**ずん
** 「発酵ツーリズムだって?味噌汁で観光客呼べるとか、マジなのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「マジでやんすよ。外国人が『Umami』に感動して、発酵食品の聖地巡礼してるでやんす。まるで宗教でやんすね。」
**かっぱ
** 「ほんまかいな。ただの味噌汁やんけ。毎朝飲んでるワイは既に信者か?」
**やきう
** 「ワイはインスタントやけどな。でも外人ってホンマに味噌汁で感動すんのか?」
**でぇじょうぶ博士
** 「感動するでやんす。彼らにとって『だし』の概念は革命的でやんすからね。コンソメとは次元が違うでやんす。」
**ずん
** 「じゃあボクも味噌汁作って外国人に売りつければ億万長者なのだ!」
**かっぱ
** 「お前が作る味噌汁なんて誰も飲まんわ。毒見が必要やで。」
**やきう
** 「つーか、愛知が『うまみ県』名乗るとか厚かましすぎやろ。関西の出汁文化を舐めとんのか。」
**でぇじょうぶ博士
** 「まあ待つでやんす。愛知は八丁味噌の本場でやんすし、千葉は醤油とみりんで全国一でやんす。データ的には正当性があるでやんすよ。」
**ずん
** 「でもさ、発酵食品って臭いじゃん。納豆とかクサヤとか、あれで観光客来るのだ?」
**かっぱ
** 「お前の体臭よりマシやろ。発酵は文化やねん。臭いにも歴史があんねや。」
**やきう
** 「発酵ツーリズムて、要は酒蔵巡りの二番煎じやろ?目新しさゼロやん。」
**でぇじょうぶ博士
** 「確かに酒蔵ツーリズムの成功例を踏襲してるでやんすが、発酵は酒だけじゃないでやんす。味噌、醤油、みりん、漬物...バリエーションが豊富でやんすからね。」
**ずん
** 「じゃあさ、ボクの地元にも何か発酵食品あるかな?それで一攫千金なのだ!」
**かっぱ
** 「お前の地元?自販機しかない田舎やろ。発酵する前に腐るわ。」
**やきう
** 「でも正直、万博に発酵食品て地味すぎへん?もっと派手なもん出せや。」
**でぇじょうぶ博士
** 「派手さではなく、持続可能性でやんす。発酵食品は保存食として優秀で、SDGsにも合致するでやんす。まるで地味な優等生が実は世界を救うヒーローみたいなもんでやんすね。」
**ずん
** 「うーん...でもさ、結局観光客が来ても地元にお金落とすのだ?」
**かっぱ
** 「そら工場見学だけやったらアカンわな。お土産買わせて、食事させて、宿泊させて...全部セットや。」
**やきう
** 「要は搾り取る算段やんけ。まるで税務署みたいやな。」
**でぇじょうぶ博士
** 「経済活動でやんすからね。でも発酵食品は健康ブームとも相性がいいでやんす。腸内環境改善とか言っとけば、健康オタクが群がるでやんすよ。」
**ずん
** 「なるほど!じゃあボクも『発酵で腸活!』って看板出せば儲かるのだ!」
**かっぱ
** 「お前が発酵させるんは脳みそやろ。既に腐っとるけどな。」
**やきう
** 「ワイ思うんやけど、これ一過性のブームで終わるんちゃう?」
**でぇじょうぶ博士
** 「可能性はあるでやんすね。でも発酵食品は日本の食文化の根幹でやんす。一過性で終わらせないためには、ストーリー性と体験価値を高める必要があるでやんす。」
**ずん
** 「ストーリー性...?例えばどんなのだ?」
**でぇじょうぶ博士
** 「例えば、『300年続く蔵で職人と一緒に味噌を仕込む体験』とか、『発酵マイスターによる利き醤油ツアー』とか...まるでワイナリーのソムリエみたいなもんでやんす。」
**かっぱ
** 「なんや、ただの高級化商法やんけ。庶民には縁のない話やな。」
**やきう
** 「結局、金持ち外国人向けってことやろ?貧乏人は蚊帳の外や。」
**ずん
** 「じゃあボクは永遠に発酵ツーリズムに参加できないのだ...悲しいのだ...」
**でぇじょうぶ博士
** 「いや、地元民向けのイベントもあるでやんす。無料の工場見学とか、試飲会とか...ただしずんは試飲で調子に乗って出禁になりそうでやんすけどね。」
**かっぱ
** 「試飲で腹パンパンにして、買わんと帰るタイプやろ。最悪や。」
**ずん
** 「えっ、試飲って買わなくてもいいんじゃないのだ?ボク的には完璧な戦略なのだ!」