# ミネラルウォーターのペットボトル論争
洗う?洗わない?
ずん
「水で水を洗うって、完全に時間の無駄なのだ!ボクの貴重な時間を返してほしいのだ!」
でぇじょうぶ博士
「待つでやんす。口をつけたペットボトルは唾液から雑菌が繁殖して、まさに培養器状態でやんすよ。」
やきう
「はぁ?雑菌とか言うてるけど、ワイら毎日その口で飯食っとるやんけ。矛盾してへんか?」
ずん
「そうなのだ!やきうの言う通りなのだ!ボクの口は清潔そのものなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは違うでやんす。人間の口内には約700種類の細菌が生息してるでやんす。まさに動物園でやんす。」
やきう
「じゃあ博士、お前キスする前に口洗うんか?それこそ意味ないやろ。」
でぇじょうぶ博士
「おいらはキスの経験がないので答えられないでやんす...。」
ずん
「博士がモテないのはよく分かったのだ。でもリサイクル業者のこと考えたら洗うべきなのだ?」
やきう
「業者の気持ちとか知らんがな。そんなん言うたらコンビニの店員の気持ち考えて買い物するんか?」
でぇじょうぶ博士
「むむむ、それは極論でやんす。でも実際、ゴミ処理場の悪臭問題は深刻でやんすよ。」
ずん
「じゃあ割り箸も洗うべきなのだ?使い捨てマスクも洗うべきなのだ?」
やきう
「ずんええこと言うやん。結局、どこまでやるかの線引きがおかしいんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「確かにでやんす。合理性と衛生観念のバランスが人それぞれでやんすからね。」
ずん
「つまり元嫁さんは潔癖症だったということなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「潔癖症というより、おいらに言わせれば強迫性障害の可能性も...」
やきう
「博士、それ完全に素人診断やんけ。訴えられるで。」
ずん
「でも週に一回しか回収ないから、口つけたボトル放置するの気持ち悪いって意見もあるのだ。」
でぇじょうぶ博士
「それは分かるでやんす。でもミネラルウォーターは塩素がないから余計に菌が繁殖しやすいでやんす。」
やきう
「ほな水道水のボトルは洗わんでええんか?塩素入っとるから安心やな。」
ずん
「なるほど!じゃあボクは全部水道水を飲むことにするのだ!これで解決なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それはまた別の問題でやんす...。東京の水道水は美味しいけど、地域によっては...」
やきう
「結局どっちやねん。博士の話、いつも結論ないやんけ。」
ずん
「つまり、この論争に正解はないってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。価値観の相違でやんすね。科学的には口つけたら洗うべきでやんすが。」
やきう
「科学的にって言うなら、洗剤使わな意味ないやろ。水だけで洗って何になるんや。」
ずん
「確かに!水で水を洗うって、プールで汗流すようなものなのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それはちょっと違うでやんす...。でも洗剤を使わないと効果が薄いのは事実でやんす。」
やきう
「ほな洗剤使ったら、すすぎが必要やん。水の無駄遣いやんけ。エコちゃうやん。」
ずん
「やきうが急に環境派になったのだ!でもそれって結局、元嫁さんの行為を否定してるのだ?」
やきう
「否定も何も、離婚しとるやんけ。答え出とるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「確かに...。おいらの計算では、この夫婦の価値観の不一致率は97.3%でやんす。」
ずん
「博士、また適当な数字出してるのだ!でも価値観の押し付けはよくないのだ!」
やきう
「お前が一番押し付けがましいけどな。毎回自分の意見ゴリ押しやん。」
でぇじょうぶ博士
「まあまあでやんす。この論争の本質は、個人の衛生観念をパートナーに強要することの是非でやんすね。」
ずん
「難しい話になってきたのだ...。ボクはただ楽したいだけなのに...」
やきう
「結局それかい。お前、人生楽することしか考えてへんやろ。」
ずん
「当たり前なのだ!人生は短いのだ!無駄なことに時間使ってられないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「でも衛生管理は大事でやんすよ。おいらは毎日3回手を洗うでやんす。」
やきう
「3回って少なすぎやろ。お前、本当に研究者か?」
ずん
「そういえば博士、モテないのは手洗いの回数が少ないからじゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「...それは関係ないでやんす。おいらがモテないのは研究に集中してるからでやんす。」
ずん
「でも結局、この問題はどうすればいいのだ?ボクは洗いたくないけど、怒られるのも嫌なのだ。」
でぇじょうぶ博士
「簡単でやんす。一人暮らしすればいいでやんす。誰にも文句言われないでやんす。」
やきう
「ずんみたいな怠け者が一人暮らししたら、部屋がゴミ屋敷になるで。」
ずん
「ひどいのだ!ボクはちゃんと生活できる大人なのだ!」
やきう
「大人が『なのだ』言うか?お前、精神年齢5歳やろ。」
でぇじょうぶ博士
「まあ、この論争を見てると、日本人の清潔意識の高さが分かるでやんすね。」
ずん
「清潔意識というより、他人への押し付けがすごいのだ!自由にさせてほしいのだ!」
やきう
「自由って言うけどな、ずん。お前ゴミ出しルール守ってへんやろ。」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...。社会で生きる以上、最低限のルールは守るべきでやんす。」
やきう
「博士が説教とか珍しいな。よっぽどずんの態度が腹立つんやな。」
ずん
「ボクは悪くないのだ!社会のルールが複雑すぎるのが悪いのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは単なる責任転嫁でやんす。まるで子供でやんすよ。」
やきう
「子供っていうか、赤ちゃんやな。ペットボトル洗うのも嫌がるとか。」
ずん
「うるさいのだ!じゃあボクは今日から缶ジュースしか飲まないのだ!これで解決なのだ!」