ずん
「え、ちょっと待つのだ!佐々木朗希が出たいって言ってんのに、球団が渋ってるってマジなのだ?これ完全にパワハラじゃね?」
でぇじょうぶ博士
「パワハラというより、むしろ球団の自己防衛本能でやんすね。佐々木選手は今季、故障で長期離脱したでやんす。球団からすれば、高級な骨董品を貸し出すような心境でやんすよ。」
やきう
「ワイの予想やと、球団はガチで出したくないやろな。3億円の投資が壊れたらシャレにならんで。」
かっぱ
「でも本人は『憧れの大会』って言うてるやん。夢を奪うんか?」
でぇじょうぶ博士
「夢と現実の狭間でやんすね。前回大会でも素晴らしい経験をしたと語っているでやんすが、その後の故障歴を考えると、球団が慎重になるのも理解できるでやんす。」
ずん
「でもさ、大谷翔平は出るって言ってるのだ!なんで佐々木だけダメなのだ!?」
やきう
「そら大谷は別格やからな。あいつが壊れても代わりはおらんけど、佐々木にはまだ未来があるってことや。」
かっぱ
「つまり『お前はまだ大谷ちゃうで』って言われてるわけやな。これは辛いで。」
でぇじょうぶ博士
「正確には、大谷選手は自分の体を完璧にコントロールする術を持っているでやんす。一方、佐々木選手はまだ故障のリスクを抱えている状態でやんす。投資対効果の問題でやんすね。」
ずん
「じゃあ結局、お金の問題なのだ?夢よりお金が大事ってことなのだ?」
やきう
「当たり前やろ。プロ野球は慈善事業ちゃうぞ。」
かっぱ
「でも『よく話し合って決める』言うてるやん。まだ希望はあるで。」
でぇじょうぶ博士
「話し合いという名の説得工作でやんすね。おいらの計算によると、球団が折れる確率は約23.7%でやんす。ただし、侍ジャパンが『予備ロースター』という曖昧な立場に置いたのは賢明でやんす。」
ずん
「予備ロースターって何なのだ?控えの控えってこと?」
やきう
「要するに『とりあえず名前だけ書いといたるわ』ってことや。実際に呼ばれるかは別問題やな。」
かっぱ
「なんや、婚活パーティーの補欠参加みたいなもんか。」
でぇじょうぶ博士
「むしろ、球団との交渉材料でやんす。『予備だから大丈夫でしょ?』という建前を作ったわけでやんす。政治的な配慮でやんすね。」
やきう
「簡単や。WBCで活躍して、メジャーで大金稼いでから、ドジャースに『すまんな』って言えばええんや。」
でぇじょうぶ博士
「実際のところ、佐々木選手の立場は非常に難しいでやんす。球団への恩義と、国を代表する名誉の間で揺れているでやんす。まるで、親の介護と自分のキャリアの間で悩むサラリーマンのようでやんす。」
ずん
「でも、小さい頃から憧れてたって言ってるのだ!それを諦めろって酷くね?」
やきう
「諦めろとは言うてへん。タイミングが悪いだけや。次の大会まで待てばええやろ。」
かっぱ
「次まで4年もあるんやで?その間にモチベーション保てるんか?」
でぇじょうぶ博士
「そこが問題でやんすね。アスリートの選手生命は短いでやんす。4年後、佐々木選手がどういう状態になっているかは誰にも予測できないでやんす。」
やきう
「お前、さっきと言うてること真逆やないか。」
かっぱ
「まあ、悩むのは当然やわな。どっちを選んでも後悔するかもしれへんし。」
でぇじょうぶ博士
「おいらが思うに、この問題の本質は『プロ野球選手は誰のものか』という哲学的な問いでやんす。球団の所有物なのか、国民の希望なのか、それとも本人の人生なのか。」
ずん
「難しすぎるのだ...もうボクが代わりに出るのだ!」
ずん
「できないけど、WBCって『ワールド・ボク・クラシック』の略じゃないのだ?」