ずん
「京都の事件、めっちゃ報道されてたのだ。でも、なんかデマも多かったらしいのだ?」
やきう
「ワイもびっくりしたわ。容疑者が外国籍とか、警察が隠蔽してるとか、根も葉もない話がバンバン流れとったんや。」
かっぱ
「ほんまに酷かったな。被害者も容疑者も、関係ない人まで傷つけられとる。」
でぇじょうぶ博士
「まさに情報パニックでやんす。人間というのは、不確実な状況では、デマでも何でもいいから情報を求めてしまう生き物なんでやんすよ。」
ずん
「でも、なんでこんなにみんな騒いだのだ?他にも事件あるのに。」
やきう
「そら、幼い子どもが犠牲になったからやろ。みんな感情移入しやすいんや。自分の子どもやったらって考えてまうからな。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。心理学的には『利用可能性ヒューリスティック』と言って、身近に感じられる出来事ほど、実際の確率よりも起こりやすいと錯覚してしまうんでやんす。」
かっぱ
「テレビも煽りすぎやったな。容疑者が自販機で飲み物買うとか、そんなんどうでもええやろ。」
ずん
「たしかに!あれ何回も見たのだ。同じ映像ばっかりで。」
やきう
「視聴率稼ぎや。悲しい事件をネタにして金儲けしとるだけやで。ほんまクソやな。」
でぇじょうぶ博士
「メディアは『血が流れれば売れる』という鉄則を知ってるんでやんす。センセーショナルな事件ほど、視聴者の注目を集めるでやんすからね。」
かっぱ
「SNSも酷かったわ。憶測で犯人決めつけたり、デマ流したり。」
ずん
「でも、みんななんでそんなにデマを信じちゃうのだ?」
やきう
「確証バイアスや。自分が信じたい情報だけを信じて、都合の悪い情報は無視するんや。人間ってそんなもんやで。」
でぇじょうぶ博士
「まさにでやんす。特に不安や恐怖を感じているとき、人は『誰か悪い奴がいる』という単純な説明を求めてしまうんでやんす。外国人や『あいつら』を悪者にすれば、スッキリするでやんすからね。」
かっぱ
「それって、ただの差別やん。思考停止してるだけやろ。」
ずん
「じゃあ、どうすればいいのだ?デマに騙されないためには。」
でぇじょうぶ博士
「まず、情報源を確認することでやんす。公式発表や信頼できるメディアの報道かどうか。そして、感情的になっている自分に気づくことでやんすね。」
やきう
「無理やろ。ネット民なんて、感情でしか動かへんやんけ。」
かっぱ
「せやな。理性よりも感情が先に来るんが人間やからな。」
ずん
「むむむ...じゃあ、ボクたちはずっとデマに踊らされ続けるってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、そうとも言えないでやんす。一人ひとりが少しずつでも意識を変えていけば、情報空間全体も変わっていくでやんすよ。」
かっぱ
「まあ、でも何もせんよりはマシやろ。少なくとも自分だけは騙されんようにせんとな。」
ずん
「うーん...難しいのだ。でも、ボクは賢いエリートだから、きっと大丈夫なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「実際、自分は騙されないと思っている人ほど、騙されやすいというデータもあるんでやんすよ。」
ずん
「え...じゃあ、ボクも危ないってことなのだ?」
かっぱ
「気づいてよかったやん。自覚が第一歩やで。」
やきう
「まあ、完璧な人間なんておらへんからな。間違えることもあるやろ。大事なのは、間違いに気づいて修正できるかどうかや。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。今回の事件報道を見て、おいらたちも情報との向き合い方を見直すべきなんでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ...でも、テレビもSNSも見ないわけにはいかないし、どうすればいいのだ?」
かっぱ
「全部鵜呑みにせんことやな。複数の情報源をチェックして、自分の頭で考えるんや。」
やきう
「それができたら苦労せんわ。みんな忙しいんやから、簡単に情報を消費したいんや。」
でぇじょうぶ博士
「そこが問題なんでやんすよ。簡単に消費できる情報ほど、危険なんでやんす。ファストフードみたいなもんで、手軽だけど栄養がないんでやんす。」
ずん
「じゃあ、ボクたちはもっと時間をかけて情報を吟味しないといけないってことなのだ?」
かっぱ
「まあ、そういうことやな。面倒くさいけど、それが大人の責任ってもんや。」
やきう
「責任か...重い言葉やな。でも、確かにデマを拡散するのも、それを信じるのも、結局は自分の責任やからな。」
でぇじょうぶ博士
「そうでやんす。情報リテラシーというのは、現代社会を生き抜くための必須スキルなんでやんすよ。学校でもっと教えるべきでやんすね。」
ずん
「ボク、もう疲れたのだ...難しいこと考えるの嫌なのだ...」
やきう
「ほら、すぐそれや。思考停止するから騙されるんやで。」
かっぱ
「まあまあ、一気に全部変えるのは無理やから、少しずつやっていけばええんや。」
ずん
「そっか...じゃあ、まずは怪しい情報をすぐにリツイートしないようにするのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは良い第一歩でやんす!拡散する前に、ちょっと立ち止まって考えるだけでも違うでやんすよ。」
やきう
「せやな。考えるのが面倒なら、何もせんのが一番や。下手に動くよりマシやで。」
かっぱ
「消極的やけど、確かにそうやな。デマ拡散の加害者にならんだけでも意味あるわ。」
ずん
「わかったのだ!これからはもっと慎重に情報を扱うのだ!...ところで、容疑者って結局何人だったのだ?」