ずん
「ねえねえ、アメリカとハマスが『やった』『やってない』で揉めてるらしいのだ。まるで小学生の喧嘩なのだ!」
でぇじょうぶ博士
「やれやれ...これは国際政治における典型的な情報戦でやんす。アメリカは『確かな情報』と言い、ハマスは『虚偽だ』と返す。まるで夫婦喧嘩で『証拠はあるのか!』『あるに決まってる!』とやり合ってるようなもんでやんす。」
やきう
「証拠も出さずに『確かな情報』とか言われてもな。ワイの彼女が『浮気してるでしょ!確かな情報があるの!』って言うてきた時と同じやんけ。」
ずん
「やきうに彼女なんていないだろ、嘘つくなのだ。」
かっぱ
「おい待てや。そもそもアメリカが『停戦違反を計画してる』って言うタイミングがおかしないか?イスラエルがガザ空爆した直後やろ?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんす。これは外交における『先制的正当化』という手法でやんす。要するに、イスラエルの行動を事前に正当化するための布石でやんすね。まるでボクシングで相手を殴る前に『こいつが先に殴ってきそうだ!』と叫ぶようなもんでやんす。」
やきう
「つまりアメリカはイスラエルの用心棒ってわけか。まぁ、中東でイスラエル失ったら石油利権全部パーやからな。」
ずん
「でも停戦してるのに空爆するって、それこそ違反じゃないのだ?」
でぇじょうぶ博士
「そこが国際政治の面白いところでやんす。イスラエルは『戦闘員に応戦した』と主張してるでやんす。つまり『向こうが先に手を出した』という理屈でやんすね。まるでいじめっ子が先生に『あいつが先にやってきたんです!』と言い訳するのと同じ構造でやんす。」
かっぱ
「ほんで真相は闇の中ってわけやな。どっちも嘘ついてる可能性あるやろ?」
やきう
「そらそうよ。戦争なんて情報戦が全てや。SNS時代になって誰でも情報発信できるようになったけど、逆に何が本当か分からんくなっとるわ。」
でぇじょうぶ博士
「その通りでやんす。現代の戦争は『物理的な戦場』と『情報空間の戦場』の二正面作戦でやんす。世論を味方につけた方が国際社会の支援を得られるでやんすからね。」
ずん
「じゃあボクたちはどっちを信じればいいのだ?」
かっぱ
「どっちも信じたらあかんやろ。両方とも自分に都合のええことしか言わへんねんから。」
やきう
「結局、遠い日本から見てる分には、どっちもクソやなとしか思えへんわ。ワイらには関係ないし。」
でぇじょうぶ博士
「それは危険な考えでやんす。中東情勢は石油価格に直結し、日本経済にも影響するでやんす。さらに国際秩序の在り方そのものが問われているでやんすよ。まるで遠くの火事だと思ってたら、風向きが変わって自分の家に燃え移るようなもんでやんす。」
ずん
「でも結局、ボクたちには何もできないのだ...」
かっぱ
「せやな。大国と武装組織の喧嘩に、一般市民が口出しできるわけないわ。」
やきう
「できるこというたら、ガソリン代上がる前に満タンにしとくくらいやろな。」
でぇじょうぶ博士
「情けないでやんすが、それが現実でやんすね。国際社会は『法の支配』と言いながら、結局は力の論理が支配してるでやんす。国連も無力化し、大国の拒否権で何も決められない。まるで壊れた信号機の前で事故が起き続けてるようなもんでやんす。」
でぇじょうぶ博士
「可能性は高いでやんす。そもそもこの『停戦』自体が一時的な休息に過ぎないでやんす。根本的な問題は何一つ解決してないでやんすからね。領土問題、難民問題、宗教対立...全部そのままでやんす。」
かっぱ
「要するに、また戦争再開するまでの準備期間ってことか。」
やきう
「それを『停戦』って呼ぶんやからな。言葉遊びもええとこや。」
ずん
「もう戦争とか停戦とか面倒臭いから、ボク、明日から『ずん戦』を宣言するのだ。誰とも戦わず、ただ布団で寝てるだけの戦いなのだ!」