ずん
「カーリングのリザーブって、ベンチで応援するだけの係なのだ?給料泥棒なのだ?」
やきう
「おいおい、いきなりブッ込むやんけ。でもワイもそう思っとったわ。試合に出られへんのに選手扱いとか、ぬるま湯やろ。」
でぇじょうぶ博士
「ちょっと待つでやんす。フィフスというのは、まるで心臓外科医の横で待機する麻酔科医のような存在でやんす。出番がないのが理想でやんすが、いざという時には全てを背負う覚悟が必要でやんす。」
かっぱ
「ほう。つまり、出番がないことが一番ええってことか?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。でも小林選手は23歳という若さで、ユース五輪銀メダリストでやんす。田畑百葉選手からは『フォームが綺麗』『物事をハッキリ言う』と評価され、前田拓海選手は『冷静にチームをまとめる』と証言してるでやんす。」
ずん
「へー、すごいのだ。じゃあなんで出ないのだ?」
やきう
「それな。実力あるなら使えばええやん。監督の采配ミスちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、カーリングは4人制のスポーツでやんす。フィフスが出るということは、誰かが怪我をするか、極度の不調に陥るかでやんす。つまり、チームが順調なら小林選手の出番はないでやんす。」
かっぱ
「なんや、それ本人からしたら地獄やん。実力あるのに出られへんって、まるで高級食材が冷蔵庫で腐っていくみたいなもんやで。」
ずん
「それって小林選手、ずっとモヤモヤしてるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが小林選手の凄いところでやんす。記事によると『自然な感じでチームに溶け込んで』いるらしいでやんす。これはプロフェッショナルの証でやんす。自分の感情を押し殺して、チームのために尽くせる人間でやんす。」
やきう
「いや、それ美談にしとるけど、ただの奴隷やんけ。自己犠牲の押し売りや。ワイやったら『出さんかったら辞めるで』って言うわ。」
かっぱ
「お前はそもそも選ばれへんやろ。口だけは一丁前やな。」
でぇじょうぶ博士
「しかも小林選手は田畑選手と今でもサイクリングや温泉に行く仲でやんす。つまり、プライベートでは親友でありながら、競技では完全に立場が違うという複雑な関係でやんす。これは心理的にかなりの負担でやんすよ。」
ずん
「うわー、それはキツいのだ。親友が活躍してるの横で見てるだけとか、ボクなら嫉妬で狂うのだ。」
やきう
「せやろ?人間そんな聖人君子ちゃうねん。絶対裏で泣いとるわ。」
かっぱ
「でもな、記事見る限り小林選手は『ストイック』で『物事をハッキリ言う』タイプやろ?そういう人間は案外、自分の役割を理解して受け入れるもんやで。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。しかも彼女はユース五輪でスキップの前田選手に『スイーパー目線でのアドバイス』をしていたでやんす。つまり、自分が前に出るよりも、チーム全体を見渡して支える能力に長けているでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ。でも、それって結局『いい人』で終わっちゃうんじゃないのだ?」
やきう
「それな。スポーツの世界は結果が全てや。どんだけええ人でも、試合に出んかったら存在価値ないで。」
かっぱ
「いやいや、待てや。フォルティウスは今『崖っぷち』やろ?つまり、いつ小林選手の出番が来てもおかしくないってことやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「鋭いでやんす、かっぱ。チームが苦境に立たされている今、小林選手の『冷静にチームをまとめる力』や『安定したスイープとジャッジ』が必要になる可能性は十分あるでやんす。」
ずん
「じゃあ、もしかして小林選手が救世主になるかもしれないってことなのだ?」
やきう
「まあ、可能性はゼロやないな。でも、そうなったらそうなったで『最初から使えよ』って言われるのがオチやけどな。」
かっぱ
「どっちに転んでも批判されるんやから、監督も大変やな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。でも小林選手にとっては、この経験が将来的に大きな財産になるでやんす。若いうちに『待つこと』『支えること』の重要性を学べるのは貴重でやんす。」
ずん
「ふーん。でもボクだったら『待つこと』より『寝ること』を学びたいのだ。だってリザーブって、ぶっちゃけ昼寝し放題じゃないのだ?最高の役職なのだ!」