ずん
「葬式でヘビメタってマジ?遺族ブチギレ案件じゃないのだ!」
やきう
「いや、お前の葬式こそ誰も来んから心配すんな。」
でぇじょうぶ博士
「これは実に興味深い社会現象でやんす。日本の葬儀業界は約1.5兆円市場でやんすが、形式化された儀式への反発が若年層を中心に広がっているでやんす。」
かっぱ
「つまり、静かに泣くんが嫌な奴が増えとるってことか?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。総工費1億3000万円という数字は、従来の葬儀場の2.6倍でやんすが、これは『差別化』への投資でやんす。住宅街での反対運動を逆手に取った戦略でやんすね。」
ずん
「でも住宅街に葬儀場って、普通に迷惑なのだ。」
やきう
「お前が住んでる実家の方がよっぽど近所迷惑やろ。毎日ゲームの音漏れとるやんけ。」
かっぱ
「防音設備がジェットエンジン級って、そこまでするか普通?」
でぇじょうぶ博士
「140デシベルまで対応できるらしいでやんす。これはロックコンサートの最前列の1.5倍でやんす。つまり、故人を爆音で天国に送り届けられるでやんす。」
ずん
「それもう成仏じゃなくて吹き飛ばしてるのだ...。」
やきう
「シルク・ドゥ・ソレイユの照明チームって、コロナで暇やったからって葬式の照明やるか普通?」
かっぱ
「まあ、人生最後のステージやからな。派手にいきたい気持ちもわかるで。」
でぇじょうぶ博士
「実は『生前葬』という概念は欧米では一般的でやんす。自分の葬式を自分で楽しむという発想でやんすね。日本でも終活ブームで年間約2万件行われているでやんす。」
ずん
「生きてるうちに自分の葬式やるって、それもう単なるパーティーなのだ。」
やきう
「お前の場合、生前葬やっても誰も来んから、死後もやらんでええやろ。経費削減や。」
かっぱ
「しかし怪談だけNGって、そこだけ常識的やな。」
でぇじょうぶ博士
「これは『場の空気』を重視する日本文化との折衷でやんす。ヘビメタは許容するが、怖い系は拒否する。実に日本的な線引きでやんす。」
やきう
「確かに。坊さんの読経も、聞いとったら呪文やしな。」
かっぱ
「元バンドマンが葬儀屋って、ある意味『音を扱う』って点では一貫しとるな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。実は葬儀業界は異業種参入が増えているでやんす。規制が少なく、高齢化で需要が確実な成長産業でやんすからね。」
ずん
「てことは、ボクも葬儀屋やったら儲かるのだ?」
やきう
「お前が葬儀やったら、遺族に『こいつに任せるぐらいなら直葬でええわ』言われるで。」
かっぱ
「Bon Joviの『It's My Life』で送り出すって、選曲センスはええな。」
でぇじょうぶ博士
「実は葬儀における音楽の重要性は科学的に証明されているでやんす。適切な音楽は悲嘆プロセスを30%促進するという研究があるでやんす。」
ずん
「じゃあボクの葬式は『勇気100%』でお願いするのだ!」
やきう
「お前に勇気なんかあったか?一度も発揮したことないやろ。」
かっぱ
「しかし1億3000万って、普通の家なら5軒建つで。」
でぇじょうぶ博士
「でも考えてみるでやんす。人生最後のイベントに妥協しないという発想は、ある意味最も合理的な投資でやんす。使えない死後より、使える今に全力でやんす。」
ずん
「なるほど、つまりボクも今のうちに派手に遊んどくべきなのだ!」
やきう
「お前の場合、遊ぶ金も友達もおらんやろ。部屋でスマホいじって終わりや。」
でぇじょうぶ博士
「難しいでやんすね。日本人の79%は『普通の葬式』を望んでいるでやんす。このような施設は『尖った5%』向けでやんす。でも、その5%が声を上げ始めているのが今の時代でやんす。」
ずん
「じゃあボクみたいな普通の人間には関係ないのだ。」
やきう
「お前のどこが普通やねん。普通の人間は平日の昼間から5ちゃんに張り付いとらんわ。」
かっぱ
「でも、こういう施設があるってだけで、選択肢が増えるのはええことやな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。多様性の時代でやんすから。ただし、この施設が成功するには年間最低80件の稼働が必要でやんす。ライブと葬儀の複合運営でギリギリの採算でやんすね。」
ずん
「つまり、誰か死なないと経営が成り立たないのだ...。」
かっぱ
「まあ、人間誰でも死ぬからな。需要はなくならんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「日本の年間死亡者数は約140万人でやんす。2040年には168万人に達する見込みでやんす。つまり葬儀ビジネスは確実に成長するでやんす。」
ずん
「じゃあやっぱりボクも葬儀業界に転職するのだ!高齢化社会バンザイなのだ!」