# 出版4社 vs クラウドフレア社
海賊版サイト裁判の行方を語る
ずん
「なんか出版社がアメリカの企業をやっつけたらしいのだ!日本の出版社、強すぎじゃね?」
でぇじょうぶ博士
「やっつけたというより、法廷で正当な権利を主張しただけでやんす。クラウドフレア社というCDN事業者が、海賊版サイトにサービスを提供し続けたことが問題になったでやんす。」
やきう
「CDN?なんやそれ。カップデザインヌードルの略か?」
でぇじょうぶ博士
「違うでやんす!コンテンツ配信ネットワークの略で、世界中のサーバーにデータを複製して通信速度を上げる技術でやんす。まぁ、海賊版サイトにとっては宝の地図を配る郵便屋さんみたいなもんでやんすね。」
ずん
「じゃあその郵便屋さんが悪いってことなのだ?」
やきう
「ワイ思うんやけど、郵便屋さんって中身見ないやろ。それで責任取らされるんは酷くないか?」
でぇじょうぶ博士
「鋭い指摘でやんすね。でも今回のケースは、出版社が『これ海賊版ですよ』って通知したのに、クラウドフレア社が無視し続けたことが問題なんでやんす。しかも本人確認もせずにサービス提供してたでやんす。」
ずん
「あー、それはアウトなのだ。でも36億円の損害で5億円しか取れなかったって、計算おかしくね?」
やきう
「ホンマやな。約14%しか認められへんって、裁判費用でマイナスちゃうか?」
でぇじょうぶ博士
「そこが法律の難しいところでやんす。直接の侵害者じゃなく『幇助』だから、責任の範囲が限定されるでやんす。まぁ、泥棒を手伝った人と泥棒本人では、罪の重さが違うようなもんでやんすね。」
ずん
「じゃあ本当の悪者は海賊版サイトの運営者なのだ?そいつら捕まえればいいじゃん!」
でぇじょうぶ博士
「それが難しいでやんす。海賊版サイトの運営者は匿名性を利用して身元を隠してるでやんす。まるで忍者のように煙に巻いて姿を消すでやんすよ。」
やきう
「ほな、結局イタチごっこやんけ。海賊版サイトなんて潰しても潰しても出てくるやろ。」
でぇじょうぶ博士
「確かにそうでやんす。でも今回の判決は重要な意味があるでやんす。CDN事業者に『通知を受けたらちゃんと対応しろ』というプレッシャーをかけられるでやんすからね。インフラ側を抑えれば、海賊版サイトは機能しにくくなるでやんす。」
ずん
「なるほどなのだ。でもさ、そもそも漫画が高すぎるから海賊版が流行るんじゃないのだ?」
やきう
「それな。ワイも正直、全巻買うとか無理ゲーやわ。」
でぇじょうぶ博士
「おいおい、そういう発言は危険でやんすよ。創作者の権利を守らなければ、誰も漫画を描かなくなるでやんす。ただ、サブスクモデルとか、もっと手軽に読める仕組みが必要なのは事実でやんすね。」
ずん
「じゃあ出版社も努力が必要ってことなのだ。海賊版を叩くだけじゃなくて、読者が合法的に楽しめる環境を作るべきなのだ!」
やきう
「急に真面目なこと言い出してどうした。熱でもあるんか?」
ずん
「いや、ボクだって時々はいいこと言うのだ。...ところで博士、この判決でクラウドフレア社は日本から撤退するのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いや、それはないでやんす。クラウドフレア社は世界的な大企業でやんすからね。5億円程度じゃびくともしないでやんす。ただ、日本市場での対応は変わるかもしれないでやんすね。」
やきう
「結局、金持ち企業は痛くも痒くもないってことやな。これぞ資本主義や。」
ずん
「むむむ...じゃあこの裁判、意味なかったってことなのだ?」
でぇじょうぶ博士
「いいや、そんなことはないでやんす。今回の判決は他のCDN事業者への警告にもなるでやんすし、今後の法整備の基礎にもなるでやんす。一歩一歩前進してるでやんすよ。」
やきう
「まぁ、気長にやるしかないわな。ワイらが生きてる間に解決するかは知らんけど。」
ずん
「じゃあボクは今のうちに漫画読み放題サービスに加入するのだ!合法的にたくさん読めば、海賊版なんて必要ないのだ!」
でぇじょうぶ博士
「それは素晴らしい心がけでやんす。ただし読み放題サービスでも、作者への還元率が低いという問題があるでやんすけどね...」
ずん
「...ボク、絵心ないのだ。というか努力したくないのだ。でも漫画は読みたいのだ!この矛盾した感情、どうすればいいのだ!?」