ずん
「令和の時代に雑誌が死ぬとか、もはや出版業界は絶滅危惧種なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「雑誌文化の終焉でやんすね。まあ、紙媒体というのは恐竜みたいなもんで、隕石が落ちてきたら一瞬で絶滅するでやんす。その隕石がインターネットだったというだけでやんす。」
やきう
「ワイ、むしろ雑誌なんて読んだことないで。今どき紙とか、原始人かよ。」
ずん
「でもでも、『ゴーマニズム宣言』って有名だったんでしょ?それが終わるって、なんか寂しいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「『ゴーマニズム宣言』は思想漫画の先駆けでやんすからね。言ってみれば、漫画界のパンクロックみたいなもんでやんす。体制に反抗して、皆をビックリさせるのが仕事だったでやんす。」
やきう
「パンクロックって、結局商業音楽に取り込まれて終わったやんけ。それと同じやろ。」
ずん
「コスト削減で原稿料が払えないって、ケチすぎるのだ!小林よしのりって大物でしょ?」
でぇじょうぶ博士
「大物だからこそ、原稿料も高いでやんす。雑誌社からすれば、高級レストランのステーキを毎週食べるようなもんでやんす。財布が空っぽになったら、もう牛丼で我慢するしかないでやんすよ。」
やきう
「要するに、雑誌が貧乏になったってことやな。ワイみたいやん。」
ずん
「じゃあ、小林よしのりはこれからどうするのだ?失業者になっちゃうのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いやいや、彼は既に『小林よしのりnote』でネット配信してるでやんす。言ってみれば、沈む船から脱出して、新しい船に乗り換えたようなもんでやんす。」
やきう
「noteかよ。あそこ、自称クリエイターのゴミ箱やろ。」
ずん
「ネットって稼げるのだ?雑誌より儲かるのだ?」
でぇじょうぶ博士
「それは微妙でやんすね。ネットは参入障壁が低い分、競争が激しいでやんす。まるで無料開放されたビュッフェみたいなもんで、皆が群がって食い散らかすでやんす。」
やきう
「結局、ネットも雑誌も終わってるやんけ。どうすんねん、これ。」
ずん
「田中卓氏から託された『建国論』が完成しなかったって、なんか重いのだ...」
でぇじょうぶ博士
「やんすね。これは単なる連載終了じゃなくて、思想の継承が途絶えることを意味するでやんす。まるで、師匠から受け継いだ秘伝のレシピが、完成する前に台所が火事になったようなもんでやんす。」
やきう
「いや、noteで続き書けばええやん。何言うてんねん。」
でぇじょうぶ博士
「...確かにそうでやんすね。ただ、雑誌という公共の場と、個人のnoteでは影響力が違うでやんす。雑誌は新宿駅前の大スクリーンで、noteは自分の部屋の壁に貼ったポスターみたいなもんでやんす。」
ずん
「じゃあ、もう誰も小林よしのりの漫画を読まなくなっちゃうのだ?」
やきう
「むしろ、読みたい奴だけが金払って読むようになるんやろ。それが健全やと思うで。」
でぇじょうぶ博士
「確かに、サブスクリプションモデルは熱心なファンを育てるのに有効でやんす。ただし、新規読者の獲得は難しくなるでやんす。雑誌はコンビニで偶然手に取ることもあったでやんすが、noteは意図的に探さないと辿り着けないでやんす。」
ずん
「雑誌文化が終わるって、本当に寂しいのだ。ボク、雑誌読んだことないけど。」
でぇじょうぶ博士
「それが現代の皮肉でやんすね。皆『雑誌文化の終焉は悲しい』と言いながら、誰も雑誌を買わないでやんす。まるで絶滅危惧種の動物を見て『可哀想』と言いながら、誰も保護活動に参加しないようなもんでやんす。」
やきう
「結局、皆口だけやんけ。ワイは最初から正直に『雑誌なんか読まん』って言うてるで。」
ずん
「でも、『SPA!』が月2回刊になるって、まだ完全に死んでないってことでしょ?希望はあるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは『まだ息がある』というだけで、『元気』とは違うでやんす。月2回刊というのは、週刊誌が『もう走れないから歩く』と言ってるようなもんでやんす。次は月1回刊、その次は季刊、そして休刊でやんす。」
やきう
「容赦ないな、博士。まるで末期患者の余命宣告やんけ。」
ずん
「じゃあ、雑誌を救う方法はないのだ?何か秘策があるはずなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「秘策でやんすか...。雑誌を救うには、まず読者が金を払うことでやんす。でも、無料のネット記事に慣れた現代人が、わざわざ金を払って雑誌を買うかというと...まあ、砂漠で氷を売るようなもんでやんす。」
ずん
「ボク、なんだか悲しくなってきたのだ...でも、小林よしのりはネットで頑張るんでしょ?それなら大丈夫なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすね。彼は既に新しいフィールドで活動してるでやんす。『おぼっちゃまくん』の新作も連載してるでやんすし、適応力は高いでやんす。恐竜が絶滅しても、鳥は生き残ったようなもんでやんす。」
やきう
「鳥って恐竜の子孫やろ?じゃあ結局、形を変えて生き残ってるだけやんけ。」
ずん
「形を変えて生き残るって、かっこいいのだ!ボクも将来、形を変えて生き残りたいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずんは今のままでも十分変な形をしてるでやんすから、もう心配ないでやんすよ。」
やきう
「草。確かにずんは既に進化の最終形態やな。これ以上変わりようがないわ。」
ずん
「...ボク、褒められてるのだ?けなされてるのだ?よくわからないのだ...」
でぇじょうぶ博士
「ところで、『ゴーマニズム宣言』の『ゴーマン』って、傲慢という意味でやんすよね。つまり、偉そうに意見を言う漫画だったわけでやんす。」
やきう
「ネットなんて、全員が偉そうに意見言うてるやんけ。今や全人類がゴーマニストやで。」
ずん
「じゃあ、逆に『ゴーマニズム宣言』は時代を先取りしすぎてたのだ!みんながゴーマンになる未来を予言してたのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ある意味そうでやんすね。ネットが普及して、誰もが自分の意見を発信できるようになった今、『ゴーマニズム宣言』は役目を終えたとも言えるでやんす。先駆者は常に時代に追い越されるでやんす。」
やきう
「哲学的なこと言うてるけど、要するに『もう需要がない』ってことやろ。」
ずん
「でもでも、プロの意見とネット民の意見って違うでしょ?やっぱりプロの方がすごいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それが現代の錯覚でやんす。ネット上では、プロも素人も同じ土俵でやんす。肩書きよりも、内容が面白いかどうかが全てでやんす。まるで、江戸時代の身分制度が崩壊して、皆が平等になったようなもんでやんす。」
やきう
「平等って聞こえはええけど、結局は無法地帯やんけ。誰が正しいかわからんくなるやろ。」
ずん
「じゃあ、これからは何を信じればいいのだ?ボク、混乱してきたのだ!」
でぇじょうぶ博士
「自分の頭で考えることでやんす。他人の意見を鵜呑みにせず、自分で判断するでやんす。まあ、ずんにそれができるかは別問題でやんすけどね。」
やきう
「無理やろなぁ。ずんの脳みそ、豆腐より柔らかそうやし。」
ずん
「ひどいのだ!ボクだって考えてるのだ!...たまにだけど...」
でぇじょうぶ博士
「『たまに』って自分で言っちゃうあたりが、もうダメでやんす。」
ずん
「それより、雑誌が月2回刊になったら、暇な時間が増えるのだ。読むものがなくなっちゃうのだ!」
やきう
「お前、『SPA!』読んでへんかったやろ。何言うてんねん。」
ずん
「...読んでないけど、なんとなく寂しいのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それが『失ってから気づく大切さ』でやんすね。人は常に、自分が持っていないものの価値に気づかないでやんす。まるで、健康な時は健康のありがたみがわからないようなもんでやんす。」
やきう
「いや、ずんの場合は最初から持ってへんやろ。失ってすらおらんわ。」
ずん
「むぅ...じゃあ、ボクも今からnoteで漫画を描くのだ!そしたら小林よしのりみたいに有名になれるのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やんすか...。まあ、noteは誰でも始められるでやんすからね。ただし、ずんの絵のクオリティだと、まず人間の形を描けるようになることから始めた方がいいでやんすよ。」
やきう
「棒人間すら描けんやろ、ずん。お前の画力、幼稚園児以下やで。」
ずん
「...じゃあ、文章だけ書くのだ!『ゴーマニズム宣言』ならぬ『ずんズム宣言』なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「ずんズム...。語呂が悪すぎて、誰も読まないでやんす。」
やきう
「つーか、ずんが宣言することなんてあるんか?『今日も働きたくない宣言』とかか?」
ずん
「それは毎日宣言してるのだ!...あれ?ボク、もしかして既にゴーマニストだったのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、ずんのはゴーマンじゃなくて、ただの怠惰でやんす。全然違うでやんす。」
ずん
「難しいのだ...。結局、『ゴーマニズム宣言』が終わるってことは、時代が変わったってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「やんすね。雑誌という媒体自体が時代遅れになり、個人が情報発信する時代になったでやんす。これは産業革命ならぬ、情報革命でやんす。工場労働者が機械に置き換えられたように、雑誌もネットに置き換えられたでやんす。」
やきう
「で、置き換えられた雑誌はどうなるんや?失業保険もらえるんか?」
ずん
「雑誌に失業保険は出ないのだ!...たぶん。」
でぇじょうぶ博士
「雑誌は静かに消えていくだけでやんす。誰も葬式を開いてくれないでやんす。まるで、昭和の名俳優が忘れられて孤独死するようなもんでやんす。」
やきう
「縁起でもないこと言うなや。せめて追悼記事くらい書かれるやろ。」
ずん
「ボク、やっぱり雑誌文化が終わるのは悲しいのだ...。でも、ボクはこれからもネットで遊ぶのだ!」