ずん
「エイリアンが地球に来るとか、もう地球終わりなのだ!!人類滅亡なのだ!!」
やきう
「350億円も制作費かけて、結局人間が一番怖いってオチかいな。ワイの人生と同じやんけ。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。今回のエイリアン
かっぱ
「商品化って...。生き物をモノ扱いするとか、クソ企業の典型やんけ。うちの会社の人事部と同じやな。」
ずん
「でも博士、サイボーグとかシンセとか、色々出てきて訳わかんないのだ。全部ロボットじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす。サイボーグは人間ベースで体の一部が機械、シンセは完全なロボット、ハイブリッドは子供の意識を移植したロボットでやんす。つまり"人間らしさ"のグラデーションを描いているでやんすね。」
やきう
「結局、人間の定義って何やねんって話やろ?ワイみたいな引きこもりニートも人間なんか?」
ずん
「ちょ、かっぱ容赦ないのだ...。でも主人公のウェンディって、見た目女子なのに刀でエイリアン切り裂くって...完全にチートキャラなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「そこがポイントでやんす。従来のエイリアンシリーズは、無力な人間が一方的に襲われる恐怖が醍醐味だったでやんす。でも今回は人間側も"不死"という反則級の能力を持つことで、何が本当の"エイリアン(異質な存在)"なのか分からなくなるでやんす。」
やきう
「つまり、怪物と戦う側も怪物化してるってことやな。まるでワイが匿名掲示板で正義マン気取りしてる時みたいや。」
ずん
「でもさ、5種類も宇宙生物出てくるって、もはやポケモンなのだ。全部捕まえてコンプリートしたくなるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずん君、それは違うでやんす。特に粘性の糸で血を吸うマダニ型とか、目玉寄生体とかは既存のエイリアンより気持ち悪いでやんす。生態系を破壊する侵略的外来種みたいなもんでやんすよ。」
やきう
「マダニって、まさにワイが親から金吸い取ってる姿やんけ...。」
ずん
「でもでも、350億円って凄すぎるのだ!1話40億円って、ボクの生涯年収の何倍なのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「ずん君の生涯年収を仮に2億円としても、175倍でやんすね。つまり175人のずん君を一生働かせても1話分しか作れないでやんす。」
やきう
「ずん175人とか、地獄絵図やんけ。エイリアンより怖いわ。」
ずん
「ひどいのだ!!でも博士、結局この作品のテーマって何なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「一言で言えば"人間こそが最も恐ろしいエイリアン"でやんす。企業は利益のために宇宙最凶生物を兵器化し、不死の存在まで創り出す。その過程で倫理も人間性も捨て去るでやんす。まるで...」
やきう
「まるでブラック企業が社員を使い捨てる構図そのものやな。ワイ、急に親近感湧いてきたわ。」
ずん
「つまり、エイリアンを倒すより先に、企業を潰さないといけないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。でも現実世界では、その"企業"がこのドラマを作ってるディズニーだという皮肉でやんすけどね。」
やきう
「メタすぎて草。資本主義批判を資本主義で稼ぐとか、最高に狂っとるわ。」
かっぱ
「それ言うたら、お前も社会批判しながらニートしてるやんけ。同じ穴のムジナや。」
ずん
「でも正直、ボクはエイリアンより税務調査の方が怖いのだ...。前回のディスカッションで学んだのだ...。」
やきう
「急に現実逃避すな。でもまあ、確かに宇宙生物より国税局の方が執念深いかもしれんな。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。話を戻すでやんす。今回のドラマの見どころは、ロッテントマト95%という異常な高評価でやんす。これはシリーズ史上最高レベルでやんすよ。」
かっぱ
「へー、そんなに評価高いんか。でもお前ら、結局観てへんのやろ?」
やきう
「バレてて草。まあワイはディズニープラス入っとるから観れるけど、面倒くさいから観てへんわ。」
でぇじょうぶ博士
「おいらも忙しくて観てないでやんす...。でも記事を読む限り、SHOGUNを手掛けたFXが制作してる時点で、クオリティは保証されてるでやんすよ。」
ずん
「じゃあ結局、このドラマって観る価値あるのだ?それともただの金かけた宣伝なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「間違いなく観る価値はあるでやんす。特にエイリアンファンなら、過去作のオマージュと新解釈が楽しめるでやんす。あと、企業の闇とか生命倫理に興味がある人にもオススメでやんすね。」
やきう
「でも8話もあるんやろ?1話40分として320分、つまり5時間以上や。その時間あったら寝た方がマシやわ。」
ずん
「でもでも、不死のロボットが出てくるってことは、ボクも将来ロボットになれば永遠に生きられるのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「理論上は可能でやんすが...。ずん君の意識をロボットに移植しても、その"ずん君"が本当にずん君なのかは哲学的な問題でやんす。いわゆる"テセウスの船"の問題でやんすね。」
やきう
「そもそもずんの意識なんて移植する価値あるんか?空っぽやろ。」
ずん
「ひどいのだ!!でも確かに、ボクの意識って何でできてるのだ...?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、このドラマが提起してるのはまさにそういう問題でやんす。意識を移植されたハイブリッドは、元の子供と同じ存在なのか?それとも別の何かなのか?」
やきう
「深いな...。でもワイ的には、そんなん考えるより目の前の現実をどうにかせなアカンわ。」
ずん
「じゃあさ、このドラマの最大の敵って結局誰なのだ?エイリアン?企業?それとも人間?」
でぇじょうぶ博士
「全部でやんす。エイリアンは生物兵器として利用され、企業は利益のために倫理を無視し、人間は自らの欲望のために破滅へ向かう。三者が絡み合った地獄絵図でやんすね。」
やきう
「まるでワイの家族関係みたいやな。父親は金にしか興味なし、母親は世間体にしか興味なし、ワイは引きこもり。完璧な地獄や。」
ずん
「でもさ、350億円もかけて"人間が一番怖い"って結論なら、もっと安く作れたんじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは違うでやんす。巨額の制作費をかけることで、まさに企業の狂気を体現してるでやんすよ。"商品を作るために莫大な金をかける"という行為そのものが、ドラマのテーマと重なってるでやんす。」
やきう
「つまりメタ的には、ディズニーこそが作中の悪徳企業ってことやな。すごいブーメランやんけ。」
ずん
「じゃあボクたちも、ディズニーに操られてるってことなのだ!?」
でぇじょうぶ博士
「まあ、ある意味そうでやんすね。おいらたちは消費者として、彼らのコンテンツを消費することで利益を生み出す"商品"でもあるでやんす。」
やきう
「深いな...。ワイ、急に自分が寄生されてる気がしてきたわ。」
ずん
「もう何が何だか分からないのだ!結局、このドラマは観るべきなのだ?観ないべきなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それはずん君次第でやんす。ただ、おいらとしては"考えるきっかけ"になる作品だと思うでやんすよ。人間とは何か、企業とは何か、生命とは何か...。」
やきう
「考えるのめんどくさいわ。結局、エンタメは頭空っぽにして楽しむもんやろ。」
ずん
「でもでも、博士。ボクが一番気になるのは、このドラマって結局ハッピーエンドなのだ?バッドエンドなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは観てのお楽しみでやんす。ただ、エイリアンシリーズでハッピーエンドはまずないでやんすけどね。」
やきう
「つまり全員死ぬってことやな。ワイの人生みたいや。」
ずん
「じゃあ最後に、このドラマを一言で表すとしたら何なのだ?」
でぇじょうぶ博士
「"資本主義という名のエイリアン"でやんすかね。」
やきう
「深すぎて草。でもまあ、それが一番的確かもしれんな。」
ずん
「待って待って!ボク、まだ一番大事なこと聞いてないのだ!このドラマ、ずんだ餅出てくるのだ!?」