ずん
「暖房費0円!?これきたんじゃね?もう電気代払わなくていいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...ずん君、それは暖房器具を使わないから0円なだけでやんす。服を着るのは当たり前でやんす。」
やきう
「当たり前やんけ。お前、今まで裸で暖房ガンガン焚いてたんか?」
ずん
「そういえばそうなのだ...でも社員3人で1億円って、ボクでもできそうなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす。この会社は市場の隙間を見事に突いたでやんす。電気代高騰と地震対策という時代のニーズを完璧に捉えたでやんす。」
やきう
「ワイに言わせりゃ、ただのデカい寝袋やろ。モモンガって名前で誤魔化しとるだけや。」
ずん
「でも、暖房使わないのに暖かいってすごいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは断熱材の原理でやんす。体温を外に逃がさないだけでやんす。まあ、魔法瓶の中で生活するようなもんでやんすね。」
やきう
「つまり自分の体温で自分を温めとるだけやん。それって結局、食い物食って体温作るコストかかっとるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。確かに食費を暖房費に換算すれば、完全に0円とは言えないでやんすね。」
ずん
「むぅ...じゃあやっぱり普通に暖房使った方がいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、災害時の備えとしては優秀でやんす。停電しても凍死しないのは大きなメリットでやんすよ。」
やきう
「でも3人で会社回しとるって、ブラック確定やん。1人休んだら33%の戦力ダウンや。」
でぇじょうぶ博士
「むしろ少数精鋭の方が意思決定が早いでやんす。大企業みたいに会議で時間を浪費しないでやんすからね。」
やきう
「ワイの会社なんて会議のための会議しとるで。会議スケジュール調整会議とかな。」
ずん
「じゃあボクも3人で会社作って1億稼ぐのだ!何を売ればいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...ずん君には『着るエアコン』でも作ることをお勧めするでやんす。夏場は需要があるでやんすよ。」
やきう
「それただの扇風機内蔵ベストやんけ。既に腐るほど売っとるわ。」
ずん
「むむむ...じゃあ『着る冷蔵庫』はどうなのだ!食材も冷やせて一石二鳥なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...それは斬新すぎるでやんす。というか重すぎて動けないでやんす。」
やきう
「お前、そのアイデアで起業したら3日で倒産するわ。」
ずん
「でもでも、モモンガって名前がウケた理由もあるんじゃないのだ?ボクなら『着るナマケモノ』で勝負するのだ!」
でぇじょうぶ博士
「確かにネーミングは重要でやんす。『着る暖房』だけじゃ味気ないでやんすからね。動物の名前を付けることで親しみやすさが生まれるでやんす。」
やきう
「でもナマケモノはアカンやろ。購買意欲湧かんわ。むしろ『着るホッキョクグマ』とかの方がええんちゃうか。」
ずん
「じゃあ最終的には『着るドラゴン』で炎を吐けるようにすればいいのだ!もう暖房いらないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「...まあ、この商品の真の勝因は『エコ』という時代の空気を読んだことでやんす。SDGsだの脱炭素だの、みんな建前では賛成せざるを得ない空気でやんすからね。」
ずん
「なるほどなのだ!じゃあボクは『エコすぎて存在しない暖房』を開発するのだ!これで完璧なのだ!」