ずん
「ちょっと待つのだ!三菱ふそうが台湾企業と手を組むって、これ実質的な身売りなんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、鋭い指摘でやんすね。まあ、バス事業だけのカーブアウトでやんすから、会社全体が買収されるわけじゃないでやんす。でも、鴻海が今後出資比率を増やす可能性があるってのは...まさに茹でガエル作戦でやんす。」
やきう
「ワイ、これ知っとるで。鴻海ってiPhone作っとる会社やろ?バス作れるんか?」
でぇじょうぶ博士
「その疑問は当然でやんす。でも鴻海は既に『モデルT』というEVバスを開発済みでやんす。名前はフォードのパクリみたいでやんすけど、技術力は本物でやんす。電機メーカーがEV作るのは、実はスマホ作るより簡単だったりするでやんすよ。」
かっぱ
「ほな、三菱ふそうは何が欲しかったんや?金か?」
でぇじょうぶ博士
「金もそうでやんすが、EVの量産技術と開発スピードでやんすね。日本企業は『完璧を目指して発売が遅れる病』に罹患してるでやんすから。鴻海は『とりあえず動けばOK、後で直す』精神でやんす。」
ずん
「でも50%ずつの出資なら対等じゃないのだ?」
やきう
「アホか。『将来的に出資比率増やす』って書いとるやろ。これ、最初だけ対等のフリして、後から乗っ取る気満々やんけ。」
でぇじょうぶ博士
「やきう君、珍しく正論でやんすね。さらに言えば、富山の工場で『鴻海が』EV製造するって書いてあるでやんす。つまり主導権は最初から鴻海側にあるでやんす。」
かっぱ
「富山の工場の人ら、いきなり台湾の上司になるんかいな。ますずし食いながらEV作るんか。」
ずん
「これって日本の製造業の終わりの始まりなのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「終わりというより、形態変化でやんすね。まるで蝶が蛹から羽化するような...ただし、その蝶の羽には『Made in Taiwan』って書いてあるでやんすけど。」
やきう
「ワイの予想やと、3年後には完全に鴻海の子会社になっとるで。そんで『三菱』の名前だけ残して、中身は完全に台湾企業や。」
かっぱ
「でも、EV化せなあかんのは事実やろ?ディーゼルバスなんてもう時代遅れやし。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。ただ、EVバスって充電インフラが必要でやんすから、簡単じゃないでやんす。鴻海はその辺のシステムも丸ごと提供できるのが強みでやんすね。スマホで鍛えた『エコシステム構築力』でやんす。」
やきう
「お前、種銭ないやろ。台湾株買う前に、まず働けや。」
かっぱ
「しかし、来年1月って早すぎやないか?もう交渉ほぼ終わっとるってことやろ。」
でぇじょうぶ博士
「やんすね。日本企業の決断としては異例の速さでやんす。それだけ追い詰められてるってことでやんすよ。中国のBYDとかに完全に市場取られる前に、なんとかしないとって焦りが見えるでやんす。」
ずん
「でも『ふそうバス』って名前ダサくないのだ?『三菱ふそうバス』の方がまだマシなのだ。」
やきう
「そんなん、どうせ数年後には『Foxconn Fuso』とかになっとるわ。」
かっぱ
「結局、日本の製造業は技術あっても、スピードと決断力で負けとるんやな。」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす。技術で勝って、ビジネスで負けるのが日本の十八番でやんすからね。今回は負ける前に、せめて引き分けに持ち込もうとした感じでやんす。」
ずん
「なんか悲しくなってきたのだ...日本の製造業に未来はあるのだ?」
やきう
「未来?そんなもん、台湾と中国に全部持ってかれとるわ。お前の将来の年金と同じや。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、そう悲観的にならないでやんす。この提携で生き残れるなら、それも一つの戦略でやんす。プライドだけ高くて倒産するよりマシでやんすよ。」
かっぱ
「せやな。生き残ってナンボや。看板変わっても、技術者が仕事続けられるならええやろ。」
ずん
「じゃあボク、将来は台湾企業で働くのだ!給料高そうなのだ!...あ、でもボク中国語できないのだ。英語もできないのだ。日本語も怪しいのだ。」