな。売りたいもん押し付けてくるだけや。」
ずん
「じゃあオルカンは良心的な商品ってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「少なくとも、従来の投資信託よりは遥かに良心的でやんす。手数料が安いのは事実でやんすからね。」
やきう
「でもな、ワイは信用せんで。結局どっかで損させられるのがオチや。」
でぇじょうぶ博士
「...お二人は一生疑い続けて、機会損失し続けるタイプでやんすね。」
やきう
「うっせーわ。ところで博士、このオルカンって今後どうなると思う?」
でぇじょうぶ博士
「難しい質問でやんすね。現状8兆円が10兆、20兆と膨らむ可能性はあるでやんす。新NISAの普及でまだまだ伸びしろはあるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「それはあり得るでやんす。特に全員が同じものを持ってると、暴落時のパニック売りが加速するでやんすからね。」
やきう
「ほらな、やっぱり危険やんけ。ワイの現金主義が正しいわ。」
でぇじょうぶ博士
「でもやきうさん、貯金ゼロでやんすよね?」
ずん
「結局さ、オルカンって買うべきなのだ?買わないべきなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは個人の判断でやんす。ただ、少なくとも『何もしない』よりは『少額でも投資する』方が、長期的には資産が増える可能性が高いでやんす。」
やきう
「まあワイは様子見や。みんなが買っとる時は危ない気がするねん。」
ずん
「ボクもなのだ!みんなと逆のことする方が儲かるって聞いたのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...それを実行できるなら、の話でやんすけどね。」
でぇじょうぶ博士
「おいらは個別株派でやんす。オルカンみたいなインデックスファンドは、おいらには刺激が足りないでやんす。」
ずん
「えー、じゃあ博士も結局ギャンブラーなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「投資とギャンブルを一緒にしないでほしいでやんす。おいらは緻密な計算の上で銘柄を選んでるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「うるさいでやんす!長期で見れば勝てるでやんす!」
ずん
「結局誰も儲かってないじゃないのだ!オルカンの8兆円って誰が持ってるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは日本中の個人投資家でやんす。一人一人は少額でも、集まれば8兆円になるでやんす。」
やきう
「つまり、みんなでババを掴み合っとるってことやな。」
ずん
「怖いのだ...ボクやっぱり投資しないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「まあ、それも一つの選択でやんす。ただ、将来後悔しても知らないでやんすよ。」
やきう
「後悔するのは投資して損した奴やろ。ワイは絶対手を出さんで。」
ずん
「そうなのだ!ボクたちは賢いから騙されないのだ!...あれ、でも居酒屋でオルカンの話してる人たちって、ボクたちより賢いのかもしれないのだ...?」