ずん
「セガが完全版商法で自爆してるらしいのだ!ざまぁなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ざまぁって...まぁ確かに、自分で撒いた種でやんすけどね。」
やきう
「ワイ、ペルソナ5発売日に買って後悔したクチやで。半年後にロイヤル版出たときは机バンバン叩いたわ。」
でぇじょうぶ博士
「典型的な被害者でやんすね。実はこれ、囚人のジレンマの変形みたいなもんでやんす。企業が完全版を出せば追加収益が得られるでやんすが、ユーザーは初回購入を控える。結果、誰も幸せにならないでやんす。」
ずん
「じゃあセガが完全版やめればいいだけなのだ!簡単なのだ!」
やきう
「アホか。株主が許さんやろ。完全版は開発コスト低く抑えて利益率高いんやから、やめられるわけないやん。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。特にアトラスは完全版のプロ集団でやんすからね。ペルソナ4ゴールデン、ペルソナ5ロイヤル、真・女神転生Vヴェンジェンス...まるでパチンコの新台入れ替えみたいなペースでやんす。」
ずん
「でも今回セガは『完全版のせいで売れない』って認めちゃったのだ。これって自分で自分の首絞めてるよねなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。決算説明会で『買い控えの原因は完全版への懸念』と公言するのは、まるで泥棒が『この家は防犯が甘いでやんすよ』と叫ぶようなもんでやんす。」
やきう
「しかも『マーケティングの課題』とか言うとるけど、問題はマーケティングちゃうやろ。ビジネスモデルが腐っとんねん。」
ずん
「じゃあどうすればいいのだ?完全版なくせないなら、もう詰んでるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「一つの解決策は『発売時からすべて入り』を保証することでやんす。例えばシーズンパスを最初から明示して、追加コンテンツは全部そこに含めます、と。でもそれだとアトラス的には『せっかくの二度美味しいチャンスが...』となるでやんすね。」
やきう
「要はセガは、ユーザーを信頼させたいけど、完全版ビジネスも諦めたくない、と。そんな都合のええ話あるかいな。」
ずん
「完全版待ちユーザーと、すぐ買いたいユーザーで価格変えればいいのだ!待つ人は高く、すぐ買う人は安く!」
でぇじょうぶ博士
「真面目な話、この問題の本質は『情報の非対称性』でやんす。ユーザーは『いつ完全版が出るか』を知らないでやんすが、企業側はすでに計画してるでやんす。だから信頼が崩壊するでやんす。」
ずん
「じゃあ最初から『1年後に完全版出します』って宣言すればいいのだ!」
やきう
「そしたら誰も初回版買わんくなるやろがい。セガは自分で墓穴掘っとるんや。完全版で稼ぎたい、でも初回も売りたい。そんな欲張りが通用する時代は終わったんやで。」
でぇじょうぶ博士
「結局、ゲーム業界全体がこの悪循環に陥ってるでやんす。完全版を出せば短期的には儲かるでやんすが、長期的にはブランドの信頼を失う。まるで覚醒剤みたいなもんでやんす。」
ずん
「こわっ。じゃあボクはもう一生ゲーム買わないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「興味深いのは、セガがこの問題を『分析中』としている点でやんす。答えはもう明白なのに、認めたくないだけでやんす。完全版ビジネスをやめるか、ユーザーの信頼を失うか、二択でやんす。」
やきう
「それ発売したばっかりやん。1年後に『メタファー
でぇじょうぶ博士
「まさにそれが試金石でやんすね。メタファーで完全版を出さなければ、セガは本気で変わろうとしてると証明できるでやんす。逆に出せば...」
やきう
「『ほら見ろ、やっぱりや』ってなって完全に信用失うわな。」
ずん
「むむむ...難しい問題なのだ。でもボクには名案があるのだ!」
ずん
「発売日に買った人には、完全版が出たときに差額を返金すればいいのだ!そしたらみんな安心して買えるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それ企業側が一切儲からないでやんす。」
ずん
「じゃあもう、すべてのゲームを未完成で出して、完成版は全員無料アップデートにすればいいのだ!みんなハッピーなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まぁ、ある意味で今のゲーム業界がそうなりつつあるでやんすけどね...」
ずん
「じゃあボク、正解言っちゃったのだ!?やったのだ!これでボクもゲーム業界のコンサルタントになれるのだ!年収3000万円なのだ!」