ずん
「自衛官が変装して20キロ自転車で移動して犯行って、もはやこれ特殊部隊の訓練なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすね。変装を3回も繰り返すとは、まるでスパイ映画の主人公でやんす。ただし、結末が最悪でやんすが。」
かっぱ
「防犯カメラのリレー捜査で捕まるとか、結局アホやん。何のための変装や。」
ずん
「でも博士、この人30年前から同じことしてたって書いてあるのだ。成長しなさすぎじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。中学時代から写真に傷つける癖があったとか、もはや進化を拒否したポケモンでやんすね。」
やきう
「ワイもムカつく奴の写真に落書きしたことあるけど、実際に刺しには行かんで。そこの一線を越えるのが怖いわ。」
かっぱ
「お前、それ普通に怖いこと言うてるで。自覚ないんか。」
ずん
「しかも妻に『職場行く』って嘘ついて凶行に及んでるのだ。朝から殺人未遂って、どんな朝活なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「朝活ブームに便乗した最悪のパターンでやんすね。『朝の時間を有効活用しよう!』という自己啓発本の読み方を間違えたとしか思えないでやんす。」
やきう
「つーか、自衛官やろ?国民守る側が国民襲ってどないすんねん。税金の無駄遣いもええとこや。」
かっぱ
「ポスターにバツ印つけるのも意味わからんわ。小学生のいじめかよ。43歳がやることちゃうやろ。」
ずん
「てか、被害者のA子さんはアマチュア歌手なのだ。大津容疑者と何の接点があったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それはまだ捜査中でやんすが、おそらく一方的な恨みか妄想的な動機でやんすね。ストーカー的な要素も含まれている可能性が高いでやんす。」
やきう
「一方的に恨むとか、もう病気やん。精神鑑定したら責任能力なしとか言い出すんちゃうか。」
かっぱ
「そういうやつに限って、普段は『真面目な人』って言われるんよな。裏の顔が怖すぎるわ。」
ずん
「でも博士、変装して20キロも自転車漕ぐ体力はすごいのだ。ボクなんて駅まで歩くのすら面倒なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは褒めるところではないでやんす、ずん。むしろその執念を別のことに使えば、世界平和に貢献できたかもしれないでやんす。」
やきう
「いや、無理やろ。こんな奴が何しても碌なことせんわ。税金で飯食ってる自衛官が犯罪者って、ほんま終わっとる。」
かっぱ
「自衛隊の採用基準見直した方がええんちゃうか。メンタルチェックとかちゃんとやっとるんかいな。」
ずん
「それよりボク気になるのが、妻はどう思ってるのかなのだ。『職場行く』って嘘つかれて、実は殺人未遂してたとか、離婚案件なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「おそらく妻も驚愕しているでやんすね。『うちの旦那、実は殺人未遂犯でした』とか、ママ友にどう説明すればいいかわからないでやんす。」
やきう
「ママ友どころか、親戚一同から縁切られるやろな。人生終了やで。」
かっぱ
「子供おったら可哀想やわ。父親が殺人未遂犯とか、学校でいじめられるで。」
ずん
「じゃあボク、絶対に犯罪しないように気をつけるのだ。家族に迷惑かけたくないのだ。」
でぇじょうぶ博士
「当たり前でやんす。犯罪しないのは最低限の人間の義務でやんす。ずんにそれを改めて言わなきゃいけない状況が悲しいでやんす。」
やきう
「お前、普段から怪しいことばっかしとるやろ。自覚持てや。」
ずん
「してないのだ!ボクは真面目な会社員なのだ!...たぶん。」