ずん
「教養とか別にいらなくね?ググればいいし、ChatGPTに聞けば秒で答え出るのだ」
やきう
「ほんまそれな。ワイもそう思ってたんやけど、合コンで『ドストエフスキー面白いよな』って振られて『誰それ?サッカー選手?』って返したら即終了したで」
でぇじょうぶ博士
「まあまあ、落ち着くでやんす。教養ってのは、言ってみれば『人間関係の入場券』みたいなもんでやんすよ。チケットがないと、そもそも劇場にすら入れないでやんす」
やきう
「はぁ?入場券とか意味わからんわ。ワイは一生ソシャゲやっとるから問題ないで」
でぇじょうぶ博士
「それこそが問題でやんす。やきう君がソシャゲの世界に閉じこもってる間に、世間では『あの人、話通じないね』って烙印を押されてるでやんすよ。まるで透明人間になったようなもんでやんす」
ずん
「でも博士、ボクは別に偉い人たちのサークルとか入りたくないのだ。めんどくさいし」
でぇじょうぶ博士
「甘いでやんす!教養がないと、入りたくないサークルを選ぶ自由すらないでやんす。つまり、選択肢がゼロってことでやんすよ。貧乏人が『高級車なんていらない』って言ってるようなもんでやんす」
やきう
「クソッ...図星やんけ。でもな、教養って具体的になんの役に立つんや?金稼げるんか?」
でぇじょうぶ博士
「金を稼ぐというより、金を失わないための保険でやんすね。例えば、詐欺に引っかからない、変な宗教に入らない、ブラック企業を見抜く...全部教養の賜物でやんす」
ずん
「それって結局、損しないだけで得もしないってことなのだ?つまらんのだ」
やきう
「ほんまそれ。守りに入ってどうすんねん。攻めてナンボやろが」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。では逆に聞くでやんす。無教養のまま攻めて、何を得られると思うでやんすか?パワハラ上司に媚びへつらい、下ネタでしか笑いが取れず、気づいたら誰からも相手にされない中年になるだけでやんすよ」
やきう
「待てや。でもな、今の時代AIがあるやろ。わざわざ自分の頭に詰め込まんでもええんちゃうん?」
でぇじょうぶ博士
「それこそが大きな勘違いでやんす!AIは答えを出してくれるでやんすが、『何を質問すべきか』は教えてくれないでやんす。質問する力自体が教養から生まれるでやんすよ」
ずん
「むむむ...確かに、質問できないことは調べようもないのだ」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。無知の無知、つまり『自分が何を知らないか知らない状態』こそが最も危険でやんす。まるで地雷原を目隠しで歩いてるようなもんでやんすよ」
やきう
「地雷原て...そこまで言うか?大げさやろ」
でぇじょうぶ博士
「大げさではないでやんす。実際、教養のない人は『なぜ自分が仲間外れにされるのか』すら理解できないでやんすからね。気づいたら人生詰んでる、なんてよくある話でやんす」
ずん
「怖すぎるのだ...でも、今から教養つけるのって遅くないのだ?ボクもう大人だし」
でぇじょうぶ博士
「遅いでやんすね。正直に言うと、幼少期からの積み重ねがモノを言う世界でやんす。でも、諦めたらそこで試合終了でやんすよ」
やきう
「おい、それスラムダンクのパクりやんけ。著作権大丈夫か?」
でぇじょうぶ博士
「...それを指摘できるのも教養の一種でやんす(笑)。つまり、やきう君にも最低限の教養はあるってことでやんすよ」
ずん
「なるほどなのだ...じゃあ結局、教養って『人間として最低限のOS』みたいなもんなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「まさにその通りでやんす!OSが古いと最新アプリも動かないでやんす。人間関係も、仕事も、趣味も、全部教養というOSの上で動いてるでやんすよ」
やきう
「クソッ...認めたくないけど、なんか納得してしまったわ...」
ずん
「じゃあボク、今日から教養つけるために大河ドラマ見るのだ!」
でぇじょうぶ博士
「まあ、第一歩としては悪くないでやんす。少なくとも、ソシャゲよりは世界が広がるでやんすからね」
ずん
「よーし、これで合コンでもモテモテなのだ!ボク、紫式部について語れるエリートになるのだ!」