ずん
「あー、ホロアースがやらかしたのだ!これは現代のデジタル魔女狩りの始まりなのだ!」
やきう
「魔女狩り?お前の脳内、中世ヨーロッパかよ。ただの確認ミスやろがい。」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、これは組織的欠陥の典型例でやんす。『シフトレフト』なんて横文字使ってるけど、要は『最初からちゃんと確認しろ』ってことでやんす。」
ずん
「でも偶然の一致って言ってるのだ。信じていいのだ?」
かっぱ
「偶然?農場経営者が現代風の服着てる時点でおかしいやろ。トラクター乗る奴がグッチ着とるようなもんやで。」
やきう
「ワイ思うんやけど、これ絶対に中の人間が面白半分でやったやろ。『バレへんやろ』ってな。」
でぇじょうぶ博士
「その可能性を完全否定はできないでやんすが、チーム間の連携不足という説明の方が合理的でやんすね。左手が右手のやってることを知らない、まるで多頭龍みたいな組織構造でやんす。」
ずん
「じゃあこれからは大丈夫なのだ?対策したって言ってるのだ。」
かっぱ
「対策ゆうても、『名前つけへん』ってだけやろ?モブキャラばっかりの世界とか、RPGとしてどうなん?」
やきう
「せや!全員『村人A』『村人B』や。これで解決やな。クソつまらんけど。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、リスク回避としては正しい判断でやんすけどね。でも、これってクリエイティビティの死を意味するでやんす。安全第一で面白さは二の次、三の次でやんす。」
ずん
「うーん...じゃあボクが名案を出すのだ!全NPCをずんだもんにすればいいのだ!」
かっぱ
「お前、それ自分の顔が量産される悪夢やぞ。」
でぇじょうぶ博士
「それはともかく、今回の件で一番の問題は『事実と異なる噂』への反論でやんすね。具体的な内容を明かさずに否定だけするという、まるで『やってません』としか言わない容疑者みたいな対応でやんす。」
ずん
「確かに!何が事実で何が噂なのか分からないのだ。これじゃあ逆に怪しいのだ。」
やきう
「まあ、企業としては詳細バラすわけにいかんのやろうけど、モヤモヤ感だけ残るわな。」
かっぱ
「『虚偽である』って断言しとるけど、証拠は?ってなるわな。信じてくれ、だけやもん。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。この手の釈明は、透明性と秘密保持のバランスが難しいでやんすからね。でも今回は秘密保持に寄りすぎて、逆効果になってる可能性があるでやんす。」
やきう
「最初から実装せんかったらええねん。それが一番や。」
かっぱ
「ほんまそれ。リスク管理って、起きてから対処するんやなくて、起きる前に潰すもんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。『シフトレフト』とかいう横文字使ってますけど、要は当たり前のことを当たり前にやるだけでやんす。でも、それができてなかったという事実が一番の問題でやんすね。」
ずん
「なるほど...つまり、今後はもっと慎重になるってことなのだ。」
やきう
「慎重っちゅうか、ビビりまくって何もできへんくなるパターンやな。」
かっぱ
「そして面白みのない、無難なコンテンツばっかりになるんや。安全やけどつまらん、そういう未来やで。」
でぇじょうぶ博士
「クリエイティブとコンプライアンスの綱引きでやんすね。どっちに偏ってもダメで、バランスが命でやんす。でも今回の対応見る限り、完全にコンプライアンス側に振り切れそうでやんす。」
ずん
「うーん...難しいのだ。でも、結局のところ誰も幸せにならない結末なのだ?」
やきう
「せやな。ユーザーは萎えるし、制作側は萎縮するし、企業は信用失うし。三方一両損や。」
かっぱ
「しかも『イベント延期』って、楽しみにしとった人らはたまったもんやないわな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。今回の一件で学ぶべきは、『問題が起きてから対処する』のではなく、『問題が起きない仕組みを最初から作る』ことの重要性でやんすね。まあ、後の祭りでやんすけど。」
ずん
「じゃあボクたちも気をつけないといけないのだ...って、あれ?ボク、ずんだもちだから実在の人物じゃないのだ!これは最強の布陣なのだ!」