ずん
「中国パビリオンでドローンが見つかったって、これヤバくね?万博でドローンテロとか笑えないのだ。」
やきう
「ワイ、むしろ中国関係者が手荷物検査で引っかかるとか、詰めが甘すぎて草生えるわ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、夢洲は四方が海に囲まれて視界良好でやんすからね。ドローン操縦には絶好のロケーションでやんす。警察が神経とがらせるのも無理ないでやんす。」
かっぱ
「つまり万博会場って、ドローンにとっては遊園地みたいなもんやな。」
ずん
「でも条例違反って、そんな大したことないんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす、ずん君。最近のドローンは性能が飛躍的に向上してるでやんす。昔のラジコンヘリとは訳が違うでやんすよ。まるでスマホが黒電話から進化したようなもんでやんす。」
やきう
「で、実際のとこ、ドローンでテロとかできるんか?」
でぇじょうぶ博士
「十分可能でやんす。爆発物を積んで特攻させることもできるし、毒物を散布することだってできるでやんす。ウクライナ紛争でも実際に使われてるでやんすからね。」
かっぱ
「そら警察も必死になるわな。有識者検討会まで開いとるらしいやん。」
ずん
「飛行禁止区域を拡大するって言ってるけど、効果あるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それが微妙なところでやんすねぇ。法律で禁止しても、テロリストが従うわけないでやんす。まるで『走るな』という標識を無視して全力疾走するおいらみたいなもんでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「元野球部を舐めるなでやんす!補欠だったけど俊足は健在でやんす!」
かっぱ
「で、実際どないして防ぐんや?ドローン対ドローンでバトルでもすんのか?」
でぇじょうぶ博士
「実はそれに近い対策もあるでやんす。妨害電波を発して操縦不能にしたり、捕獲用ネットを撃ち出したり、はたまた鷹を訓練してドローンを襲わせる国もあるでやんす。」
やきう
「人間の命と鳥の命、どっちが大事やねん。お前アホか。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。ちなみに日本では電波妨害装置が主流でやんす。ただし誤作動すると一般の電子機器にも影響が出るから、使用には細心の注意が必要でやんす。」
かっぱ
「しかし中国パビリオン関係者って、わざわざ持ち込もうとしたんか?それとも単純に忘れてたんか?」
でぇじょうぶ博士
「報道では明確になってないでやんすが、故意でも過失でも問題は同じでやんす。万博という国際イベントでのセキュリティホールが露呈したわけでやんすからね。」
やきう
「ワイ思うんやけど、万博自体がもうオワコンやろ。230億から280億の黒字見込みとか言うとるけど、ドローン対策費用でどんだけ飛んだんやろな。」
ずん
「確かに...でも万博延長を求める声もあるらしいのだ。」
かっぱ
「それ、利権絡みやろ。延長したら警備費用もさらに膨らむやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ確かに。ただ、ドローン対策技術の発展という観点では、万博は良い実験場になってるでやんす。ここで培ったノウハウは今後の大型イベントにも活かせるでやんすからね。」
やきう
「つまり国民の税金使って実験しとるわけやな。ええ商売やで、ほんま。」
ずん
「でも実際、ボクたちが万博行ったときにドローンテロとか起きたら怖いのだ...」
でぇじょうぶ博士
「確率的には交通事故に遭う方が遥かに高いでやんす。でも備えあれば憂いなしでやんす。警察が神経とがらせてるおかげで、おいらたちは安心して『人間洗濯機』を体験できるわけでやんす。」
かっぱ
「人間洗濯機、あれ量産化決まったらしいな。誰が買うんや、あんなもん。」
やきう
「ワイのような引きこもりには必要ないけど、お前らみたいな不潔な奴らには必要やろ。」
かっぱ
「お前に言われたないわ!どうせお前、風呂入ってへんのバレバレやで!」
ずん
「まあまあ...。でもさ、結局ドローン問題ってこれからどうなるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「ますます厳しくなるでやんす。技術の発展と規制のイタチごっこでやんすね。まるでおいらと女性との距離感みたいなもんでやんす。一歩近づいたら二歩下がられるでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす!おいらは紳士でやんす!ただモテないだけでやんす!」
かっぱ
「紳士かどうかは女性が決めることやで、はかせ。」
ずん
「話が脱線してるのだ。つまり、ドローンはこれからもっと規制されるってことでいいのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。ただし規制だけでは限界があるでやんす。技術的対策、法整備、国際協力、そして何より一人一人のモラルが重要でやんす。」
ずん
「でもボク思ったんだけど、ドローン規制が厳しくなったら、ボクの『ドローンでUber Eats配達する起業』の夢が終わっちゃうのだ...」
やきう
「お前、いつそんな夢持ってたんや。しかも実現不可能やろ、それ。」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、それは既にAmazonやGoogleが研究してるでやんす。君の出る幕はないでやんす。」
かっぱ
「というか、ずん。お前、ドローン操縦できるんか?」
ずん
「...できないけど、そこはAIに任せるのだ!ボクは指示するだけ!」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ。とにかく、今回の万博での条例違反事件は、ドローンの脅威が決して絵空事ではないことを示したでやんす。おいらたちも他人事じゃないでやんすよ。」
かっぱ
「せやな。ワシらも気をつけな。特にずん、お前は怪しまれやすいタイプやから注意しいや。」
ずん
「なんでボクだけ!?ボクは善良な市民なのだ!」
やきう
「善良な市民は自分で善良とか言わへんねんで。」
ずん
「むぅ...じゃあボク、万博行くのやめるのだ。ドローンも怖いし、人も多いし...」
でぇじょうぶ博士
「それは勿体ないでやんす。せっかくの国際イベントでやんすよ。ドローン対策もしっかりしてるから、むしろ今が一番安全かもしれないでやんす。」
かっぱ
「まあ確かに。これだけ騒がれたら、警備も相当厳重やろうしな。」
ずん
「じゃあボク、万博で堂々とドローン飛ばして捕まってみるのだ!そしたらニュースになって有名人になれるのだ!」